「イギリスがコロナ規制撤廃」というニュースがあるが、厳密に言うと規制緩和です

新規感染者がいまだ1日あたり10万人出ているイギリスが、コロナ対策であるプランBを撤廃し、プランAに戻るということです。19日にジョンソン首相が英国議会で発言。

これによりマスク着用義務やワクチンパスポートが終了します。

イギリスのオミクロン株のピーク(20万人)を過ぎ、10万人まで減ったとの判断。日本から見ればまだ10万も出ているのにと思うかもしれません。イギリス国内でも全てから支持されているわけではなく、反対意見も多くあるようです。

今日はこのイギリスの判断について感じたこと等を書いていこうと思います。

イギリスはどう変わるのか

一部マスコミの記事が「イギリス コロナ規制撤廃」という感じの見出しで、いかにもコロナ対策をすべて廃止するかのごとく伝えていますが違います。 プランBを終了してプランAへ引き戻すということ。対策を全てやめるわけではありません。

イギリスが終了した対策(プランB)は以下のもの

  • 密な場所でのマスク着用義務
  • 在宅勤務ガイダンス
  • ワクチンパスポート

2021年12月8日より始まったプランBが2022年1月26日で終了し、27日よりプランAにロールバックします。

さらに感染者の隔離も3月24日に終了する。

勘違いしてはならないのは、コロナ対策を完全にやめたわけではないということです。コロナパンデミック以前まで戻るということではありません。プランAに戻ります。

手洗い、換気、陽性者は自己隔離など、ウイルス対策は継続するようにということ。ワクチン未接種の人々へは接種に前向きに取り組むように促しています。

密な場所でのマスク着用義務はなくなりますが、密になるような場所ではマスクの推奨ということ。

イギリスのプランB終了は正解なのか

このニュースで多くの人が,イギリスでは長く続いたコロナ対策がついに終わり、いよいよパンデミック前の生活に戻る、と勘違いしそうです。

先程も書きましたが、そうではなく、昨年末にプランAからプランBへ強化された対策が、プランAへ戻るということで、コロナ対策に対して「COVID-19と一緒に暮らすための長期戦略」という形ではなく、これは規制緩和です。

オミクロン株のピークは超えたとはいってもいまだ1日あたり新規感染者が10万人も出ているイギリスですが、弱毒化して死者も増えていない状態であれば、規制緩和は妥当かもしれません。

ただ、コロナ対策をやめるわけではなく、プランAで対策をやっていくということ。今後また変異株で驚異が出てくると再びプランBへ戻ることもあると思われます。

コロナの変異スピードは早く、オミクロン株の次に流行する変異株がどうなるかはまだわかりません。

日本ではオミクロン株は今爆発的に増えていて、いかに弱毒であろうが規制緩和は厳しい状態ですが、第6波のピークが終われば再び緩和となり、そのときに同時にコロナ感染症を5類感染症にするかを本格的に議論するのがベストなタイミングだと感じています。

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