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コロナ対策優等生の台湾やベトナムが日本と大きく違った点

現在新型コロナはUSではいまだに毎日2万人ペースで増え続け、ブラジルとインドではまだピークを過ぎていない。猛烈に増えています。

一方欧州ではほぼ落ち着いてきた感じです。

日本もよく抑え込みました。一時は専門家から欧米のようになるなど言われた時もありましたがなっていません。よく抑え込んでいると思います。

しかし台湾やベトナムは日本より遥かにすごいレベルで封じ込めています。新規感染者ゼロの日が多い。これにはなにか違いがあるはず。

台湾とベトナムのコロナの状態

台湾

人口が2,400万人近い台湾。米国ジョンズ・ホプキンズ大学のシステム科学工学センター( Johns Hopkins CSSE )の2020年6月05日23時時点の集計によれば、累計感染者数は443人、累計死者数は7人

海外で感染して帰国した例を除くと、新規感染者は54日間連続でゼロ。新規感染者はピーク時で26人、27人の日もあったがそのほとんどが海外で感染した帰国者。人口2,400万人近いということを考えても、これは正直すごいです。

ベトナム

一方ベトナムは人口約9,500万人。米国ジョンズ・ホプキンズ大学のシステム科学工学センター( Johns Hopkins CSSE )の2020年6月05日23時時点の集計によれば、累計感染者数は328人、累計死者数はゼロ

3月に感染者数が伸びてピークが来ましたが最大でも19人。4月4日には新規感染者3人とほぼ落ちついた。

4月中旬以降の新規感染者は5月7日に17人、15日に25人という日があるものの、その日以外は極めて少ない。そして5月19日以降はゼロまたは1人でずっと推移。人口の多さを考えると驚異的です。

累計感染者数が少ないのはベトナムは日本より高齢者が少ないせいだと思う人もいるかも知れません。累計死者数に関してはそれもあるとは思います。日本の死者数の大半は60歳以上です。

しかし累計感染者数に関して言えば、日本は20代の感染者数だけでも2,800人近くいます。日本は0–29歳の累計だと3,500人ほどになります。これだけでもベトナム全体の328人を遥かに上回っています。

台湾の対策

SARSの失敗の経験が確実に生きた。官僚は医師出身。

新型コロナの情報を早く掴んで初動が早かった。

これにより海外からの入国の水際対策が間に合った。
帰国者は14日間隔離。違反者は罰金。

2月6日、中国からの入国を制限。3月19日にはすべての国からの入国を制限。

マスク対策も早期に始め、マスク不足を乗り切った。

国民の日常生活も不便と引き換えに厳しいチェック。

台湾の場合、感染者の多くは海外で感染し、帰国した人であり、国内における感染拡大が殆どない。

やはり初動の早さは大事。小さな芽のうちに摘んでおく。

ベトナムの対策

国内新規感染者が1日1–3人しかいなかった2月1日の段階で早々と非常事態宣言。

国内新規感染者がまだ一桁という3月の段階からすでに食料や医療施設など生きていくために必要なサービス以外は休業要請。

3月18日より外国人入国禁止。

1日あたりの新規感染者数が10数人と少ないにもかかわらず、4月1日から15日までバスやタクシー、観光車両、旅客運搬列車・船舶の運行停止。外出自粛の徹底。→4月22日まで延長。

4月17日は新規感染者がゼロへ。以降は2回だけ十数人という日はあるものの、ほぼゼロ人をキープ。

情報開示が充実。インターネットの特設サイトで感染者の年齢や病状などの情報、また感染日時や場所を地図で閲覧できる。

台湾、ベトナムは先手必勝

台湾、ベトナムは、とにかく初動が早い。

感染者が非常に少ない初期の段階で早々と動いたこと。

これが徹底的な差になったのではないかと思いました。

日本は初動が遅かったと国民からよく言われる、しかしベトナムのように仮に1日の感染者数が1-3人の早い段階で緊急時代宣言を出していたらどうなっただろうか。

武漢からの帰国便をまず1便目から強制的に2週間隔離が必要でした。しかしあのころは帰国者に対して2週間隔離するべきという言葉に対して、これを心無い発言としたニュース記事もありました。

コロナ騒動になる以前にも帰国者や旅行者がいたわけで、1月末辺に緊急事態宣言を出していれば少なくとも国内での感染拡大は今より遥かに少なかったでしょう。

検査は任意で、武漢帰国1便目は検査を拒否した人もいました。こういった段階からもうだめでした。国民の理解と協力が足りなかった。

一番大切な初期の段階での処置が出遅れました。

早期対策あるのみ、しかし

私はこのサイトで緊急事態宣言のタイミングは適正だったと思うと書きました。今考えると結果的に遅かったと言わざるを得ません。

しかし早期に行う制限は、もしかしたら不要であるかも知れない経済ダメージと表裏一体の一面もあると思います。

台湾は中国国内の情報には敏感であり、情報が早い。さらにSARSが広がった経験があり、未知のウイルスに対しては国民を含め非常に警戒していたのが良かったと思います。

ちなみに台湾は非常事態宣言を出さず、徹底した対策で乗り切りました。

新型コロナは前回のSARSとも違う新型ウイルスであり、1月の段階では世界的には感染力や毒性などはまだよく分かっていなかった部分も多かったが、台湾やベトナムはこの段階で早々に危機だと判断した。

たしかに今回のように結果的に世界的なパンデミックとなった場合だとその判断は正しかったとなります。

しかし、これがもし比較的大きくならないで終息するレベルの軽い規模の感染症だった場合、感染者が急増するようなものではなかった場合、過剰な対策は国民から無駄に経済を悪化させたとしてかなり叩かれるでしょう。

早期の判断は、もしも世界ですぐ終息する大したことがないウイルスだった場合、無駄に経済ダメージを受けることになります。

しかし台湾はSARSが拡大した過去があるので、国民の理解や協力は得やすかったと思います。医師出身の閣僚の判断も良かったと思います。

SARS患者が一人も出ていなかった日本が台湾のように早期に厳しい対策をやっていたとしても、なかなか国民から理解は得られなかったかも知れません。

これから

日本は国内の自粛要請タイミングなどはなんとも言えませんが、少なくとも海外からの入国などの水際対策は遅かったし甘かったと言わざるを得ません。国会内でも対策関連の議論で揉めまくり。

厚労省も初期の段階では、新型コロナが我が国では人から人への持続的感染は認められてないというメッセージを出していましたし、そこに甘さがあったのかも知れません。

新型ウイルスは今回が最後ではなく、将来も必ず来ます。

今後しっかり対策を振り返り議論して、教訓を活かせるようにしてほしいと思います。

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