サイトのカテゴリを見直し、作り直して整理しました。

東京五輪マラソンで沿道に大量の観客、だがこれを防ぐ方法はあった

東京五輪のマラソンは8月8日に札幌で行われたが、コロナが蔓延しているとあって、組織委員会は沿道ではなく自宅での観戦を呼びかけていたが、その甲斐なく場所によっては大量の観客で埋め尽くされ、大きな声で声援を送っていた。

ただ沿道の応援が法律で禁止かというとそうではない。だから見てはいけないとは言えない。

日本は高いモラルとマナーがいい国で世界的に評判はいい。しかしこの沿道の大量の観客が世界中にテレビ中継されてしまい、日本は恥をかいてしまった。

本当であれば五輪は自宅観戦という流れになり、自粛効果を生み、それはコロナの感染予防へ繋がります。

ところが、赤信号 皆で渡れば 怖くない という感覚なのか、自粛で人は少ないだろうから自分ひとりくらいなら大丈夫だろう、という感覚なのか、コロナに対する危機感が無いのは政府などではなく観客の方だった気がします。

ただ、この沿道の観客をがっつり減らす方法はあったんです。

スタート時刻を午前2時30分にする

観客を減らす方法は簡単です。

スタート時刻を午前7時ではなく、午前2時30分にしておけばよかったのです。

午前7時スタートだとゴールは9時10分から30分となります。やっぱりね、ひとが起きている時間はダメ。7時過ぎなんて人がどんどん増える時間帯です。

しかし午前2時30分スタートであればゴールは4時40分から5時00分。ちなみに札幌の8月8日の日の出時刻は4時32分。まさに深夜から明け方のレースで、これを起きて応援へ来る人は余程モノ好きな人になるでしょう。

さらに気温も低い時間帯で、日差しを浴びることがないため体への負担が少ない。交通量も少ない時間帯なので、交通への影響も少ない。

沿道のフェンスを高くして見えなくする

もう一つの方法は沿道のフェンスについてです。

早い話、沿道へ来ても見えなければいいわけです。

今回の沿道のフェンスはたかだか1m程度高さで、向こうが見える柵です。

これを2mほどの高さのガードフェンスで向こうが見えなくするのです。

高い壁を脚立使って見ようとするもの好きはごく一部でしょう。

ただ、オリンピックの閉会式で競技場内へは入れないのに競技場周辺に大量の人が押し寄せていた。会場の音を聞くつもりだったのか、花火を見るつもりだったのか、競技場から選手のバスがでてくるのを見たかったのか、近くで雰囲気だけでも味わいたいと思ったのかは分かりません。

フェンスを高くするということは、観客の乱入などのトラブルを回避できる利点もあります。

オリンピックで実際にそういう事件はあります。2004年アテネオリンピックの男子マラソンではトップを走っていた選手が乱入者によって抱きつかれて妨害される事件がありました。

今回はオリンピック反対が多い中で押し切っての開催ですので不安は大きかったです。沿道の警備員も少なかったので、大丈夫かな?という印象はありました。ただ、何もなくてよかったです。

フェンスを高く見えなくすることで、観客を減らす、安全性という2つのメリットがあります。

人が少ないコースを取るべきだった

3つ目の方法は開催よりずっと前からやらないと出来ませんが、コースです。

コロナパンデミック中の開催で無観客を目指しているなら、そもそも人が集まる札幌市内のど真ん中である必要はなかった。郊外にコースを取ればよかった。

現地で誰も見ない設定なら札幌市内のど真ん中でやる意味はなかった。それとも映像だけでも札幌を紹介したかったのだろうか。

マラソンは土日ではなく平日に行う

マラソンは女子が8月7日(土曜)、男子が8月8日(日曜)と土日に合わせていましたが、これが沿道観戦者を増やす要因でもあった。

土日ではなく平日の深夜に行えば良かったのだと思う。

しかし平日深夜に行うと、沿道だけではなく、テレビ・ネット観戦も減ってしまうデメリットはある。

コロナ感染防止を考えると、人が多い土日ではなく平日にスケジュール調整するのはありだったかもしれない。

パラリンピックマラソンは東京だよ

午前2時30分のスタートと、沿道に高いフェンス。この2つで沿道の観客はよほど物好きでない限りはほとんどいなかったはずです。

沿道の観客問題だけでなく、暑さへの問題も考えれば、深夜スタートの日の出ゴールは理想ではないかと思います。

パラリンピックでも9月5日(日)6時30分スタートでマラソンがあります。今度は札幌ではなく東京で行われます。

札幌で分かったように、やはり「自宅で観戦を」という呼びかけを無視し沿道で応援しようとする観客は多いでしょう。閉会式の競技場外の大集団を見る限り、情けないことですが、札幌より遥かに多いでしょう。

ただこれは法律違反ではありませんし、止める手立てはありません。

しかし、深夜から明け方のレースにし、高いフェンスで見えなくすることで大幅に減らすことは可能です。さらに選手の熱中症のリスクも減らします。

そして、そもそも無観客なら札幌市内中心部にコースを作る理由なんてなかった。

ただ、国内でのテレビ・ネット視聴率は少なくはなるでしょうか。海外は国によっては時差で視聴率が上がるかもしれませんが。

タイトルとURLをコピーしました