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AmazonでCPUを買ったが中身なしが送られる報告多発!開封時は証拠動画撮影必須か

ことの始まりはAmazonでAMDのCPU(パソコンの部品)を購入した人が箱を開けた所、中身のCPUだけ抜き取られていたケース。これが1件だけではないのだ。

Amazonレビューや、被害を受けた本人のツイッターを見る限り、どうも嘘ではない感じがしました。

これがメディアでも取り上げられ、ツイッターなどネット上で話題となっています。Amazonの対応次第ではさらに炎上すると思います。

問題のCPUはAMD Ryzen5 3600

問題となったCPUの商品リンクはこれ。

AMDのRyzen5 3600だ。被害レビューを表示するには「すべての批判的なレビュー」で並び替えると多く出てくるが、被害の報告は数えた感じでは5件ある。全部2021年に購入した人だ。

なお、ツイッターでも被害報告がある。

経過の状況が詳しく、真実味を感じます。クレームのために立ち上げたアカウントでもないのでなおさら信頼性は高い。普段はプログラミングのツイートをしている方です。

さらにもうひとりいます。ゼウスさんのツイート。

普段はフォートナイトのツイートをされている方で、クレームのために作られたアカウントではないので信憑性は高い。

被害の概要

kumakumaさんのここまでの流れです。

  1. 2021年10月21日 Ryzen5 3600をAmazonで購入し開封したらCPUファンしか入っていない。シールが開けられセロハンテープで止めたあとがある。
  2. 返品をして交換。
  3. また中身が抜かれたものが届く。
  4. 11月2日、電話で返金手続きをする。返金OKだった。
  5. 11月2日、その後メールが来てやっぱり返金しないと断られる。

ちなみに出荷元・販売元はアマゾンジャパン合同会社。

ゼウスさんのここまでの流れです。

  1. 2021年10月29日、Amazonで購入したRyzen5 3600を開封すると中身が抜かれていた。
  2. すぐに必要なので一つ追加購入する。
  3. 最初の購入分は返金手続きをし、Amazonギフトで返金されることとなる。Amazonからは発送時の重量は620gだったという返答。しかしゼウスさんが測ると590gだった。
  4. 10月31日に追加購入分を開封するとまたもや中身が抜かれていた。
  5. 連絡すると調査に2週間かかると返答される。
  6. また一つ追加購入。
  7. 11月2日、追加購入分を配送業者立ち会いのもの開けると中身は入っていた。
  8. 2021年11月9日のツイート時点ではまだ返金されていない状態。

考えられる原因は?

考えられる原因は5つ

  • 中身が入っていないという報告が自作自演だった。
  • Amazonが返品された開封済みの空箱を、新品として使い回しをしていた。
  • Amazonの従業員に中身を抜き取った者がいた。
  • 配送業者が中身を抜き取った。
  • Amazonが商品を仕入れた時点で空箱だった。

可能性としては、報告の自作自演は考えにくい。報告数が1つではないこと、ツイッターで詳しくツイートされている。それはクレームのためのツイッターアカウントではないこと。

配送業者が中身を抜き取る可能性も薄いと思う。なぜならAmazon発送の商品は中身がわからないからだ。中身がわからないのにピンポイントにCPUを狙うことは物理的に不可能だと思う。ただ、一度目の抜き取り成功した場合、同じ配送先がターゲットになる可能性はある。

シュリンク包装や衝撃吸収材が入っていなかったことから、どこかの時点で何者かが一度開封して盗んでいる可能性を考える人がいるかも知れないが、シュリンクも衝撃吸収材もない状態で中身の入った商品が届いているレビューもあるのでそれはないだろう。

Amazonの従業員に中身を抜き取る者がいた可能性?Amazonには重量検品があり、発送前に重量チェックされる。これは620gあって問題がなかったという返事だ。しかしゼウスさんのツイートでは送られてきたものは590gだったらしい。

ということは、重量検品に不正や手抜きがあったか、検品後のあとに抜き取られている可能性が考えられる。または配送業者が抜き取ったか、購入者の自作自演という可能性。ただしツイートを見る限り自作自演だとは思えない。

Amazon返品システムを悪用した悪意のある購入者が中身を抜いて返品をし、Amazonが中身を確認せずに新品として使いまわして販売していた可能性。ただ、検品重量と商品到着時の重量に違いがあるので、この可能性も間違っているかもしれない。

それに問題の商品はCPUだけが抜かれているのではなく、CPUを商品箱に入れるときの透明プラの台座もない状態。返品目的ならCPUだけを抜いていいはず。透明プラごと無いということは、抜き取りに時間がない者の仕業も考えられる。

問題はなぜ旧型のRyzen5 3600が狙われるのか。Ryzen7でもない、最新の5000番台シリーズでもない。なぜかRyzen5 3600なのだ。

もし返品使い回しが常態化しているのなら問題

Amazonで購入したら開封済み商品が送られてきたというツイートやレビューは膨大にある。

これがCPUのように商品箱に不正開封防止の特殊なシールで封印されている商品の返品されたのを新品として平気で使いまわしているのならかなり問題です。

CPUの場合、Amazonの返品ルールでは開封済みでも商品到着から30日以内なら返品は可能。客都合の返品の場合、未使用未開封なら全額、開封済みなら50%が返金。

調べるとAmazonへ返品されたものは業者に売却されているらしい。しかし実際には開封品が送られてきた報告は多い。真実はどこにあるのか。

これは衣類やシューズならまだ納得できるが、特殊な封印シールがあるCPUなどは一度シールを剥がすともはや新品ではない。ただし、全く同じシールで二重貼りしたものはメーカー側の抜き取りチェックだったりするので問題はない。

しかし封印が切られ、市販セロハンテープなどで止められたものは第三者が開封したものであり明らかに異常で新品とは言えない。

ただ、Amazonが返品された開封済みのCPUの商品をチェックもせずに新品として使いまわしていたかはこのトラブルが解明するまでは不明です。

消費者が出来る対策は?

一つは開封時の証拠動画撮影。静止画写真はダメだ。自分で抜き取った自作自演なのではないかと疑われる。動画がベスト。ダンボールを未開封であることがわかるように上下のテープをきちんと撮影してから開封するのが安全かもしれない。

もう一つは信頼おける家電ショップまたはパソコンショップの通販から購入すること。こういったショップの場合、Amazonのように返品まみれではないし、取り扱いも梱包もかなり丁寧だ。価格.comから商品を検索して探せば多く見つかる。

一番確実なのは、家電ショップやパソコン店へ出向いて直接買うこと。これだと確実。心配ならレジで精算したあとにその場で開封チェックすればいい。

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