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「汚部屋」だった私が一転「綺麗部屋」となり、物を持たない生活へなった話

部屋が散らかる癖がある人に対して、治す方法や綺麗にするコツなど様々なサイトで紹介されているが、以前まで散らかしまくっていた私から見たら、正直そんなことでは治らないです。

散らかし病は一度綺麗にしても必ずまた元へ戻るから厄介なのだ。

よって効率的な片付け方や片付ける習慣などを紹介しても意味がないのだ。

もともと私は中学生頃から散らかす系だった。それは大人以降も続いた。綺麗に掃除してさっぱりした部屋になる何度もあったが、気がつけばまた散らかり放題元通りなのだ。

学校から帰宅したり仕事から帰宅したり、帰宅後疲れた状態では何もしたくないという感覚。いつでも出来るから後でいいや、という感じ。気がついたら山盛り散らかってきて、そろそろ片付けるか・・となっていた。

しかしそういう私があるきっかけでパッタリ散らかりぐせが治った。パッタリだ。

治ったキッカケはニコ生配信者の片付け。

その話を書いていこうと思う。部屋が散らかる人は一つの参考として読んで欲しい。

変わったきっかけ

私が変わったのはあるニコ生の配信者がきっかけ。

その配信者は高校生で親とうまくいっておらず、泣きながら愚痴配信が多かった。卒業後すぐに家を出ていきたいと言っていた。

彼女は最初の泣き配信の翌日から毎日のように部屋を片付けるツイートが。どんどんものが減っていき、ついにはベッドまで捨てて、本棚もガラガラ。洋服も2着ほどまで減らし、持ち物全部合わせてスーツケース1個分ほどまで減っていた。

更には壁と窓枠まで塗り替えていた。ここまでスッキリするとホテルへ泊まりに来た旅行者状態だ。

彼女曰く、片付けや掃除が趣味になった。ということらしい。当時の私からみればショックだった。あそこまで減らすと散らかしようにも散らかすものがない。

私自身、散らかるのにはうんざりしている反面、片付けるのはだるくて行動にまでは起こせなかった。しかしその配信者の影響で片付けるのが楽しそうに思えてきた。物が殆ど無いという、その人生のリセット感が羨ましかった。

整理整頓ではない、持ち物をとことん捨てて身軽になればいいのだ、という気になった。とにかく思い切って捨てればいいのだと思った。

それに災害など何かあったときには物が少ないほうが有利だ。

それから物を減らす毎日が始まった

↑実際はこんなレベルではない。足の踏み場なんてあるわけがないレベルだった。

私は海外旅行へ行くことが多かったが、ホテルの部屋のあの「片付いた部屋で家具以外に私物がない感じ」が快適だった。ところが旅行から帰ればまた汚い部屋へ戻り現実を見た。いつかホテルのようなキレイな部屋を再現したいという気はあった。しかし今まで行動に移せなかった。

しかし配信者の片付けが転機、きっかけとなり、物を減らしていく毎日が始まった。目標はスーツケースに私物が全部収まる状態(家具など除いて)まで、ということに設定したのでかつてない感じで思い切ってバッサリ捨てていった。

(ただ、実際はさすがにそこまでは捨てていない、あくまでも目標。)

それから私は暇さえあればゴミ袋に詰め込んで捨てるのが趣味になってしまった。整理整頓ではない。「捨てる」「減らす」だ。ゴミ出し日に毎週2-4袋ずつ捨てていった。一気にではなくボチボチと確実にやった。

スーツケース一個分まで減らすんだ!という目標を掲げると、捨てることへの抵抗がなくなった。とにかく捨てて捨てて捨てまくった。

もう捨てるのが楽しくて、物が減るのが楽しくて、小さな家電やコード類も回収ボックスへ、とにかく暇さえあれば捨てた。部屋がきれいになるほど体も健康になっていく気がした。

ゴミ箱も新しくしてゴミを捨てるのが楽しくなって早くゴミ箱を満にしたくなった。

その結果きれいに片付いた。昔は一度綺麗に片付けてもしばらくしたらまた戻っていたが、今は綺麗なまま。これもあの配信者のおかげ。

捨てるものがなくなると、テーブル、椅子、布団、毛布、室内灯、カーテンをお洒落に交換したくなって全部捨てて買い替えた。ベッドは買い換えずに捨てた。ベッドに関しては、捨てる時、外に出すのが大変だったので二度と買いたいとは思わなかった。

以前と比べて何が変化したかと言うと、とにかく「物を持たないスタイル」が私のポリシーになったこと。物が増えることが嫌になった。そして部屋を飾ることへこだわりを見出したこと。このせいで再び散らからなくなった。

これはある意味「断捨離依存症」を心配する声があるかもしれない。しかし断捨離依存症は生活に必要なものまで捨てることで支障が出るレベル。私はテーブルや椅子や一切の電化製品までない生活は望まないし、そこまでは程遠い。家具類は捨てたけど新しいのを買った。

私の場合はホテル部屋のように、家具は揃っていて私物がないすっきり感がある環境の再現がしたいのだ。

つまり私は断捨離依存症ではなくミニマリストのさらにゆる型なのだ。物を持たないコンパクトな暮らし。これが災害が多い日本には適していると感じる。

今後の予定

棚の持ち物を更に減らし、棚を買い換える。

元本棚で使っていた棚はもう本は殆ど無い。CDとDVDが300枚か400枚ほどあるがこれをなんとかしたい。邪魔でしか無い。正直もう何年も聞いてないし見ていない。

紙媒体を完全にゼロにする。

紙媒体は本当に邪魔なので出来る限り捨てたがアルバム類が残っている。近々フラッドヘッドスキャナーを買って卒業アルバム類、家電の説明書類、本、これらを全部デジタルPDFファイル化して、紙媒体をすべて廃棄する予定。デジタルにすれば外付けSSDやHDDたった1個にすべて収まる。

デジタル化は部屋が散らからないのだ。

そもそも災害などがおきて避難することになれば大量の紙のアルバムなど持っていけない。しかしデジタル化しておけば外付けSSDを1個をポケットへポンと入れて避難所へ向かうだけ。

デジタル生活はコンパクトな生活が可能だ。溜め込むのは保存食・水・トイレットペーパーやティッシュペーパーなど。

最終的に目指すのはデジタル環境と備蓄食糧だけは充実させる。PCやモニタや外付け周辺機器は豊富に揃える。それ以外は徹底的に減らす。ちなみにテレビはもともと無いし必要ないので買わない。

変わったポイント

人によってきっかけは違うかもしれません。これは私のパターンです。

  • 基本的に物を持たないことにした。
    →デジタル機器だけ例外。
  • 部屋を飾ることへこだわるようになった。
  • いつでも引っ越せる状態にしておきたかった。
    →片付いていると引っ越ししやすい。
  • 掃除が趣味になった。
    →空気清浄機、電動シュレッダーの購入、掃除機買い替え(予定)、新規ゴミ箱の購入。
  • 紙媒体は、物が増えるし散らかるのでなくす。
    →デジタル化で散らからない。

つまり
物を持たないこだわり
部屋を飾るこだわり
デジタルへのこだわり
です。

やはり部屋のカスタマイズなど何かこだわりがないとダメです。さらに、元へ戻ることが怖くてこまめに掃除・捨てるようになった。

物を持たない主義に楽しさを見出したことは、長年変わらなかった散らかす病気を完全に打ち消してくれた。

整理整頓というスタイルではなく、生活に最低限もの(デジタル以外)を残して全部捨てる。物が少ないと整理整頓しやすい。

部屋を綺麗にする道具、空気清浄機(これは前からあった)、電動シュレッダーを買った、ゴミ箱を新調、掃除機(買い替え予定で楽しみ)と、これらも綺麗にすることを楽しくする要因となっています。

つまり掃除が趣味になった。掃除機をかけて紙パックにゴミが溜まっていくのが嬉しい。空気清浄機のフィルターが詰まっていくのが嬉しい。

今では「掃除機使いたいのでどっか散らからないかな」という気持ちになってしまった。汚れるのが嬉しくて、ちょっとでも汚れたらすぐに掃除というパターン。きれいになる変化にハマった。

私はある意味おかしいかもしれない。しかし、綺麗にすることへ喜びを感じている今は、おそらく二度と汚部屋には戻らない気がする。

スッキリした部屋に、パソコン機器がガッツリと揃っている、というのが私の理想。

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