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受験に仕事に役に立つ!ネトゲ廃人に学ぶ勝負へのこだわりと執念

ネトゲ廃人はゲーム依存症といわれ、社会的生活に支障をきたすインターネットゲーム障害として20年ほど前から深刻な社会問題となっています。

しかし、ネトゲ廃人のような勝負へのこだわり・執念の方向が受験に向けられれば高校や大学受験は必ず合格しますし、仕事へ向けると会社の業績が上がります。

ネトゲ廃人は社会的に悪く言われますが、彼らから学ぶこともあるということを記事にしました。

ネトゲ廃人とはなにか?

ネトゲ廃人とはなにか?

ネトゲ廃人とは、一般的には「ゲーム依存症」と言われ、社会生活に支障をきたしたインターネットゲーム障害のこと。

しかし起源をたどるとそもそも「ネトゲ廃人」という言葉はネットスラングであり、僕が2007年に初めてMMORPGのレッドストーンをやったときにはすでに「廃人」という言葉がゲーム内のチャットで頻繁に使われていました。

余談ですが、日本では2005年に正式サービス開始したレッドストーン(韓国のL&K社のゲーム)では「廃人」という名前のボスキャラがいて、この廃人を狩るためのPT(廃人狩りPT)も存在しました。僕がプレイし始めた2007年にはこの「廃人」というMOBの名前はすでに「アライブコープス」に変更されていました。

まあこのキャラ名が起源かどうかはわかりませんが。ヤフーの知恵袋には2005年の時点ですでに「ネトゲ廃人とは何か?」という質問があります。つまりMMORPGが流行り始めた2004年くらいからすでに「ネトゲ廃人」が使われていた可能性があります。

ゲーム内のチャットでは「廃人」というとただのゲーム依存症プレイヤーのことではありません。

ゲーム内では「廃人」というと、ネトゲ依存症と言うだけにとどまらない。正式サービス開始と同時に、常識ではありえないほどの速度でレベルを上げ、鯖内に数個しか存在しないであろうチートクラスの神品装備を全身にまとい、レベルも強さも桁違いに強く、鯖内で上位ランク争いをしている人たち。

つまり高額課金するだけやプレイ時間だけが長いだけの一般プレイヤーが一生たどり着けないような領域にいるプレイヤーです。「廃人様」という言い方もされていました。

この記事ではMMORPGのゲーム内で使われていた「(ネトゲ)廃人」の意味合いで記事を書いていきます。

ネトゲ廃人の勝負へのこだわり

ネトゲ廃人と言えば昔MMORPGによくいました。MMORPGとはネットを介して同じ世界で多人数が同時にプレイできるロールプレイングゲームのこと。ネトゲ廃人が今でもいるのかは知りません。

当時のネトゲ廃人は人生のすべてをそのゲーム一つに注いでいました。そこにあるのは絶対に負けられない戦い。

ネトゲ廃人の特徴

  • これは遊びではない。
  • ありえない速度でレベルが上がっていき、止まることがない。
  • 毎日20時間365日無休プレイ。年末年始も関係ない。
  • PCは24時間つけっぱなし。メンテ以外ログアウトしない。
  • 一つのゲームにアカウントを10個も20個も作る。
  • 複垢でログインプレゼントやイベントアイテムを大量にごっそりいただく。
  • 素材集め・クエ用などのキャラを複垢でキモいほど増産する。
  • アカウント複数同時起動で何枚ものモニタで監視。
  • 鯖内に数個しかないような神品装備で全部位を固められている。
  • 課金ガチャでしかでない超貴重品を引いたプレイヤーがゲーム内で出品すると最速で購入。
  • 休憩は負けである。食事やトイレ、風呂や寝る時間も惜しむ。
  • リアルは一切捨て、ゲームに人生の全てを注ぐ。
  • 廃人ばかりを集めた精鋭ギルドを作る。
  • 最高効率が出る狩場はギルメンと協力しながら24時間張り付いて独占。
  • 公式サイト、攻略サイト、5ch、あらゆる手段でゲーム情報を収集。
  • 長時間やるだけではなく、戦略や考察が得意である。
  • ゲーム考察や功績を綴ったブログを書いている。
  • 勝つためには手段を選ばない(バク利用、RMTなど不正行為)。

廃人はとにかく「勝ち」への執念がやばい。たかがゲームでここまでムキになる必要があるのか?というくらいで、ときにはゲーム内で喧嘩をしたりトラブルを起こす人もいる。さらには、ゲームバクを利用してアイテム増産したり、RMTをしたりしてアカウントBANされる廃人もいる。

廃人に「たかがゲームなのにそこまでムキにならなくても・・・」というとこういう言葉が返ってくるのだ。

これは遊びじゃないんだよ!

廃人にとってネトゲとは「人生をかけた戦い」なのである。プレイではなく作業。休憩も終わりもない作業。

廃人のレベ上げは止まることがない。どんな狩りにくい狩り場でも、心が折れそうなほどレベルが上がりにくいレベル帯であろうが、彼らは全く関係なく停滞することなくレベルが上がり続ける。

廃人様に壁は存在しない。

装備品も抜かりはない。課金ガチャで超低確率でしか出ない貴重品を引いたプレイヤーがゲーム内で出品すると、超高額ゴールドにも関わらず速攻で購入してしまう。

廃人様はチャンスを逃さない。

ネトゲ廃人はゲームを楽しんでいるのか?いや彼らは楽しめてはいない。勝たなければいけない義務感が作業を止めさせない。止まったら負ける。トップになるか、体が壊れるか、である。

社会人や受験生はやる気がぬるい

ネトゲ廃人は、社会では「ゲーム依存症」として低く評価されているが、勝つために究極を突き詰めているネトゲ廃人に対し、(こういうと怒られるかもしれんが)現実世界の学生や社会人からはやる気が感じられない。

華の金曜日、月曜病(サザエさん症候群)、という言葉があるほど、仕事が嫌で嫌で休日が好きな人ばかり。「あと何日行ったら連休ですね」、などというような会話が挨拶代わりとなる世の中である。

入社面接のときは「やりがいのある仕事~」だの、やる気や貢献をアピールしていたのに、いざ仕事を続けていくと「仕事がだるい」「行きたくない」「明日から連休だ!」「もう休日が終わる」・・・と、まるで真逆。やる気が感じられない。

いざ仕事が始まれば一生懸命やるパターンでも、仕事をやりたくない社員ばかりが集まって会社を支えている現状はなんとも情けない。仕事が嫌で嫌で仕方がない社員ばかりを集めても会社の未来は明るくない。

受験生も、休憩や自由時間が多く、まだまだ突き詰める余裕があるのに、自分でもう伸びしろの限界と決めつけている人は多い。もしネトゲ廃人なみに突き詰めて努力した場合、その限界は軽く突破してどんな大学でも合格できるであろう。つまり前者が限界だったのではなく、後者が限界なのである。

廃人に見習うべき部分

専門家から見ればネトゲ廃人は深刻な依存症であるが、この向ける方向が勉強や仕事にいけば、とてつもなく強い力となり、学校の成績は常にトップ争い、会社では強力な戦力となる。しかも社会人ならお金になるわけです。

ネトゲ廃人は勝つためには手段を選ばず、ゲーム内の不正行為(規約違反)もやってしまうわけで、バレてアカウントBANになる人もいます。受験でやってしまうと、カンニングだったり、会社の不正は産地偽装だったり、虚偽記載だったり、不正がバレると大問題となって会社はそこで終了、受験も失格でそこで終わってしまいます。

この部分だけは真似してはいけない部分で、やはりルール守って努力するのが大前提。真面目がバカを見ると言われますが、最近は会社の不正が次々とニュースになっていて、不真面目だといつかこうなっちゃうんですよ。やはり最後に勝つのは真面目なやり方なんです。

廃人の努力についても、すべて真似るわけにはいきません。会社で1日20時間365日働かせたら労働基準法に違反してしまうし、下手すれば過労死もあるのでアウト。ネトゲ廃人のような命を張った仕事ぶりを命令するとブラック会社に認定されてしまいます。

受験勉強も休憩や睡眠は集中力のために大事だと言われる。ただ、マッスル北村氏は東大の受験勉強を超人的な集中力でほとんど休憩なしに丸1日中、これを毎日やって、2浪したが合格しています。健康には気を使うべきだがやはり勝つためにはある程度ギリギリを攻めないといけない。

ライバルも同じようにやっていると考えれば、同じ努力では勝てないしどこかで差をつけないといけないわけです。

ネトゲ廃人から参考にしたいのは目標を達成するための執念と意気込み。これがあれば、少なくとも「やりたくない、やるのがだるい」という気持ちにはならないでしょう。しかも彼らはただガムシャラに長時間やっているのではなく、情報サイトのデータなどを見て戦略など考察しながら最善の方法と最高効率で突き進んでいるのです。

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