インターネットが普及するにつれ、新聞という紙の媒体は衰退の一途をたどっています。
インターネットはあまりにも万能で便利で、これさえあれば新聞がなくても不自由しないレベルにまで成長しています。
インターネットは生活を変えます、人生を変えます、世界を変えます。
そして今も猛烈に進化し続けています。
人間の知恵を凝縮したものがインターネット環境。これを使いこなさないのはもったいない。人間は道具をうまく使いこなし、新しい道具をどんどん取り入れながら進化してきた生き物です。それはこれからも変わりません。
新聞の良さを語る声もあるが
情報はインターネットで迅速にいくらでも収集可能。ニュース記事だけでなく、動画、論文など何でも閲覧出来ます。コメントが書き込めるサイトもあり意見交換も出来ます。
言葉の壁も、グーグルクロームの翻訳機が最近は優秀すぎて普通に読めます。
新聞購読者を引き止めるようなネットの記事もいくつか見られますが、私は正直もう新聞には何の魅力もないです。
新聞には取材で収集した独自の細かな情報があるかも知れませんが、それは知らなくても不便しません。
ニュースは基本的な事件事故などの概要がわかれば十分。新型コロナ情報や災害情報、新しい法律の施行や改正などはネットのほうが細かく見ることが出来ます。
これは時代の流れです。自分たちが生まれ育った文化を大切にしたい気持ちはわかりますが、現在はすでにインターネット最強です。
インターネットの優位点
圧倒的な情報量
新聞で入る情報はネットで何でも手に入ります。情報量は、新聞を砂粒1粒とすると、インターネットはサハラ砂漠の砂粒の数です。インターネットで調べられないことはないと言えるほど何でもあります。
海外のニュースを知る場合だと、新聞では日本の新聞社が翻訳して作った日本の加工した記事になりますが、インターネットだと日本を介さず海外サイトで直接知ることが可能です。
とくに国家間問題の情報ではここが重要になります。日本、相手国、第三国とそれぞれの国でどう扱われているか見比べて総合的に判断できます。新聞だと日本優位に偏った情報や表現になる可能性があります。
しかしこれはどの国にいても同じことが言えると思います。だから世界へ出て日本ではない違う位置から物事を直接知ることは重要です。インターネットならこれが可能です。
海外サイトの言葉の壁があるならグーグルクロームの翻訳は便利です。ここ最近の進化はすごいです。意味のわからない文章になっていた時代の面影はもうないです。
また、海外のニュースを検索する時は、英語だと英語のグーグル検索サイトを利用します。日本語グーグルだと英語で検索しても日本のサイトが優先して上位に来るからです。
https://www.google.comでアドレスを打ち込んでも英語表示のGoogle.comに行けない人がほとんどだと思います。勝手に日本語グーグルへ飛んでしまいます。これはなんとかしてほしい。英語でニュースを検索するならGoogle.comを使いましょう。
そしてニュースカテゴリから英語で検索したら「画面右クリック」から「日本語に翻訳」を選べば、検索結果が日本語になります。
まあ別に検索を使わなくてもyahoo.comにアクセスすればアメリカのニュースが見れます。ブラウザがクロームなら画面右クリックからページごと翻訳すれば見やすいです。
国内ニュースでもインターネットがあれば、各省庁ウェブサイトにある有益な情報を随時チェックできます。コロナ発表資料や家電製品など事故の情報、悪質商法の注意喚起など素早く知るにはインターネットが最適です。
それらの情報を新聞が必ず記事にするとは限りません。
また、新聞は限られたスペースがありますからその中に情報を詰め込まないといけません。購読者は新聞社が取り上げた記事のみしか知ることが出来ません。
新聞社の取り上げる内容や頻度で物事へのイメージが作られ、大きく左右されます。
例えば、毎日のように飲酒運転検挙の記事が出ていた。これを見て、最近は飲酒運転が多いなと感じるかも知れません。しかし本当にそうでしょうか。
こういうとき警察庁のウェブサイトなどで調べればいいのです。
情報が早い
新聞は情報のスピードでネットには勝てません。
情報は早いほどいいです。
ネットは新聞のような印刷や配達の時間ロスがないので情報が早いです。
使い勝手、利便性の高さ
インターネットは24時間止まることはない。
パソコンだけでなくスマホからも接続できるし、外出しても利用可能。
たとえ停電しても、大抵はスマホでインターネットは繋がる。
屋外でもスマホ禁止という条件がない限りはいつでもどこでもインターネットを利用できる。
文字、動画から情報を得ることが出来る。
閲覧する時、文字が小さければ拡大することが出来る。新聞のように広げる必要がないため、狭い電車の座席でもスマホで閲覧すれば周囲に迷惑がかからない。
災害時にはライブカメラで24時間いつでも様子をチェックできる。
ゴミが出ない、CO2低減
紙媒体の新聞は配達を必要とします。
配達でガソリン車やバイクを使えばCO2が出ます。
そして紙というゴミが出ます。これは相当な量になります。
また紙という素材をリサイクルするにしてもトラックで回収しないといけませんし輸送でCO2を排出します。
そしてリサイクル工場を稼働させないといけません。
インターネットならば配達は不要。紙媒体も不要。デジタルデータが通信されるだけです。それを閲覧するだけ。ゴミも出ません。
災害時に強い
インターネットは災害時にとても強いです。
災害時はスマホとモバイルバッテリーが必須です。
インターネットでニュースを見る、台風の位置を知る、雨雲レーダーを見る、河川のライブカメラを見る。コミュニティサイトやライブ動画のチャットで情報交換をする。
例えばウェザーニュースのライブ動画では、災害現地が現在どういう状況かを現地の人の投稿コメントや投稿動画で知ることが出来ます。◯◯市では地震の揺れは強かった、問題はなかったなど発生直後から情報がやり取りされます。
そしてインターネットはとにかく情報が次々更新される。台風の位置にしろ、雨雲レーダーにしろ、河川の増水状況にしろ、避難レベルにしろとにかく情報が迅速に収集できます。
これほど頼もしくて便利なものはありません。
停電でも電話がダメでもインターネットが完全に遮断されることは早々ありません。停電だろうがスマホ使ってインターネットへ繋がることが多いです。電話が遮断されてもインターネットへは繋がる。
インターネットは災害時では最強のお供です。
情報の信頼性は?
情報の信頼性は、新聞もインターネットも虚偽報道がたびたび起きています。特にインターネットでは、ブログやツイッター、掲示板、ライブ動画のチャット欄などはデマの情報が溢れています。
デマに遭遇するリスクはインターネットのほうが圧倒的に多いです。ただ、デマを流すのは殆どが個人です。SNSやライブ動画のチャットで必死にデマを広げようと書き込むパターン。
ですが重要度の高い情報を発見したら検索して信頼おけるサイトを選んで確認すればいいだけの話。
普通はインターネットでもニュース情報は報道機関のニュースを集めた信頼おけるニュースサイトで見ます。信頼性は新聞と大差はないです。ニュースをツイッターの個人アカウントにある投稿で見る人はいません。
つまりインターネットでも問題はないわけです。
ネットは読む記事が偏る?
偏ります。
読者は興味がないものはスルーします。
たとえ閲覧履歴が影響しない共通の見出しであっても編集者が記事を選んでいますので偏ることはあります。
これは新聞でも同じ。いやむしろ新聞こそ偏るのではないでしょうか?
新聞社はライバル社に勝たなくてはなりませんし、扱う記事の見出し文字を強調しすぎたり記事によって面積がまるで違います。皆が関心を持ちにくい記事は小さな見出しで目立たない端の方へ追いやられスペースも狭いです。
読者は大きな見出し文字へ誘導されることになります。新聞社のさじ加減で読者の行動が大きく左右されます。
新聞は新聞社が選んだ記事を知らされるだけでバランスがいいとは限りません。
インターネットは閲覧履歴で表示が偏るという人もいますが、インターネットは何でも出来ます。例えばMicrosoft EdgeのMSNでも、設定で履歴を収集されないようにすれば閲覧履歴は影響しません。他のブラウザでも同様です。
インターネットを使いこなせば本当に便利だし何でも可能です。
新聞社がないとネットのニュースも無くなる?
紙媒体としての新聞は不要と思いますが、新聞社が不要とは思いません。
インターネット利用者にとっては新聞社がインターネットで活動してくれることが理想です。というか生き残るにはそうせざるを得ない状況。
すでに多くの新聞社はウェブサイトを作っていますし、インターネットでニュースを提供し、またアドセンスなどの広告を付けた無料記事や、購読料の必要な有料記事があります。
新聞社はなくなってほしくないですし、インターネットでなんとか頑張って生き延びてほしいです。
今はインターネット最強時代です
今、新聞を支えているのは高齢者です。若い人ほど新聞を必要としていません。
若者の新聞離れが深刻!などと皮肉を込めてはいけません。より価値がある便利なものへ移っているだけです。
インターネットは更に進化していきます。
これは時代の流れでもう止められないのです。
ただ、新聞が消えるのかと言うとまだ当分なくならないと思います。30年後はわかりませんが。
インターネットは情報が多いですが、必ずしも検索する必要はないです。ニュースならYAHOO JAPANをサラっと見るだけでも世の中の様子は十分わかります。
インターネットの便利さに染まって、もう生活に新聞は不要となる人はこれからも増え続けるでしょう。