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東京五輪アーチェリー表彰台で見た台湾、韓国、日本のつながる輪

TOKYO2020(東京五輪)アーチェリー男子団体の表彰台での一コマの話です。

アーチェリー男子団体では韓国が金メダル、チャイニーズタイペイ(台湾)が銀メダル、日本が銅メダルと東アジアが表彰台を独占。

私はその表彰台で見た各国選手の振る舞いが非常に素晴らしかったのでこの記事に書きます。

オリンピックは世間一般では単なるスポーツ世界一決定戦というイメージかも知れませんが、オリンピック憲章では、人を育て平和を目的とした大会となっています。

オリンピックは結果ばかり目が行きがちですが、結果よりも大切なのが、違う国・文化の人が集まり、スポーツを通じてその健闘を称え合い、輪をつなげる。

アーチェリー男子団体の表彰式は、中央に韓国、左右に台湾と日本が並んでいました。

メダルを授与され、国旗掲揚からの国歌、そしてメディアの記念撮影。3カ国とも皆すばらしい笑顔だった。

その後韓国の左右2人の選手が日本と台湾に、どうぞこっちに寄ってきてと丁寧にジェスチャー。日本選手と台湾選手は快諾。

一番高い台へ台湾、韓国、日本と同時に上がり、そして韓国の選手がスマホで全員と記念撮影。3カ国の心が完全につながった状態になりました。

オリンピック憲章の基本原則は以下の通り

オリンピズムの目的は、 人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会の推進を目指すために、
人類の調和のとれた発展にスポーツを役立てることである。

出典:オリンピック憲章 – オリンピズムの根本原則の2 (国際オリンピック委員会)

彼らは皆協力的で友好的で笑顔だった。まさにオリンピックの真の目的を体現していた。

オリンピックは単なるスポーツ大会ではないと実感した一コマでした。

試合結果よりもいちばん大切なことを彼らは行ってくれた。

国家間で政治的な問題はあっても、こうやってスポーツを通じて3カ国が輪になってつながる。これをメディアが放送して世界中の人々が見る。そしてイメージが変わる。

これらが各国間の問題を改善するきっかけになると嬉しいですね。

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