2023年に自転車のヘルメットが努力義務へ~道路交通法改正

道路交通法の一部が改正され、自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務になります。これは全ての自転車利用者に対する努力義務です。2022年4月27日に公布され、施行は2023年4月1日からです。

自転車で転倒し道路に頭を打って死亡する事故が多いので、これは当然の流れかなと思います。

日本で自転車に乗っている外国人はわりとヘルメットをしているのを見かけますが、日本では子供や一部学校、サイクリストを除いては一般的にはヘルメットを着用する人はいません。

この努力義務はどういったものかきちんと見ていきましょう。

自転車のヘルメット努力義務

令和4年法律第32号の道路交通法改正の自転車ヘルメットに関する改正は以下のとおりです。施行は2023年4月1日から。

自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めるとともに、他人を当該自転車に乗車させるときは、当該他人に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならないこととする。

出典:道路交通法の一部を改正する法律(令和4年法律第32号)自転車に乗車する者に対する乗車用ヘルメットの着用に係る努力義務(第六十三条の十一関係)

ヘルメットをかぶるように努めなければならない。つまりヘルメット着用が努力義務となります。今までは幼児のみが努力義務の対象でしたが、大人もすべて対象へと変わります。

努力義務とはなにか?

努力義務とは文字通り努力する義務があるということ。しかし強制力はありません。

罰則はあるのか?

ありません。

強制力も罰則もないのに効果は期待できるのか?

これは難しい問題だと思います。世の中を「自転車=ヘルメットが常識」という空気にもっていければ、新型コロナのときのマスク着用と同様にヘルメットも着用率が上がると思います。しかし誰も着用しようとしなければ、全く着用する人がいないままの可能性もあると思います。

日本人は周囲の目を非常に気にする民族性が強いため、法改正されてもまずは周囲がヘルメットをしているか、していないか、様子をうかがいながら行動します。

着用者が周りに全くいないと「ヘルメット着用は恥ずかしいから嫌だ。」となります。逆に多くの人が着用していれば「ヘルメット着用しなかったら変な目で見られそう」という心理で着用し、全体がヘルメット着用者で染まってしまうでしょう。

まずは高校や会社などで通勤通学のヘルメット着用を呼びかけ、そこを起点としながら一般の着用者を増やしていくことがいいのかなと思います。

ノーヘルの危険性

ヘルメット着用は気軽に乗り降りできる自転車のメリットが損なわれ、髪型が乱れたりするので一般的には好む人はいないでしょう。しかも夏場は暑くなる。

ですが考えてみてください。転倒して頭を直接アスファルトへぶつけることをイメージしただけでどれだけ危険かは想像がつきます。軽くぶつけても大怪我をします。アスファルト路面を拡大するとわかりますが表面はゴツゴツした石です。

警察庁によると、自転車に乗って死亡した人の6割が頭部に致命傷を負っているということです。警察庁は自転車だけでなく、歩行者(特に高齢者)へも頭部保護帽を推奨しています。

どんなヘルメットがあるのか

自転車用ヘルメットといっても色々あります。値段も2,000円を切るものから1万円を超えるものまであります。2,000円から3,000円台となると中国製の安いものとなります。日本メーカーであれば5,000円から1万円以上します。

この記事では、安心して購入できる日本メーカーのオージーケーカブトを紹介しておきます。

スタンダードタイプ

スタンダードなスタイルのヘルメットです。OGKのキャンバスアーバン。OGKなので中国製のように安くはありません。これは5,000円ほどしますが安心感はあります。公益財団法人 日本自転車競技連盟推奨ヘルメットです。

レーシングタイプ

レーシングタイプは空気抵抗が少なく通気性が良くなっています。OGKのレクトは6,000円を少し超えます。これも公益財団法人 日本自転車競技連盟推奨ヘルメットです。

高すぎる!もっと安いのでいい!という人は中国製品あたりとなりますがAmazonなどで1,500円くらいから3,000円代ほどでいっぱい並んでいますので探してみましょう。

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