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ドラレコから学ぶ、路面凍結事故6例!これだけは気をつけろ!

雪道、路面凍結など積雪後の運転は事故が多発しています。

こういった事故の動画はYouTubeに多くあがっています。これらの動画を見て予め事故のパターンを学習していくことで注意するべき点を学び、事故防止に役に立てることができます。

動画を見ながら、この時どうすれば事故を防げたか、回避できたかということを考えていきましょう。

他人の事故を無駄にしてはいけません。他人の事故を自分が起こした事故のように受け止め、それを教訓とし、同じパターンの事故が起きないように対策をします。なるだけ多くの事故パターンを知ることが大切です。

前もって事故パターンを周知しているのと、何も知らないのとでは、事故発生率が大幅に変わります。

基本中の基本、車間距離

車間距離。基本中の基本だが特に雪道や凍結路面ではその車間距離が追突事故のリスクを大きく変えます。

現在グリップしてコントロールできているからこの速度で行ける、前の車がその速度だから自分もこの速度で行ける・・・そして前の車についていく。車間距離は日常の乾いた路面レベル。

そう思って進んでいると路面状況が変わり、前の車が滑り始め制御不能に。

慌ててブレーキを踏むも制動距離が足りない。そして衝突。

やはり車間距離が狭すぎます。雪道や凍結のおそれがある路面は、「さすがに車間とりすぎだろ」というくらい大きく距離を開けないと危ないことを勉強させられる動画です。

スピードの出しすぎ

スピードの出し過ぎによるスリップ事故です。車両はランドローバーでタイヤはスタッドレス。

スタッドレスタイヤを過信した感じでしょうかスピードが速すぎます。雪が溶けているからとカーブに突っ込みすぎて、路面が急に凍結路面へ変わりグリップを失ってスピン。

山道と言うのは日の当たる部分は乾いていても日陰部分に雪や氷が残り凍結していたりします。路面状態は均一ではなく部分ごとに変わります。山道の路面はカーブに差し掛かったりカーブを抜けたあとなど急に変化するので、路面が乾いているからとスイスイ行くと急に凍結路面へ変わり制御不能となります。

幸い大きな事故とはなっていませんが、タイミング悪く対向車とぶつかれば大事故になっています。家族を乗せているようですし、普段からもっと速度を落とし安全運転を心がけるべきでしょう。

濡れてるように見えて凍っていたパターン

ブラックアイスバーンの恐怖です。凍っているのか濡れているのか見極めが難しいパターン。

路面が溶けている。濡れているだけだから大丈夫。そう思って運転していると・・・・凍っている部分へ乗り上げてスリップが始まります。

あれ???凍っていたっけ??という感じでしょう。

気温が低くて凍結のおそれがあるようなときはたとえ路面が濡れているだけの状態でも、慎重に運転しないといけないという教訓となる動画です。投稿者は事故にならなくてよかったと思います。対向車がいたら大きな事故になっていた可能性があります。

アイスバーンはたとえ直線道路でも滑り始めて車が斜めになって制御不能に陥りますので油断禁物です。

もうどうにもならない!ぶつかるのを待つだけ

路面状態が急にアイスバーンに変わり、滑り始めています。下りなので滑り台状態です。もう何もできないまま滑降し、ぶつかるのを待つのみです。

滑り始めに気がついた時点でブレーキを掛け続けていますがABSがあってももう無理でしょう。

最初にぶつかった日産ノートのタイヤはアイスパートナー(スタッドレス)だそうです。撮影者のタイヤがアイスガード5(スタッドレス)。最後に側溝に落ちたスイフトはサマータイヤ。

撮影者であるrukiさんのブログによるとrukiさん自身もABS介入で全く減速できず、危機一髪でしたが、アイスバーンとなっているタイヤのレコードラインを脱出し、グリップのある反対車線で停止できています。これは良い判断です。

この事故動画の教訓は、峠道は路面状態が急に変わるということ。サマータイヤは論外。スタッドレスでも止まらない。最後の手段はアイスバーンであるテカテカのレコードラインからなんとかそれること。ただ対向車に注意しないといけません。

今回の撮影者はトラックが道を両者線塞いでいることを確認したから出来た一か八かの判断でしょう。

どうしてもだめなときは下手に操作して変な角度でぶつかったり、横転したりするよりも、綺麗にまっすぐぶつかった方がいいかもしれません。

凍結路面でスリップ転倒するバイク

これは非常に見極めが厄介なパターン。見極めの難易度高いです。

この場所が凍結しているのを誰が予測できるのかというパターンです。

パッと見わかりませんねこれは。路面がちょっと所々に湿気っている程度で、水の膜が張っているようには見えません。速度もそれほど速いとはいえないでしょう。それでも転倒しました。流石にこれは誰もが転倒する可能性があります。

気温が極めて低い時は、湿気った路面はどんな場所でも注意ということです。乾いた場所を選んで湿気った路面はなるだけ踏まないようにする。低速でバイクをなるべく傾けずに進むしかありません。

前が見えないのに突っ込むのは自殺行為!

カメラの位置では前が全く見えません。運転席の位置からは少しは見えたんでしょう。だと信じます。

もしもカメラ位置と同じように全く見えない場合、ハザードして車を止めないと危険です。前が見えないまま進むことはをつぶって運転しているのと同じでギャンブルでしかなく、人がいてもわかりませんし、前方で事故で横向きに車が停止していてもわかりません。そのまま突っ込むことになります。極めて危険行為です。

車を停めると後方から突っ込まれるリスクはありますが、無理に突っ込む車がいるから事故が起きるんです。後方の車も前が見えにくいときは徐行するか、全く見えない場合は停止するべきです。

あと気になったのが、ライトを付けていない車が多い。やはり視界が悪いときはランプ点灯です。テールライトで後方へ存在をアピールしないと後方から追突されるリスクが高くなります。

最後に

動画で事故例を見ることでどういう事故のパターンがあってどういうところに注意すればいいかということを前もって学ぶことができます。

ただ、電子制御を装備したハイテクの車にスタッドレスなどのウインタータイヤを履いて、安全な速度で気をつけて運転していても、相手から突っ込んでくることがあるので、これはどうにも避けられません。特に対向車は怖いです。自分だけがいくら気をつけても周りがそうでなければ事故は発生します。

普段積雪しないような地域で積雪した場合、スリップなどの事故が多発することは容易に予想が付きます。なるだけ車では出かけないことが一番の対策です。

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