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車やバイクのマフラー音の大きさと安全性に関連性はあるのか?

2021年現在導入が検討されている車の騒音規制「フェーズ3」、もし導入されることとなれば、タイヤノイズも加えられ、純正マフラーでも厳しくなる。レーシングマフラーのような社外マフラーはもう音を楽しむなんて出来なくなるかもしれません。

どんどん騒音規制が厳しくなっていくと、

「静かすぎて、歩行者や車に存在をアピールできなくなる。」

ということを懸念する人もいます。ある程度音があったほうが安全だという意見があります。しかし同時に車の騒音も問題となっています。この問題を考えます。

マフラー音が大きいと安全という主張

排気音・マフラー音が大きいことは安全であるとする主張には

  • 音が小さいと歩行者が気が付きにくくて危険。音が大きいと歩行者が気がついてくれる。
  • バイクは車に対しても存在をアピールできるので安全性が高まる。

車の走行音は必要か

音が小さいと歩行者が気づかず危険?

音が小さいと歩行者が気が付きにくくて危険なのか?

一般的には歩道と車道は分かれていますので歩行者と車が交わる環境というのは限られます。

歩行者が交差点を横断するとき、
車が歩道をまたぐ時、
歩道と車道が分かれていない狭い道路などです。

歩行者に車で近づいた時に気がつきやすいということでしょう。

近年のハイブリッド車、電気自動車が増えてきて、電気自動およびハイブリッド車の低速走行は排気音がしませんので、車が近づいたのがわからないという問題はでています。

そこでハイブリッド車や電気自動車には車両接近通報装置がついています。これは2018年3月から義務化されています。

これは適切な音量となっていて歩行者に存在を知らせるものです。必要に応じて装置をオフに出来ます。

たしかに排気音が出ない電動となれば流石に静かすぎるでしょう。スイスのツェルマットは人が多く狭いメインストリートを電気自動車が走っていますが、近づいてもほとんどわかりませんのでヒヤッとする人は多いようです。

では排気音のあるガソリン車はどうでしょうか?現在の自動車は排気音が殆ど聞こえず、タイヤノイズが非常にうるさいという印象です。ただ人と交わる可能性のある環境は低速走行時。この低速時ではタイヤノイズはあまり聞こえません。

生活道路でも完全な無音ではありません。歩行者は自分の足音もあります。風が吹いていればそれが音となります。よって完全な無音状態で車の接近を聞くことは出来ません。仮に住宅路を後ろから車が10km/hくらいで走ってきた場合、今の基準でもやや気が付きにくいです。夜間だとヘッドライトでわかります。

バイクの場合はと言うとタイヤノイズは全く聞こえませんがエンジンがうるさい。50ccスクーターが10km/hくらいでゆっくりと近づいても余裕で聞こえます。

ただし日本では道路交通法でこのように定められています。

車両は、前項の規定により歩道と車道の区別のない道路を通行する場合その他の場合において、歩行者の側方を通過するときは、これとの間に安全な間隔を保ち、又は徐行しなければならない。

出典:道路交通法第18条の2

車道と車道の区別がない道路というのは生活道路など狭い道路がほとんどです。ここで歩行者を追い越すときは安全な間隔を取るか、徐行しなければならない。狭すぎて追い越せない場合は、歩行者の速度に合わせて進行するしかありません。

歩行者が危ないと訴える運転手も多いですが、車が人へ近づかなければ危険ではありませんので、人は近づいてくる運転手が気をつければ問題はないとも言えます。

むやみなクラクションはトラブルの原因となります。ただ、危険を防止するためやむを得ないときはクラクションを鳴らしていいことになっています(道路交通法第54条の2)。

交差点は歩行者が優先です。横断歩道の有無関係なく歩行者の通行を妨げてはいけません。生活道路は運転手が十分に速度を落とし、人との間隔を開けるか徐行するなどして注意して運転をします。

結論を書くと、ある程度の音があったほうが車の存在がわかって便利ではあります。バイクの場合は純正でも大きな排気音が耳に聞こえますので、安全アピールのために社外マフラーに変えてさらに大きくする必要性は全く感じません。

バイクの場合、排気音で車に存在をアピールできる?

バイクは車に対して排気音で存在をアピールできる?

バイクはヘッドライトを常時点灯することで車に存在をアピールしています。

音でアピールできるのは緊急車両です。窓を閉めた車の中にまで排気音が聞こえるようにするには相当な音量が必要で、おそらく純正では真横についたときくらいしか無理。

バイクが向かってくるのが車の中から音でわかるような爆音は迷惑でしかありません。

その爆音が後ろから向かってきたらドライバーはどうすればいいのでしょうか?すり抜けスペースを開けろという感じになるのでしょうか。

バイクの場合は純正マフラーで十分と言えます。

まとめ

運転手が気をつければ問題はないとも言えますが、車の場合の騒音(排気音+タイヤノイズ)は、低速時に限って言えば現在の騒音規制でも聞こえにくい。バイクの場合は純正のマフラー音でもうるさいくらい。

ということで、走行時の音はある程度は必要だが、安全のために音が大きければいいかというとそうとも限りません。必要以上の音はやはり騒音でしかない。

走っている車は一台とは限りません。すべての車の排気音が大きくなってしまうと、一台の排気音は目立ちませんので安全対策にはなりません。むしろ排気音のせいで周囲の音(会話など)が聞こえにくくなり危険です。

あたり中から爆音が聞こえれば、僅かな視力と音や人の声や足音などを頼りにする視覚障害者の歩行を困難にします。また大きなマフラー音は早朝や夜間の住宅地での騒音が問題となっていますのでマフラー交換には注意が必要です。

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