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子供の事故死を減らす対策は簡単、大切なのはそれを行動に移すか移さないか

子供の事故死はときどきニュースとなります。油断しているとごく身近なところで起こり、取り返しがつかないことになります。

近年は子供の事故死は減少していますが、問題は似たような事故が何年何十年と繰り返されているということです。事故例の情報を共有し、事故をまだ起こしていない人が前もって対策することが求められます。

人間は賢い生き物です。未来で起こりうるであろうリスクを前もって考え、対策をすることができる動物です。専門家が事故対策を話すことは多いが、その対策が実際に行動に移されるかというと、ヒヤリハットを体験したことがない人は実感が薄く、なかなか行動へ移ろうとしません。

リスクに対する心理や行動パターンから事故の対策を考えていきます。

大怪我ばかりした私の子供時代

私は子供時代に大怪我を何度もしたので怪我のリスクに対する恐怖は人一倍強いです。

5歳の頃、友達と工事現場に放置されたトラックの荷台で遊んでいて、荷台から草むらに飛び降りた。その草むらに隠れるように高さ50cmほどの鉄杭があって運悪く私の左太ももに突き刺さり、宙ぶらりんになった。周囲の友人数人に助けを求めたが怖がって皆逃げていった。私は自力で脱出し、血を流しながら歩いて家に帰り、母親におぶさって病院へ。十数針縫った。

8歳のときには自転車で手放し運転をしていて転倒。左手をついたときに肘が変に曲がって左腕上腕の肘付近を骨折。痛みはそれほどなかったが、明らかに普通ではない変な感覚があり、打撲などと違いその状態が回復するような感じではなかった。近所にいたおばさんに腕を見てもらって折れているとすぐ言われ、病院へ行った。全治一ヶ月ほどかかった。

9歳のときには河川敷で友人と川に向かって石投げをして遊んでいた。私は助走をつけるため芝生から走って遊歩道に入ってから投げていた。石投げ数回目に事故は起こった。私は助走時に遊歩道の縁石につま先を引っかけてダイビングし、反対側の縁石に顔面から突っ込んだ。シャツが真っ赤に染まるほど大鼻血を出し、付近にいた大人が救急車を呼び、生まれて初めて救急車に乗った。鼻をぶつけたが鼻も歯も折れなかったのはラッキーだった。

15歳のときには友人とダムで釣りをしていて、釣り竿などを手にとって草むらを下っていた時、足が滑って草地に手をついた。運悪くそこに竹のような固い植物の尖った幹(直径5mmほどで長さ10cmくらい)があり、手の平から思い切り突き刺さってしまった。甲が大きく盛り上がって骨折したと思った。出血がすごく、困っているとたまたま通りがかった車の人が気がついて病院まで運んでもらった。すぐに手術して甲側から破片を抜き取った。骨折はしておらず、盛り上がったのはその破片が刺さり込んでいたせいだった。

このため怪我のリスクが頭をよぎるとそのリスクを避けようと、予めそこに踏み込まないようになりました。例えば手すりが腰の高さしかないような橋では、落ちて大怪我するイメージが頭をよぎります。そのため落ちるリスクを考え、手すり付近にあまり近づかないようにしています。

また、私は信号待ちで後ろに人が立つと落ち着かないので場所を移動します。もし後ろにいる人が突然刃物で襲ってきたら対応できないからです。これは私が恐怖症なのでしょうか。私は怪我のリスクに敏感です。

どこまで事故対策をするべきか

鳥がなぜ恐竜絶滅から生き延びてきたか。それは鳥が警戒心が強く臆病な生き物だからと聞いたことがあります。怖いという感覚は(もちろん程度ものだが)動物にとってとても大切だと感じます。怖いもの知らずほど命を落としやすい傾向があります。

事故というのはめったに起こらない、その油断が原因の場合もあります。また、危険リスクがあるものでも、目の前で実際に見たことがないと軽視されやすい傾向があります。

子供の事故と言うのは常に起こり続けています。

誤飲事故はよくあります。海やプールや風呂場で溺れる事故。マンション高層階のベランダから落ちる事故。公園の遊具で指を切断する事故。先日はバス置き去りで死亡した事故がありました。

事故の対策は必要ですが、どのくらいのリスクまで、どれほどの手間をかけてまで対策するべきでしょうか?少しでもリスクがあれば全部やるべきであるというのも違います。

極論を言うと、上空を飛ぶ旅客機の部品が落下して子供にあたったら危険だから外出時は必ずヘルメット着用をさせるほうがいいのかという話まで発展します。しかしその確率はとてつもなく低く、そこまで対策をする必要はないものです。

九州に野生の熊はいませんが、九州で熊に襲われるリスクを考えて対策する必要があるでしょうか。こっそり飼っていたペットが逃げ出して目撃される可能性はゼロではない。しかしその確率はとても低いもの。九州では目撃されたニュースが流れない限りは対策は必要ない。

事故が起きたときの危険性が高く、さらに事故例が多いものほどしっかり対策する必要があります。

自宅の車庫で車の死角に子供がいて、子供をひいてしまう事故は多い。これはしっかり注意を払わないといけません。車庫の中でさっきまで見えていた子供が見えなくなったら車の死角になっているのかもしれないと予測できます。どこへ移動したか確認して車を動かす。

洗剤を飲料用のペットボトルに詰め替えるときも、誤飲の危険性があるのでラベルを剥がし、洗剤と分かるように書いていおく必要があります。そして間違いそうな場所に置かない。幼児がいる場合は手の届かない高さに洗剤を置く。

高層階に住んでいる場合は小さな子供はベランダの手すりに登って転落する危険があります。

小さな子供を連れて歩道を歩く場合は、子供は縁石の上を歩こうとしますので車との接触に注意する必要があります。

自転車に首マフラーはどうでしょうか?マフラーが車輪に巻き込んで大怪我した事例もあります。これは事故例を知らなくてもリスクは予測できるもので、危険です。

生活の中には意外なところに危険があり、これを前もって知ることが大切。対策というものは前もってやるから意味があるのです。

事故対策は、やらないと意味がない

過去の事故例から危険を学び、対策を前もって実行するのが賢い人間。

しかし、過去に子供の事故例がいくつもあって何度もニュースになったのに、それを他人事としか受け取らない人は多い。その結果似たような事故が繰り返されます。身近で実際に事故を目の当たりにして初めて恐怖し、そこから対策を始めるという人も多いものです。

事故は 起きてから対策をしても 死んだ人は戻ってこない。後悔してももう遅い。これは災害対策も同じです。

子供の事故対策なんて簡単です。誰にでも分かるような対策。シートベルトと同じで難しいものなんてなにもない。その対策を実際に行動に移すか移さないかの問題。事故対策は実行しなければ意味がない。

子を持つ親がどういうところに気をつけて生活するか、以下リンク先の消費者庁が作ったハンドブックに目を通し、日頃から注意することをおすすめします。

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