最近は新型コロナウイルス感染予防としてスーパーやドラッグストアなどの入り口へ消毒液がおいてあることが多いですね。
これ、皆さん使っていますか?
多くの人がこれを触るのに抵抗がありませんか?
消毒液のポンプを触ることへの抵抗
入り口に設置してある消毒液のノズルのポンプ部分、またはノズル部のレバーは、不特定多数の客が共通して触った部分であり、もっとも汚染リスクが高い部分。
ポンプ部にコロナウイルスが付着していても、結局は消毒するから大丈夫というのはわかります。しかし、ここを触ることへは精神的に大きな抵抗があるのは当然。
それに店舗入口にある消毒液はCOVID-19に対しての消毒効果が完全に保証されている訳ではありません。
また使用方法が不十分だった場合も含め、無駄にリスクを上げることとなって怖いというのが正直な感想。
アルコール消毒液の正しい使い方
アルコール消毒液の使い方を知っていますか?
正しい消毒液の使い方は花王プロフェッショナル・サービス株式会社がユーチューブで動画を公開しています。とても参考になります。
アルコール成分が乾燥するまで手の各部へまんべんなくきっちりと擦り込むことが大切です。
お店の入口にはアルコール消毒液を置いているところは多いですが、単に消毒液が置いてあるだけで使い方がよくわからない人も音思います。できればアルコール消毒液の使用方法をイラスト付きで貼っておいたほうがいいと思います。
じゃあどうするか
やはり不特定多数の人が触っている消毒液のポンプを触ることへの不安と抵抗がある。これは仕方ないです。
お店によっては店員が消毒液を吹きかけてくれるところもあります。それが本当は理想です。
ただ、アルコール消毒液といっても安心できるものではありません。商品によって濃度はピンきりですし、COVID-19の消毒効果を完全に保証するものではありません。
アルコールの脱脂効果によって、ウイルスのエンベロープ(主に脂質で出来ている外皮膜)を破壊し、ウイルスを不活性化します。つまり石鹸や食器用洗剤などで脱脂することも効果があるということです。
ポイントは脱脂です。
店舗に設置してあるアルコール消毒液は濃度がわからないものも多いです。個人的な意見ですが、店舗に用意してある消毒効果不明の消毒液は使わないのも一つの対策だと思います。
消毒効果がなければ、下手にポンプへ触るのは接触感染のリスクが増すというのが理由です。
入店時のエチケットとして消毒をするならば、携帯用のアルコール消毒液を持参する方法もあります。入店前の消毒もですが、店内でも手は汚れるので店を出る際にもしっかり消毒。
外出中は目鼻口を触らないようにし、帰宅後は石鹸などを使い手洗いをしっかりと。