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ランニング後の血尿のメカニズム

ランナーでは結構多くの人が一度は経験したことがある血尿。

陸上部出身で現在もランナーである私も数回経験があります。

この血尿をインターネットで調べるとまず上位に出てくるのが悪性腫瘍などの恐ろしい病気。こういうのを見ると多くの人は不安になります。

しかしランニング後に出るそれが悪性である確率は極めて低い。

ランニング後という特定の条件のみに出る血尿の場合、原因はランニングにあることがほとんどです。

スポーツ性の血尿

マラソンランナーには血尿が多いと言われます。市民ランナーでもフルマラソンをやるような人ではかなりの人が一度は経験があるようです。

単に水分不足による濃縮尿

ロングランや夏場の練習で大量に汗をかき、濃縮した色の濃い尿が出てしまうパターン。これは血尿ではありません。

夏場に多く起こるので、水分補給をしっかりしましょう。

ヘモグロビン尿

走ったときの着地の衝撃の繰り返しで足の裏の血管から赤血球が損傷し、赤血球から血液中にヘモグロビンが流出。

少量であれば血液中のハプトグロビンと結合して肝臓で処理されるが、大量に出ると処理できないヘモグロビンが腎臓を通り尿で排泄。

激しいトレーニングをしている長距離ランナーに多い。

陸上長距離選手の貧血の原因でもあります。

クッション性のあるシューズを履いて練習しましょう。なるべく土や芝生などの柔らかい場所を走りましょう。

ミオグロビン尿

過度な運動や脱水での筋繊維の壊死で、血液に赤いミオグロビンが溶け出し、腎臓を通って尿で排泄されます。

スーパーなどで生肉を買ったときのあの赤い肉汁がそれです。

ミオグロビン尿は急性腎不全を引き起こすことがあります。

こちらは死亡することもあるので要注意。

しっかりとウォームアップをし、正しいフォームを身に着けて、筋断裂など怪我のリスクを減らしましょう。

結石による血尿

ランニング後の血尿が出るので病院で検査すると、尿路結石があったという事例があるようです。

結石の痛さは尋常ではなく非常に辛いものです。

結石の原因は色々あります。

体質もあって、なりやすい人とそうでない人がいるようです。

長時間、尿を我慢しない。大量の汗に気をつけ、水分補給を心がける。激しい運動は血液中の尿酸値があがりシュウ酸カルシウム結晶の原因。

飛び跳ねたりするような適度な運動で振動を加え、結石が大きくなる前に小さな粒子でこまめに尿で排泄していく。

食事によるシュウ酸摂取での結石リスクを下げるには、シュウ酸の多い食品はアク抜きして食べる。シュウ酸はカルシウムとの同時摂取することで結合して便として排泄されます。

ビタミンC欠乏症による血尿

ビタミンC欠乏症による血尿のメカニズムです。

ビタミンCは細胞をつなぐコラーゲンを合成するのに不可欠なものですが、そのビタミンCがコラーゲンを合成できなるほど不足すると、毛細血管の細胞を結合する力ももろくなり、破れて出血する。

歯茎からの出血や、血尿等があります。

ビタミンC欠乏症による血尿はランニングとは直接関係はありません。しかしランナーは多くの汗をかき、ストレスもかかるのでビタミンCが一般的に不足しがちです。

ランナーの血尿は過度な運動がよく言われますが、そうでない場合でも運動後のみという条件でアセロラのような鮮やかな赤色の尿が発生することがあります。

季節関係なく起こる。ほとんど発汗していないのに起こる。軽いウォームアップの2km程度のジョギングでも起こる。走る前には一切血尿が出ないのに、走った後という条件のみで血尿が発生する。

ランニングを起因とする場合、多くは過度な負荷の練習やロング走、夏場の大量発汗など、体への大きな負担が原因となっていると思いますが、運動負荷や走行距離、発汗量に関係なく運動後のみ血尿が出ることがある。

しかし病院で検査をすれば病気などの異常はなく、長距離を走るランナーではよくあることですなど言われる。

こうなるとどうやって防止すればいいかわからなくなります。

素人である私の推論

食事などでしっかりビタミンCを摂取せず、ビタミンCが不足した状態が長く続き、コラーゲンの合成が間に合わなくなり毛細血管が破れやすい状態になる。

走ると膀胱へ振動が伝わる。弛緩した膀胱壁がランニングで揺れたり擦れたりすることで、膀胱壁の毛細血管から出血し尿へ混ざり、走った後にアセロラのような色をした血尿が出てしまう。

しかしそれは運動後の1回のみ、あるいは当日の間のみで、遅くとも翌日には出血が止まり通常の尿へ戻る。

一度出ると、翌日の練習後にも血尿が出ることがある。が、出ないときは何ヶ月、1年やそれ以上全く出ない。

つまりこれが極度なビタミンC欠乏によるものではないかという、個人的な推論です。

ランナーはビタミンCが不足しやすいので意識的に摂取していかないといけません。

ビタミンC欠乏症は血尿の他に歯茎の毛細血管からの出血、内臓からの出血があります。細胞をつなぐコラーゲンの合成にはビタミンCが必要です。

病院へ行って検査しても異常がなく、過度な運動が原因と言われ、運動量や負荷を減らしても発生する場合は、ビタミンCが不足していないか疑ってはいかがでしょうか?

確率は極めて低いがその他病気

ランニング後の一回目の尿のみ、あるいはランニングを行った当日までの尿のみという、ランニングに絡んだ限定された条件でのみ発生しているのであれば、大きな心配は不要。

しかし、ランニングと関係なく出る血尿は注意が必要かもしれません。それがたとえ1度のみでおさまって通常の尿へ戻ったとしても、癌などの病気が潜んでいる場合があります。

心配になり、ネットで調べれば上位に膀胱がんなど最悪のパターンが並んで怖くなるとと思いますが、そういったパターンは確率的には極めて稀です。※ゼロというわけではない。

ですが、一応断りを入れておきますが、私は専門家ではありません。異変を感じたら一度病院で診察を受けることをオススメします。

少なくともランニング以外で一度でも真っ赤な色が出たら注意です。

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