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2020年節分で今年も恵方巻シーズン、食品ロス低減を考える

2020年の今年も節分がやってきます。そして環境めぐりサイトの視点から気になることと言えば、数年前から問題となっている恵方巻の食品ロス問題。しかしこれをきっかけとして各地で食品ロスを考える活動が行われているということはいいことです。日本はいつでも何でも揃う便利な国ですが、利便性と引き換えにロスも出ます。節分=食品ロスを考える季節の行事みたいになるのは悲しいですが、考えていきましょう。

恵方巻きロス対策

数年前に恵方巻きの大量廃棄の現状が大きく取り上げられ社会問題となりました。それをきっかけにして私達は食品ロスについて真剣に考えることになりました。その後改善はしたのでしょうか。

農林水産省の調査によれば、食品小売業者は予約販売の実地などで恵方巻きのロスは大きく減ったということです。予約販売に変えた目的は単なる販売戦略であるという情報もありますが、理由が何であれ、ロスが減った事実があればいいんではないでしょうか。

農林水産省は今年の節分シーズンに向け、食品小売業者に対し、予約販売等の需要に見合った販売を呼びかけているということです。
季節食品のロス削減の取組が拡大!~恵方巻きのロス削減プロジェクトに26社参画~ 農林水産省

恵方巻きだけではない食品ロス問題

日本での食品ロスは、農林水産省によれば年間643万トン(2016年度)。食品小売業から発生する食品ロスがその1割以上ということです。

我々消費者にできることと言えばなるだけ生ゴミが出ないように気を配った生活をすることです。食品ロスに対して消費者の意識がまだまだ低いのは間違いないと思います。

私が一番もったいないと感じるのはメーカーが食品を大量に自主回収するケース。数千個のときもあればときには数百万個回収することもあります。全く手を付けられていないような未開封食材が大量に廃棄されると考えると本当にこれ以上のムダはない。ほんとうにもったいない。自主回収された食品は何らかの形で再利用されるべきです。

一方で、食品を家畜の飼料に再利用するという取り組みもあります。
食品残さ等を利用して製造されたエコフィードという飼料。
エコフィードについて 農林水産省

環境大国スイスでは食品ロスをどうしているのか

スイスでは8.2%の貧困者がいます。一方で食品ロスは年間200万トン。Schweizer Tafel(シュヴァイツァー・ターフェル)はスイス12の地域でロスになった食品(消費期限が切れていないもの)を毎日16トン社会機関や配達所へ届けています。
Schweizer Tafelのウェブサイト https://www.schweizertafel.ch/de/

日本人には想像がつきにくいかもしれませんが、日本より裕福な国として知られているスイスにも貧困者が多くいるということ。Schweizer Tafel(シュヴァイツァー・ターフェル)という社会奉仕プロジェクトの活動で彼らを支援することが出来、同時に食品ロスも活用できます。

日本とは計算方法が異なるのかもしれませんが、スイスの食品ロスはかなり多いですね。環境問題に関しての取り組みが盛んな国というイメージが強いスイスからは想像がつきにくいです。スイスの人口は850万人で日本の人口のたった1/15程度。そのスイスの食品ロスは200万トンで日本の1/3もある。そう考えると日本はかなりましな感じがします。そうはいっても日本でも643万トンです。とても無視できる量ではありません。

季節のイベント=商戦のためのイベント?

クリスマスケーキにしても、年越しそばにしても、おせちにしても、恵方巻きにしても、バレンタインチョコレートにしても、お中元やお歳暮にしても、なんだかね、季節の行事やイベントがあまりに販売王者の商戦イベントに傾きすぎですよ。イベントが有るたびにイベント専用に用意した食品を買いなさいと派手に宣伝し、まるでメーカーや小売店のためにあるような行事になっていると思います。

食品メーカーや小売店は行事やイベントを利用して儲けたい、消費者としてはお金さえ出せば手軽に入手できるので便利ではある。しかし消費者がそこまで求めていないのに、販売事業者だけが張り切って空振りをすればロスになる。楽しい季節の行事やイベントの裏側では大量に食品ロスが出ているという流れだけは避けたいものです。

節分=恵方巻=食品ロス問題 というイメージの定着から早く抜け出しましょう。

ただ、我々が食品ロスについて関心を持つきっかけになったのはいいことです。

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