新型コロナウイルスの影響で1月から続いているマスク品薄。
正直ここまで長引くとは思わなかったです。マスクは開店前から並んでいる人に買い占められ入荷と同時に売り切れるループ。夕方以降行く人はいつも品切れとなります。これがずっと続いています。
経済産業省によれば3月のマスク供給が6億枚。
つまり国民1人あたり4.76枚/月しかカバーできていないということ。多くの人が求めている現状では正直6億枚レベルでは買い占めとなどなくても全然足りなくて当たり前という気がします。
1人平均で毎日1枚消費すれば、1ヶ月あたり37.8億枚が必要となるので、おそらくこれが需要最大値ではないかと思います。ただ、買いだめしようとする人がいればわかりません。
経済産業省のページではマスクの状況や転売規制など情報を詳しく見ることが出来ます。
経済産業省ウェブサイト
現在どういう状況かというと、開店前から行列ができ、開店するや否やすぐに売り切れる状態。また日中の入荷後にすぐ購入できる人が入手できる状態。
店に並んでいるよという声もネットで見かけますが、SNSなどで情報を得ても誰もがその場所へすぐに買いに行けるわけではない。
いつも通う店で偶然見つけることはほぼありえないし、一時的に在庫が残っている店をしらみつぶしに見つけることは毎日相当店を回らないと無理だしそこまでの時間を皆持ってるわけではない。
つまり平日昼間に働く人は手に入れることが非常に困難な状況。
満員の通勤電車なんかは飛沫感染リスクが高い環境ですが、そういう環境にいる労働者がマスクを入手できない。マスク着用云々言われてもないものは着用しようがありません。
ただ、マスクがなくても咳やくしゃみをする人はハンカチなどで覆ってからやるべきでしょう。それが咳エチケットです。咳エチケットが元でトラブルになる例も発生しています。
繰り返し使えるマスクを出すメーカー、またマスク生産を始める企業が増えてきたというニュースも目にするようになりました。これはいい兆しだと思います。ただ、コロナが終息したあと一気に需要が落ちることが予想できます。
コロナ終息後に店頭にしっかり並ぶようになったら、今度こそはしっかりと備蓄をしてください。
またいつかなにかが起こるかもしれません。そこで備蓄をしなかったら、次にまた新型インフルなど流行が発生したときに同じ繰り返しになってしまいます。