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産地偽装事件より明らかになった先入観による味覚への影響

先入観が及ぼす味覚への影響についてのお話。

人間の感覚というものはあてになりません。思い込みは感覚を狂わせます。食べ物の産地の思い込み、つまり先入観で味覚は大きく変わります。

産地が発覚するまで客は誰も気が付かなかった

2017年に中国産のウナギを国産と偽って料理を出していた福井市のうなぎ割烹店が摘発。

2019年にはアメリカ産牛肉を使用した料理の名前に、和牛名を入れ込んで出していた東京のレストランが再発防止命令を受ける。

これらの事件を見て驚いたのが、発覚するまでそれまで客は誰ひとりとして食べて気がついた人はいなかったということ。

つまりそれまで誰一人として味や食感で国産と中国産を見分けることが出来なかった。

発覚したきっかけは、うなぎの店は残留農薬検査。牛肉の店は内部の調査。

つまり中国産うなぎも国産うなぎと思い込んで食べると、味や食感が変わって評価も変わるということが明らかに。

うなきの蒲焼きはタレのインパクトが強いので結局そこで素材の見分けがつきにくいこともあるかもしれません。しかし、歯ごたえや固さが云々言われ素材が左右されやすいはずの牛肉の分野でさえも同じだった。

こう考えると国産は本当に外国産より本当に美味しいのか?先入観がそうさせているだけではないのか?という疑問さえ感じます。

所詮、人間の感覚なんてあてにならないことが証明された事件となったのです。

思い込みが味覚を狂わせる

これらの事件で、思い込みは味覚を狂わせることが証明されました。結局、国産と中国産を味で見分けることは事件発覚まで誰も出来なかったのです。

中国産うなぎを国産と偽って出していた。

客「やはり国産は美味しいね。」

その国産うなぎを出していた料理店が産地偽装で摘発。

これは国産ではなく中国産ではないのか?ということを、食べて気がつく人はそれまで誰もいなかった。

うなぎを食べ比べた場合の客の感想・・・

パターン1
中国産を食べる。

客

国産より劣るかな。

パターン2
国産と思い込んで中国産を食べる。

客

中国産と違っておいしい。

パターン3
国産を食べる。

客

中国産と違っておいしい。

パターン4
中国産と思い込んで国産を食べる。

客

国産より劣るかな。

人間の感覚なんてあてにならない

先入観は味覚に及ぼす影響以外にも、その他の分野でも影響しています。

例えば車やバイクのプラグを高級なイリジウムプラグに交換したインプレッション。

イリジウムに交換したら明らかに加速が良くなった、パワーが上がった。という人がいます。しかしプラグの違い程度ではダイナモでパワー測定してもほんの測定誤差程度しか違いはなく、実際は体感できるほどのパワーの違いはありません。

高級ワインを飲んで美味しく感じる、
高級卵を食べて美味しく感じる、
高いコーヒーを飲んで美味しく感じる、
国産大豆使用の納豆を食べて美味しく感じる、
国産小豆を使ったアンコを食べて美味しく感じる、
国産バタピーを食べて美味しく感じる・・・

これら食べ比べ飲み比べの比較インプレッションは多くあるが、どれもあらかじめ銘柄を見てから食べたり飲んでいます。

つまりその先入観が大きく味覚に影響しています。

銘柄がわからないようにしてそれぞれ用意し、不特定多数の人でテストしてみると結果なんてどうなるかわかりません。

味覚は先入観だけでなく、食事場所の環境やどういう器に盛ってあるか、また食べ物の色合いなどでも影響します。同じものを食べていても、違って感じる。美しい風景の見える場所で食事をすると美味しい。豪華な食器に盛り付けて食べると美味しい。

人の感覚って結構あてにならないもんです。

でも、幸せと感じることができれば、それが正解でいいのかもしれない。

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