警察の交通違反の取り締まりで思うことがあります。それは応対が丁重すぎ。
一番不思議に思うのは違反した車を捕まえて、警官が腰が低く敬語、違反した人がふんぞり返った態度でタメ語。これ本来逆ですよね?
なぜ悪い事をした人のほうが威張ってるんでしょうか?その疑問をぶつけます。
サービス業と化した?警官の応対
まずはユーチューブに上がっている取り締まりの動画の光景。
違反したドライバーに頭を下げ、ドライバー目線まで腰を落として話しかける警官。
非常に丁寧ですが、これではまるで旅客機の機内で乗客と会話しているCAです。違反していないドライバーに対しての態度ならまだ分かるんですよ。悪いことをした人にここまで腰を低く応対する必要はないと思います。
これは道路交通法違反したドライバーなんです。
警官が敬語で丁寧に話しかけ、違反したドライバーがタメ語で偉そうに話す、こういう傾向が日本ではあります。コレはおかしい。
だからといって警官が毅然とした態度で違反者と接すると、警官の態度が気に食わないだの威圧だの言い始める。道路交通法違反という悪いことをした人に対して客対応なんて必要ないし、
そもそも交通取り締まりはサービス接客業ではありませんし、警察の業務全般においてもサービス接客業ではありません。
私は、サービス接客業でも立場は「客=店員」だと思っています。本題とは離れますが、サービスを提供してありがとう、受け取ってありがとう、互いに感謝、立場は同じということです。
本来違反したドライバーが頭下げて謝らなければならないのに、検挙した機動隊員や白バイ隊員が違反者から駄々こねられたり、しまいには文句言われたりしているわけです。
悪いことした人の方が態度が大きいなんておかしい。ありえないです。日本はおかしな方向へ向かっている。
外国はどんな応対?
この動画では丁寧かつ堂々として隙がない。だからといって威圧もしない。免許証を返すときに日本のようにペコペコしません。
あまり動画ばかり貼り付けるとブログ的に好ましくないので出来ませんが、いろいろな動画を見た感じでは、違反で停止させたドライバーに対しては、対面するときに「ハロウ!」など挨拶はするものの、無表情で仁王立ちで応対して隙きを見せない、そういう警官の動画が多かったですね。
違反者に対し、腰落としてペコペコしているのは日本だけのようです。
昔の警官は甘くはなかった
昔は警官と言えば堂々としてましたよね。威厳がありました。
いつから低姿勢になったんでしょうか?交通違反者に対してあまり丁重になってるせいで、そこにつけこまれ、警官は優しいから大きな態度をしていても怒られないだろうと違反者はどんどんつけあがってきたのではないでしょうか。
まるで反省の色さえ見せないドライバーまでいるが、違反者がヘラヘラしていても、ふんぞり返って威張っていても、どんな態度を取ろうが警官はそれを説教しません。
いつの時代からか立場が逆転してしまった。
警官は、明らかに違反したドライバーと応対するときにペコペコ頭下げる必要はないし、むしろ頭は下げてはいけないと思います。
威圧は必要ないがペコペコしてはいけない。ドライバーを神様扱いはおかしいんです。違反を認めたにも関わらず反省してないような態度のドライバーにはガツンと説教したほうがいいです。
本来あるべき姿
私の意見を要約すると
立場は警官>違反者であることを忘れるな。
警官は違反者にペコペコするな。
ヘラヘラして反省の色がないなら怒っていい。
日本ではなぜか警官より違反者のほうが態度が上。
このおかしな文化はさっさとなくすべきだと思います。
交通違反という危険な行為をした人に対しては優しい口調としぐさで応対なんか必要なし。相手が自分より年上だろうが必要なし。
ドライバーの機嫌を取る必要は一切ない。違反して検挙した人です!外国のように黙々と業務をこなせばいいんです。
変な優しさを見せるとつけこまれるだけ。警官>違反者という関係を取り戻して下さい。