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自転車に子供を乗せる場合に2人乗り出来る法令的な条件とは

自転車マナーが社会問題となり、走行場所など自転車ルールが見直されているが、二人乗りに関してはあまり話題にならない。

自転車の二人乗りは基本的に禁止だ。しかし幼児を乗せる後部座席が売られていて、親が子供を後ろに乗せて二人乗りをしているがこれはいいのか。

実はこれはOK。ただ、二人乗りは条件があります。これは以外に周知されていないかもしれないのでおさらいしましょう。

道路交通法における二人乗りの条件

交通対策本部が定めた「自転車安全利用五則」では自転車の二人乗りは禁止されている。

ただし次のような規定がある。

公安委員会は、道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要があると認めるときは、軽車両の乗車人員又は積載重量等の制限について定めることができる。

出典:道路交通法第57条の2

これはつまり都道府県公安委員会が定めた道路交通法施行細則がそれにあたる。東京都の場合は「東京都道路交通規則」となる。東京都道路交通規則ではこうなっている。

(1) 乗車人員の制限は、次のとおりとする。

ア 二輪又は三輪の自転車には、運転者以外の者を乗車させないこと。ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。

(ア) 16歳以上の運転者が幼児用座席に小学校就学の始期に達するまでの者1人を乗車させるとき。

(イ) 16歳以上の運転者が幼児2人同乗用自転車(運転者のための乗車装置及び2の幼児用座席を設けるために必要な特別の構造又は装置を有する自転車をいう。)の幼児用座席に小学校就学の始期に達するまでの者2人を乗車させるとき。

出典:東京都道路交通規則第10条の1 昭和46年11月30日 公安委員会規則第9号

警視庁のウェブサイトではわかりやすくイラストで示してあります。
自転車の交通ルール 警視庁ウェブサイト

また、道路交通法で、幼児にはヘルメットをかぶらせないといけないとある。

児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。

出典:道路交通法第63条の11

※幼児座席の年齢はもともとは「6歳未満の幼児」であったが、2021年に47都道府県すべてにおいて「小学校就学の始期」へと改正された。

※幼児用座席は道路交通法施行細則では小学校就学の始期に達するまでの者となっているが、幼児用座席の製品の仕様で4歳未満となっている場合もある。その場合、製品の仕様に従うべきである。また、幼児用座席は身長や体重の基準が書かれているので注意が必要である。

堅苦しい言葉でわかりにくかったと思うので次の見出しでまとめます。

2人乗りの条件を簡単に言うと

16歳以上の人が運転し、下のイラストのように幼児用座席に小学校就学の始期に達するまでの者を乗せることが出来る。

4歳未満の幼児1人を子守バンド等で固定して背負うのも可。乗せられる子供は最大2人まで。つまり3人乗りが出来る。

このとき幼児にはヘルメットを着用させなければならない

※子守バンドなどで背負うことが可能な幼児年齢は都道府県で若干異なる場合もあるようなので各都道府県の警察などのウェブサイトなどで確認したい。

ヘルメットについては多くの人が違反

きちんと幼児用座席を装着して、幼児を乗せて自転車に乗る親がほとんどですが、困ったことに子供にヘルメットを着用させていない親も多くいます。

転倒した際に道路へ頭部を叩きつけられると死亡することもあります。あとから後悔しても失われた命はもう戻ってきません。そうならないように普段からヘルメットを着用させるべきです。

結局甘く見て後悔するのは自分です。今まで大丈夫だったから明日も大丈夫とは限りません。事故は突然前触れなしにやってきます。

幼児用座席には一部問題があると思う

個人的な意見としては、ハンドルに重さがかかる構造の前部の幼児用座席は、ハンドルが重くなって危険なのでこれは廃止するべきだと思う(ハンドルかごも同様)。前側の幼児用座席はハンドルに干渉せず、フレームに固定するように変更するべきです。

それ以前に、ハンドル側は、幼児座席の高さが高くなりがちなので、転倒した場合に衝撃が大きく危険であるので個人的には推奨できません。

後部に乗せるならそれ用の自転車がオススメ

たとえば主婦が子供を自転車の後ろに乗せて2人乗りするのであれば、一般的な26インチタイヤのママチャリにチャイルドシートを取り付けるのではなく、最初からそれ用の自転車を買うべきだと思います。4万円ほどしますが。

ポイントは20インチほどの小さめタイヤの自転車にする。理由は足つき性です。足つき性がいいほど転倒リスクは減るので安全性は高まります。それとリアスタンドが幅広の安定したものにする。

本当に理想なのは3輪です。ただ、3輪だから転倒しないわけでもない。ただし信号待ちなど時に立ちごけ率は圧倒的に減る。

2人幼児を乗せる安全性の高い自転車もある

自転車に幼児を乗せた状態でけんけん乗りをする親もいますが、幼児を乗せている場合はあれもふらついて危険です。また前後に幼児を乗せるのも、ハンドルが重くなりふらついて危険です。

それにそもそも不安定な2輪自転車での2人乗りは危険です。運転技術力がある人ならまだしも、免許不要で誰でも乗っているわけですから。

やはり幼児を乗せる自転車は3輪のほうが好ましいと思います。私が理想だと感じた自転車があります。「ふたごじてんしゃ」という自転車です。

「ふたごじてんしゃ」の安全なポイントは

  • 3輪で安定している。
  • 大きめのしっかりしたシートで安定している。
  • 後部に2人なのでハンドルが重くならない。
  • タイヤが小さめで乗車位置が低い。
  • 傾斜道路でもスイング機構で安定。

ただ値段は13万円を超えるほどで高いです。問題点は、これは幼児を乗せるのに特化した自転車で、子供が成長したら使い所がなくなってしまう点。そうしたら親戚や知人へ譲ったり、または中古として売るのもありかもしれません。

ふたごじてんしゃ公式サイト
https://futago-jitensya.jp/

ふたごじてんしゃ購入関連の情報
https://ogk.co.jp/futago-jitensya

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