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結核は今でも毎年2,000人も死者が出ている!

現在どこも新型コロナの話題でもちきりで、人々は新型コロナばかりを警戒する毎日。おそらく終息したら皆マスク外してまたいつものような生活になるでしょう。

ここで警鐘を鳴らしたいのが結核。結核はワクチンや治療薬があるから100%治ると安心している人が多いと思います。

しかし結核は今でも毎年2,000人を超える死者が出ている深刻な感染症です。現在でも毎年多くの結核集団感染が起きています。

結核の基礎知識

  • 結核菌に感染することで起こる病気。
  • 咳が出て肺に炎症が起こりやすい。
  • 肺以外にも病巣を作る(肺外結核)。
  • 症状はせき、たん、発熱、体重減少など。
  • 結核菌は分裂速度が遅い。
  • 治療薬はあるが受診が遅れると死ぬことがある。
  • 飛沫感染、空気感染で感染する。接触感染は稀。
  • 結核菌を吸い込んでも感染するのは一部の割合。さらに、感染しても発病するのは1割。
  • 感染から発病まで2年以内が多いが、免疫が強いと結核菌が長期間休眠し、免疫が弱ったときに発病することもある。また、一生発病しないこともある。
  • 乳児は重症化しやすい。
  • 結核菌は紫外線に弱い。
  • 予防接種法により乳児にBCGワクチン接種。

結核予防(BCG接種)

予防接種法により、5ヶ月から8ヶ月までの乳児にBCG生ワクチン1回接種。

予防効果は長くて十数年。

結核治療の流れ

通院しながら抗結核薬での内服治療。

他人へ感染する恐れがある排菌状態とされた場合は2ヶ月前後入院。

結核の治療は基本的に半年かかる。

治療を途中でやめると耐性菌となる場合があるので、症状がなくなっても治療は途中でやめずに抗結核薬を医師に指示されたとおり最後まで服用し続けないといけません。

結核治療は公費負担制度がありますので自己負担割合はわずかです。通院の負担は国民皆保険と公費負担をあわせて利用し、最終的な自己負担が5%となります。

入院は所得税額によって変わります。これらは保健所へ申請し承認される必要があります。

※ただし公費負担は結核への直接的な治療へ対してであり、対象とならない費用もあります。

現在の結核の状況(毎年死者2千人)

厚労省の平成30年 結核登録者情報調査年報によれば、平成30年(2018年)では1万5,590人が新たに結核患者として登録され、2,204人が死亡しました。

傾向としては結核患者、死者数ともに毎年徐々に減りつつはあるが、死者数は今だに年間2,000人を超えているというのは深刻な問題です。

厚生労働省の結核集団感染事例一覧(平成30年3月31日時点)によれば、平成29年(2017年)の結核集団感染の報告は27件。

結核は昔で終わった病気ではありません。

結核は現在でも注意が必要です

恐ろしいのは結核は空気感染するということ。咳やくしゃみ、会話からの飛沫の水分が蒸発し、小さくて軽い飛沫核となり空気中を長時間漂います。つまり咳をした人から2m以上離れていても安心はできません。

結核菌は感染してもすぐ発病するとは限らず、時限爆弾のように菌が体で眠り、数十年後に発病ということもあります。

咳などの症状が続いているのに結核だということに気が付かず治療が遅れると、排菌状態となって周囲に結核菌をばら撒くことになります。

治療薬があるとは言え、治療が遅れれば死ぬリスクも高くなります。

咳などの症状が2週間以上続く場合は早めの受診が望まれます。

結局、結核は現在では不治の病ではないし完治するという安心感からか治療が遅れている人が多いのではないでしょうか?

しかし現実は毎年1万5,000人という新規患者に対して2,000人も死亡しているのです。

これは季節性インフルエンザでも同様のことが言えます。近年でも毎年3,000人が死んでいるのです。日本ではコロナより遥かに多い死者数です。

現在コロナコロナで多くの人が警戒していますが、新型コロナウイルスが終息しても咳エチケットは継続し、症状が長く続く場合は病院で受診をしてください。

結核についての詳しい情報については厚生労働省のウェブサイトで。
結核(BCGワクチン) 厚生労働省

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