アメリカ時間で2021年5月18日にWindows10 バージョン 21H1の一般提供が始まりました。
今年も来た半年に一度の大型アップデート。
今回のアップデートは前バージョンである20H2から大掛かりな変更はないとのこと。
しかし多くの人は恒例のバグを不安がります。そこで私が先駆けて人柱となり最速でアップデート記事を書こうと思います。
まずはじめに
Windows10 バージョン 20H2 から バージョン 21H1へアップデートにかかった時間はトータルで 2時間15分 ほどでした。20H2からだと30分ほどで終わると聞いていたのでショックw。
PCのスペックやインターネット環境などでも時間は変わると思いますのであくまで参考に。なるだけ時間があるときに行ったほうがいいと思います。
使用パソコンは2011年製NECのノートPC。Windows10 バージョン 20H2。CPUがi5-2410M、メモリが8GB、ストレージはSATA3接続のSSD(500GB)、ストレージ空き容量は168GB。
セキュリティはウインドウズ・ディフェンダーとマルウェアバイトWindows Firewall Control。
ネットは1ギガ回線をWi-Fi5接続で使用。下り実測150–160Mbpsほど。
アップデートを始める
まずは設定の更新とセキュリティから確認するが最新の状態のまま変化なし。ここに21H1アップデートが出るPCと出ないPCがあるようです。
アップデートが出なかったので今回もマイクロソフトの公式サイトからアップデートすることにした。
下のマイクロソフト公式サイトのWindows 10 のダウンロードへアクセス
Windows 10 のダウンロードに Windows 10 May 2021 Update とあるので、その下の「今すぐアップデート」をクリック。そしてダウンロード先を確認して保存。
タスクバー上に「Windows10Upgrade」の表示をクリックし、メニューが出るので「開く」をクリック。
変更の許可が出たら「はい」をクリック。
「今すぐ更新」をクリック。
「次へ」をクリック。
すると更新プログラムのダウンロード→準備→検証と自動で進みます。ここで1時間55分もかかりました。
更新プログラムの途中でマルウェアバイトWindows Firewall Controlの警告が出た(※Firewall Controlを使っていない人は出ない)。「このプログラムを許可」をクリック。
1時間55分もかかってようやく更新プログラムの準備が終了。
再起動まで30分のカウントダウンが始まりますが「今すぐ再起動」をクリック。
「閉じる」をクリック。
何度か再起動しながら更新プログラムの構成が始まり、続いてPCの更新プログラムと自動で進んでいきます。10分程かかりました。
そしてやっと終了です。
終了ボタンを押します。ここまで2時間15分ほど。
21H1を見てみる
アップデートは何のトラブルもなく終わった。
仕様を確認するときちんと21H1となっている。
画面を見ても20H2と21H1との違いはないようです。
21H1での変更点はマイクロソフト公式サイトで紹介されています。
21H1の変更点は以下の通り
- Windows Helloのマルチカメラサポート。
- Windows Defender Application Guardのパフォーマンス向上。
- Windows Management Instrumentation(WMI)Group Policy Service(GPSVC)の更新パフォーマンス向上。
21H1の問題点
Windows10 21H1の既知の問題と通知は下のマイクロソフト公式サイトから。
マイクロソフトによれば2021年5月20日の段階での既知の問題点は以下の通り。
- 設定の組み合わせによっては5.1オーディオを使用すると高音が発生する場合がある。
- ふりがなの自動入力、変換機能が機能しない場合がある。
この問題以外、私が自分の用途範囲内で使ってみた感じでは今のところは普通に動く。PCが重くなったなどの感じもない。フリーズもない。今回のアップデートでは大きな変更はないのでそれほど多くのトラブルは出ないような気はします。
なお、前バージョンである20H2のサポート期間は2022年5月10日までとなります。