いよいよやってきた年2回のWindows10大型アップデート、2021年11月17日にようやくバージョン21H2が来ました。10月にアプデ来るかと思っていたら11月17日と遅かった。
これを2011年製のオンボロノートパソコン NECのLS550/E でアップデートします。このパソコンではWindows11へのアップデートは無理ですが、Windows10のバージョン21H1でも普通にサクサク動きます。今回のアップデートでも多分大丈夫でしょう。
今回新たに配布されたバージョン21H2は大きな変更はないようなのでバクは少ないと予想しています。
早速、配布当日の11月17日である本日にアップデートしたいと思います。
アップデートするPCの環境
Windows10 バージョン 21H1 から バージョン 21H2 へのアップデートにかかった時間はトータルで 1時間40分ほどでした。前回は2時間15分でしたのでそれよりは短くてすみました。通信速度やパソコンスペックで変わってくると思います。
アップデートするパソコンは2011年製NECのノートパソコン LS550/E。
OS | Windows10 バージョン 21H1 |
CPU | CORE i5-2410M |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 2.5インチ SATA3 SSD 500GB (空き容量160GB) |
ネット接続 | Wi-Fi5(下り150–160Mbps) |
ちなみにメモリは4GBから8GBへ増設してあります。ストレージはHDDからSSDへ換装してあります。Wi-Fiカードはintel® Centrino® Wireless-N 1000 から Intel® Dual Band Wireless-AC 7260へ交換してあるのでWi-Fi4がWi-Fi5へとなっています。もともとはWindows7モデルでした。
というかこのパソコン、全然壊れない。
21H2へアップデート
まずは例のごとく Windows Update で確認するが最新の状態で変化はない。
よってマイクロソフト公式サイトからダウンロードしてアップデートを行うことにします。
下のマイクロソフト公式サイトの Windows 10 のダウンロードページへアクセスする。
Windows 10 November 2021 Update の下の「今すぐアップデート」をクリック。そしてダウンロード先を確認して保存。
タスクバー上の「Windows10Upga….exe」を左クリックして「開く」を左クリック。
デバイス変更の許可のダイアログが出るので「はい」をクリック。
最新バージョンへの更新画面です。「今すぐ更新」をクリック。
チェック画面です。「次へ」をクリックします。クリックしなくても自動的に次へ進みます。
いよいよダウンロードが始まる。このダウンロードに1時間25分かかりました。
途中でマルウェアバイトWindows Firewall Controlの警告が出たので「このプログラムの許可」をクリック。※マルウェアバイトのFirewall Controlを使っていない人はこの画面は出ない。
80%を超えてからほとんど動きがありません。耐えるしか無いw。
ダウンロードが終わると再起動を要求されます。「今すぐ再起動」をクリック。
何度か再起動をしますのでひたすら待ちます。12-13分かかりました。
ようやく終わりました。ここまで1時間40分かかりました。
バージョンを確認します。
最新版 バージョン 21H2 を確認。無事終わりました。
Windows10 21H2 の変更点
画面は何も変わった感じはしません。
21H2での変更点
- Wi-Fiセキュリティ規格 WPA3H2E(WPA3 Hash-to-Element)標準サポート。
- Windows Hello for Businessで簡略化されたパスワードなしの展開をサポート。
- WindowsSubsystem for Linux(WSL)、Azure IoT Edge for Linux on Windows(EFLOW)でGPUコンピューティングをサポート。
詳しくはこちらのマイクロソフトWindows公式ブログで見ることが出来ます。
今回も大きく変わったというものはなく、今回は主にセキュリティの変更かなという感じです。ただし今回使用したパソコンのWi-Fiカード(Intel® Dual Band Wireless-AC 7260)はWPA2しか対応していませんのでWPA3H2Eの恩恵はなさそうです。
また、特にパソコンが重くなったとかもありませんでした。10年もののパソコンでも全然問題なさそうです。
21H2の問題点
Windows10 21H1の既知の問題(2021年11月17日時点)
- プリントサーバーを介して共有しているプリンタへ接続するとエラーが発生する場合がある。
21H1の既知の問題はこちらの公式サイトから。
その他、ざっと使ってみた感じではなにも不具合はありませんでした。なお、前バージョンである21H1のサポート期間は2022年12月13日までとなっています。
更に前のバージョンである20H2が2022年5月10日、バージョン2004は2021年12月14日でサポートが終わりますので早めのアップデートを。
ちなみにWindows10の年2回の大型アップデートですが、今後は年1回へ変更されるそうです。