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自転車の青切符導入カウントダウンか?せめてこれだけでも直しておけ!

自転車への青切符(交通反則通告制度)導入意見は2021年4月の警察庁の有識者検討会で話が出ていたが、それから2年・・・青切符導入への検討のニュースが入ってきた!

今まではやりたい放題、違反し放題で野放し状態だった自転車もついに潮時かもしれません。

僕の予想では青切符導入はおそらく時間の問題。具体的にどうなるのかはわかりません。こうなると違反取り締まり中の警察に見つかれば注意だけでは終わらず切符が切られ、反則金を収めることになります。ただ、取り締まる違反は絞られるはずです。これは自動車でも同様。

自転車に関して特に違反が多い中で、今からでもいいのでこれだけは直して欲しい4項目を記事にしました。本当に多い違反4選です。

信号無視をするな!

信号無視をするな!という、誰もがわかる当たり前のルールです。

下の動画は信号無視の自転車に自動車が危うくぶつかりそうになる様子。交通量が少ないから大丈夫だとたかをくくって信号無視する自転車でしょうか。

赤で進んではいけないのは誰でもわかる。

しかし守らない自転車が多い。ちょっと交通量が少ないと赤信号でも平気で渡る自転車はかなり多い。これは歩行者も同じ。自転車も歩行者も信号無視が本当に目立つ。どれだけ多いかというと本当に多い。もはや信号機の意味がないくらい多い。

信号を守っているのは小学生、で、大人が守らない。子供に大人が注意され逆ギレする事件もあった。

その信号のルールですが、色の意味はわかっていても、自転車は基本車道走行であり、しかし歩道を走る自転車も車道を走る自転車も皆歩行者用信号に従っているのが実態。どういう状況でどの信号機に従うのかわかっていない自転車は多い。

道交法では、自転車は歩道を通行する場合は歩行者用信号、車道を通行する場合は3色の信号機に従います。

車道を通行する場合は3色の信号機に従え!

自転車が車道を走っているときは歩行者用の信号ではなく、車道の上側にある3色の灯火の信号(これは車両専用信号というわけではない)に従う。

信号機の状態意味
青(緑)直進と左折ができる。
※右折は出来ません。
黄色停止線を超えて進んではいけない。
※安全に停止できない場合を除く。
停止線を超えて進んではいけない。
※すでに交差点内で左折中であれば左折可能。
道路交通法施行令第2条

青は直進と左折です。右折は?と思うかもしれませんが、自転車は小回り右折は出来ませんので、二段階右折をします。下の図のような感じです。

車道を走っているとき、3色の信号機が黄色や赤になったら停止線を越えてはいけません

歩道を通行する場合は歩行者用信号機に従え!

自転車は、歩道を走っているときは横断歩道に設置された歩行者用信号機に従います(歩行者用信号がなく横断歩道のみの場合は車道の上側にある3色の信号に従う)。

歩行者用信号機の状態意味
青(緑)横断歩道で直進、または左折ができる。
※右折は出来ません。
青(緑)の点滅横断歩道から横断をはじめてはいけない。
横断歩道から横断をはじめてはいけない
道路交通法施行令第2条

道路交通法施行令第2条では、横断歩道を進行しようとする普通自転車は、歩行者用信号が青の点滅と赤のときは全く同じで、「横断をはじめてはいけない」ということです。信号駆け込みダッシュする自転車は歩道や横断歩道を歩く歩行者に対しても危険です。

車道を逆走するな!

車道を逆走する自転車、かなり多いです。

歩道上は逆走は有りません。逆走は車道(または路側帯)を走る場合です。車道は普通自転車専用通行帯も含まれます。これは車道の中で普通自転車が通行する指定通行帯です。

自転車は車道は左側端路側帯は左側の路側帯を通行する決まりです!

白線の左側(道路構造令で言う路肩部分)が路側帯であるか車道であるかは歩道の有無で見分けます。

車道の左側端と言っても、ハンドルが取られやすく通行に適さないギリギリの部分(勾配8%のエプロン部分など)まで寄る必要はありません(上の写真は歩道手前まで走行に適していると言えます)。

また車道外側線という白線の左側を走れという決まりはありません。車道の左側端を走ります。白線から歩道までの幅は道路によって違うので、無理に白線の左側に入ろうとギリギリまで寄ると、走行に適さない路面であったりして危険な場合もあります。なので路面が安定した部分のなるだけ左側を走行します。

逆走自転車がいかに多いかが分かる動画です。もはや縦横無尽です。

逆走する自転車は違反しているにも関わらず歩道側をガッチリとキープする法則があるようです。どの動画を見てもその傾向があります。

もし青切符導入後にこんな事やってたら間違いなく検挙されます。

歩道上では逆走はない

勘違いしている人が結構多いのでここ注意。

自転車で歩道を通行する場合(自転車通行可の歩道、あるいは70歳以上など例外規定で歩道通行する場合)ですが、歩道上では自転車の逆走は有りません。歩道の中では逆走はなく、自転車は歩道内の車道寄りを対面通行します。つまり道路右側の歩道でも、道路左側の歩道でもOKです。

ただし、道路左側の歩道を通行しているとき、歩道が必要なくなったからと、車道にポンと降りてそのままの進行方向で進むと逆走になるので注意。

一時停止無視して飛び出すな!

これをやっている自転車はもう無敵の人です。一時停止を無視しブレーキもかけずに真一文字に飛び出す自転車。

このような一時停止無視をした飛び出しは大人でも相当に多いが、学生や小さい子供も結構多い。

一時停止の標識があるところでは自転車も一時停止しなければいけません。免許を持った人ならわかっているはずです。免許がない学生や子供は以外に知らない人も多いような気がします。道路交通法は義務教育にしてしっかりと学習させるべきだと思います。

飛び出しは危ないから絶対するな!

停止位置で左右が見えてくても、停止位置で一回止まること!そしてそこで左右が見えなければ、見える位置までゆっくり徐行しながら左右確認、あるいは状況によってはもう一度停止して左右を確認します。

スマホ運転はダメ!

スマホ自転車は違反であり、危険だと何度もニュースになったりメディアが取り上げたりしているが何年経っても一向に減る気配がない。

スマホ自転車はたまに見るようなレベルでは有りません。かなりの確率で毎日見ます。特徴としてはフラフラ走行しています。片手運転だけでも危険なのに、焦点が合う部分を外した周辺視野だけで察知しながら運転しているので更に危ない。

スマホ自転車が飛び出して自転車同士がぶつかる瞬間です。

見通しの悪い交差点へかなりの速度で突っ込んで曲がってきています。スマホを見ていたせいで正面の自転車の発見が遅れ、片手にスマホを持っているせいで満足にブレーキが掛けられません。

多くのスマホ自転車乗りの問題点は、一度身をもって実際に事故らないと本人が危険性を理解出来ないことです。スマホ運転をする人にとってはスマホ自転車の事故のニュースなどは所詮他人事です。だから事故を起こしたことがないスマホ自転車乗りにいくら注意してもなかなか理解が得られません。

最後に

自転車の違反は厳密に見ればいくらでも見つけることができるが「信号無視」「逆走」「一時停止無視(飛び出し)」「ながら運転(スマホ)」は危険性の高い違反の中で、最も頻繁に見るもの。この4つは特に正して欲しい。

皆が違反していれば自分もやって問題がないという群衆心理。法を違反しても集団についていけば安心で罪悪感ゼロというような心理は秩序のない世の中を作り上げます。

小さな子供じゃなければ善悪の判断くらいできる。ゃんと自分で考えて責任を持って行動するべき。

「交通量少ないし今まで999回ずっと無事故だから、今日も飛び出して大丈夫!」という人が1000回目に事故を起こします。実際に事故に合うまで危ないのがわからないのは愚かな人間です。

もし青切符が導入されることになっても、すべての違反が取締対象となるわけではないはずです。特に危険なものを重点的に取り締まるのは自動車でも同じでしょう。

飲酒運転はもちろんダメです。無灯火は最近は本当に少なくなってきたので、この記事では取り上げていません。しかし無灯火も取締対象となると思います。

自転車で毎日のように見る目立つ違反の代表は、信号無視、車道逆走、一時停止を無視した飛び出し、スマホ自転車の4つです。これらは事故を起こすと一発で死ぬ可能性がある違反です。信号くらいは小学生でも守っているのに大人が守らない。こういう大人が親となって子供にしつけや教育をしていると思うとなんだかなさけなくなります。

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