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ゲームガチャをやってはいけない人とは?ガチャの恐ろしさを語る

ゲーム依存の歴史

近年ネット・ゲーム依存が社会問題となっています。

コンピューターゲーム依存が問題化したのは70-80年代のゲームセンターブームあたりからでしょうか。ゲーセンに取り憑かれたように通い、小遣いをつぎ込む子どもたちがあとを絶ちませんでした。

その後1983年にファミコンが登場し、ゲーム好きはファミコンへ流れ、自宅でゲームするようになります。ただ、当時はアクションやシューティングゲームが主体で、依存と言っても短期間で飽きやすいのでそこまで深刻なものではありませんでした。

1986年にドラゴンクエストというRPGゲームをエニックスが出してこれが大ヒット。RPGゲームはドラクエが最初ではないが大ヒットのきっかけになったのはドラクエでした。

それまでのアクション系と違い、RPGという新しいジャンルは、やりこみ要素が多い育成ゲームで飽きにくく、どっぷりのめり込みやすかった。夢中になるあまり夜明けまでやっていた人も珍しくはありませんでした。ここからが本格的ゲーム依存症の始まりです。

これに輪をかけるような深刻な依存が来たのがインターネットゲームブーム以降。

ネトゲそのものは昔からあったが、ネトゲがブームとしてきたのは2002-2004年頃から。

MMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)というジャンルは、ただのオフラインRPGゲームとは違い、終わりがありません。アップデートで次々と新しいストーリーやマップ、ボスキャラなどが追加され、延々とハマり続ける依存者が増えました。

また全国のプレイヤーと競い合うことが出来るため、その中で強くなろうと必死になるわけです。

初期のMMORPGには日本では1997年にサービス開始したウルティマオンラインがありましたが、一部のゲーム好きがやる程度でブームまでにはなっていませんでした。

2002年にファイナルファンタジーXI、リネージュ、ラグナロクオンライン、2003年にメイプルストーリー、2004年にレッドストーン。このあたりで一気にネトゲブームとなります。特に月額課金制から基本無料でアイテム課金制のゲームが主流となると、登録者数はぐんと増え、毎日18時間365日休むことなくやり続けるような深刻なゲーム依存者「ゲーム廃人と呼ばれる人」もどんどん増えました。

ゲームガチャとは

基本料金無料というゲームはアイテム課金という課金方式がとられています。別にそのアイテムに課金しなくても無料で遊べるわけですが、課金するほど強くなれるのでゲーム内で活躍できるのです。

アイテム課金の中にはガチャというものがあり、ガチャでは貴重なレアアイテムが低確率で手に入ります。このガチャが最も恐ろしいのです。

例えば私がやっていたレッドストーンというMMORPGにはロトボックスというガチャがあり、1個500円で購入できます(他にも種類はある)。そのロトボックスをゲーム内で開けるとランダムでアイテムが1個入手できます。稀な確率で幸運のチケットが入手でき、そのチケットで神オプションがついたアイテムが貰えます。

それはゲーム内で百億ゴールド以上で取引される価値のあるものです。特に初心者はこのロトで一発当てることで一気に大量のゴールドを手に入れることが出来、装備を整えて強くなることが出来ます。

基本無料と言ってもやはりアイテム課金した人が圧倒的に有利となるように出来ているゲームが多いです。ただ私がやっていたレッドストーンは無課金でも手間と時間をかければ強くなった気がします。課金が強かったのはモンパレで、無課金では覆せない壁がありました。その他多くのゲームもやはり課金者が有利です。

ガチャは金銭感覚を狂わせるギャンブル

ゲームガチャの恐ろしさは、後先考えず見境なく、いくらでも限度なくお金をつぎ込んでしまうことにあります。

私もかつてはガチャ課金したことがあります。

レッドストーンの1個500円のロトボックスに総額1万ほど、あとミニペット(これも一応ガチャ)に総額2-3万ほど注ぎ込んだ気がします。欲しいアイテムは手に入りませんでしたが、自分を抑え込むことは出来ました。

しかしブログを読んでいると、中には正月の落とし玉4万円を全額ガチャに注ぎ込み、たいしたアイテムが出ないまま4万円が一瞬で消えた学生もいましたし、総額100万円以上ガチャ使っているのではという人も珍しくありませんでした。

ですが私が知っている中で課金額が最もエグいのが戦国IXA。家が建つほどの課金をしている人もいるらしいです。ガチ課金勢は数千万円クラスでしょうか。ちなみに私はこの戦国IXAは無課金プレイしていました(今は引退)。

生活が裕福な人が生活に影響が出ない範囲で趣味で使える分であれば100万円でも1,000万円でも全く問題ではないでしょう。年間1億以上稼ぐような人が1,000万円課金しても生活に影響は出ませんし好きなことにお金を使うわけですのでそれは自由でしょう。

しかし深刻なガチャ依存の人は生活に影響が出るレベルで有り金すべてをガチャに注ぎ込みます。親のクレカを勝手に使って何十万円あるいは何百万円と課金する未成年もいれば、給料の殆どを使い込んで生活費がなくなったり、家庭崩壊する人もいます。

ゲームガチャをしてはいけない人とは

ゲームガチャをしたら高確率でハマってしまうタイプは一度でもやってしまうと人生が狂う可能性があります。

ゲームガチャをしてはいけない人は

  • 負けず嫌いの人。
  • 衝動的に行動してしまう人。

ギャンブルも同じですが負けず嫌いなタイプは極めてハマりやすいです。負けたままでは終われない、勝つまでやめない。目的のアイテムが出るまでやめない。ガチャで出さないとゲームでTUEEEEできない。という勝つための意地がガチャをやめさせません。

衝動的に行動してしまう人もガチャをやってはいけません。理性で行動を抑え込むことが出来ません。このお金を使ったら生活がどうなるか、ということが頭から完全に飛んでしまいます。ガチャのこと以外は何も考えず体が勝手に動いて取り憑かれたようにガチャをやろうとします。このタイプは負ければ負けるほどあとに引けなくなります。

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