こういうツイートを見つけてしまった。
テレビ番組で「スパゲッティが昭和の呼び方で、パスタが令和の呼び方」と言われていたらしい。調べると、これは専門家が言ったのではなく街中でのインタビューのようですので世間でそう浸透した感じでしょうか。
最近はスパゲッティではなくパスタと呼ぶほうがいかにも通、おしゃれと思っているのかは知りませんが、これは知らないで使っていると大恥をかく可能性もあります。パスタの意味を知らないで使っている感じかもしれません。
スパゲッティ=パスタだが、パスタ=スパゲッティではありません。パスタとスパゲッティの意味の違いを記事にしました。
スパゲティとパスタの違い
小麦粉を使用した生地をイタリア語でパスタといいます。スパゲティ、マカロニ、ラザニア・・・これらは全部パスタで、厳密に言うとパンやピザ生地もパスタで種類は数百種類に及びます。一般的にはイタリア料理の小麦生地(麺類など)の意味で使われています。
大雑把に言えばスパゲッティは断面が円になった細長いパスタのことです。しかしこれも厳密に言うと細かい規格で呼び名が違います。
スパゲティが昭和、パスタが令和?
スパゲティが昭和、パスタが令和という感じでスパゲティが時代遅れというイメージならばとんだ勘違いです。
つまりスパゲティがパスタで、マカロニはマカロニであると思っている感じでしょうか?マカロニはパスタではないと思って使っていれば、パスタ通やイタリア好きの人から笑われます。
ツイッターで調べると元ネタはテレビ番組の「意表を突く大調査」のようです(テレビ持ってないので私は見てませんが)。ここでスパゲティの写真を見せて、「この麺の呼び名は?」という質問を街頭で行ったようです。
ズバリ言うと「パスタ」という回答は間違いです。
「この麺の呼び名は?(スパゲティの写真)」なのにパスタと答えるのは、「その麺の呼び名は麺です」と答えているのと同じ。
つまりパスタの種類の質問に対し、それはパスタですと答えているのです。
パスタはスパゲティやマカロニ、ラザニアなどの総称です。