のど飴は喉の刺激を和らげる飴として親しまれていますが、VC-3000のど飴はビタミンCが1粒あたり140mg含まれていて、日常のビタミンC不足を補う飴としても利用できます。
本格的なサプリメントはちょっと敷居が高いと思う人もこれなら買いやすいと思います。
普通の飴ですのでスーパーやドラッグストアのお菓子コーナーなどどこにでも置いてあります。
ビタミンC補給にピッタリ
VC-3000のど飴は、単にのど飴と言うだけでなく、喉が健康な人もビタミンC補給のサプリとしておすすめできるものです。
1粒にビタミンCは140mg含まれています。私の場合だと毎日ジョギングもしていますので汗でビタミンCを消費することも考え、毎食ごとに1粒(1日計3粒)舐めている感じです。
一般的なビタミンCサプリメントだと1粒300mgから1粒500mgほどのものが多く、日常生活の不足分を補うという目的で一回に摂る量としてはやや多い気がします。
ちなみに日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、ビタミンCの摂取推奨量は成人男性で1日100mg、成人女性で1日100mgです。
ビタミンCは一度にあまり多く摂ると吸収率が落ちていき、さらに過剰になると尿で排泄されます。やはり少しずつ回数を分けて摂るのが効率よく吸収するのに有効だと思います。
食事を基本とした栄養摂取を目指し、不足分をVC-3000(1粒140mg)で必要と思われる量補う感じで十分でしょう。普通に食事をしていれば補助的な摂取は1日に1粒で十分かと思います。
アスパルテームは危険?
VC-3000のど飴は人工甘味料としてアスパルテームやステビアが入っています。
アスパルテームについて脳腫瘍や白血病、知能低下・認知症・心疾患・アトピー・不眠症を引き起こす研究があるから危険だと言う人がいます。
しかし、アメリカ食品医薬品局(FDA)や欧州食品安全機関(EFSA)からは、それらの研究は再現性がなく、情報も不十分で確証的なエビデンスにはならないとして否定されています。詳しくは下の記事で。
虫歯や酸蝕歯になりにくい飴
VC-3000のど飴には虫歯の原因となるショ糖やブドウ糖が使われていません。酸蝕歯の原因となるクエン酸や酸味料が含まれていません。
原材料に還元水飴がありますが、これは水飴ではありません。還元水飴は糖アルコールの一種であり、性質が異なります。糖アルコールは虫歯のエネルギーになりませんので虫歯菌が酸を出すことが出来ません。
還元パラチノースも糖アルコールの一種です。
また人工甘味料であるアスパルテームやステビアも虫歯になりません。
クエン酸や酸味料など、pHを大きく酸性へ傾ける添加物も入っていませんので酸蝕歯のリスクも少ないです。
つまりVC-3000のど飴は歯に優しい飴です。
コスト的にはサプリより悪い
私がいつも購入しているドラッグストアではVC-3000の袋入90gが税込み158円で売っています。
ちょっと何粒入りか数えたことがないですが22粒ほど入っていた気がします。袋ごとに多少ばらつきがあるかもしれません。
158円の一袋に22粒だと1粒あたり7.2円。仮に1日3粒食べると21.5円。
毎日3粒食べると1袋(90g)が1週間分という計算です。ですが一般的には1日1粒で十分と思われるのでそうなれば3週間分。
ちゃんとしたビタミンCサプリに比べるとビタミンCの量あたりのコスパは悪いです。
ただ、瓶入りサプリより優れているとすれば、1粒あたりのビタミンCがサプリより3分の1程度の含有量なので、少量ずつ摂取できる点で摂取量を細かく調整しやすい。
また、VC-3000のど飴は1粒ずつ袋に入っているということ。ゆえに外袋を開封しても、個別の袋で遮断されているので空気や光などからビタミンが守られ栄養損失が少ない状態で摂取できます。
また1つずつ個別の袋に入っていれば外出時にもちょっと持っていき、ビタミンC補給が出来ますので便利。
メーカーさんに要望
VC-3000のど飴は虫歯や酸蝕歯を気にせずに気軽にビタミンC補給が出来る飴です。
ただし、時々舌を傷つけることがあります。それは飴の中にある気泡。これは多くの飴で共通の課題かもしれません。
飴を舐めて溶けていく途中で気泡が出てきてそのときに気泡のエッジに鋭利な断面が出ることがあります。ここへ舌が入って滑らせると断面で舌を傷つけてが怪我をすることがあります。
気泡が出たらしばらく唾液で溶かしてエッジが丸くなったとこでまた舌を当てるといいのですが、油断しているとやはり舌が入って傷つきそうになります。
気泡をなくすのは製造過程上難しいのかもしれませんが気泡が極力入らない技術で作ることができればより安心して飴を食べることが出来ます。