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食品中のアクリルアミドって実際ヤバイの?

最近耳にするようになった食品中のアクリルアミド。

アクリルアミドは人体に有害な化学物質。悪い悪い言われてるのはわかるけど、実際どれくらい摂ると影響が出るのか、一般的な食生活環境でも心配するほどリスク高いのか。それとも過敏に反応しすぎているだけなのか。

アクリルアミド問題を分かりやすく書いていきます。

アクリルアミドとは。

アクリルアミド。英語ではAcrylamide
白い結晶で水に溶ける。無臭。毒性がある。
主に工業分野でポリアクリルアミドの原料として使用される。

最近問題化しているアクリルアミドは穀類、いも類などを高熱で調理加工すると化学反応を起こして微量に発生しているということ。よく例であげられるのがポテトチップスやクッキー。その他さまざまな加熱食品にアクリルアミドが含まれています。

摂取しても人体には蓄積されず、体の中で変化してほとんどが尿で排出されます。

人体への影響。

発がん性
(IARC発がん性分類でグループ2A=おそらく発がん性がある)

神経障害(非発がん性)
(日常的な摂取ではリスクは極めて少ない)

実は世界中の専門家の間でもまだ考えがまとまっていないのが現状。

アクリルアミドが人に対して発がん性があるかどうかは、まだ完全には確定していません。動物実験から発がん性が言われるものの、人への発がんリスクが上昇するという疫学的証拠がまだありません。

IARC発がん性分類では、「発がん性が確定しているグループ1」ではなく、「おそらく発がん性があるグループ2A」です。

神経障害などの非発がん性はあるものの、日常生活レベルの摂取量ではリスクは極めて少ない。

アクリルアミドの含有量。

食品中のアクリルアミド濃度の例(国内のデータ)
食品最小値(mg/kg)最大値(mg/kg)中央値(mg/kg)
フライドポテト0.03未満1.00.23
ポテトスナック0.03未満4.60.61
ビスケット類0.03未満0.770.15
乳幼児用菓子類(ビスケット類、ウエハース、米菓)0.03未満0.680.12

平成27~28年度に農林水産省が実施したアクリルアミドの含有実態調査結果の一部)
注:中央値とは、複数のデータを、数値が小さい方から順番に並べた時にちょうど中央にくる値です。

出典:食品に含まれているアクリルアミド(農林水産省)

さらに詳しく知りたい人は食品中のアクリルアミドの含有実態調査(農林水産省)

農林水産省データを全部見ると、やっぱりポテトスナック系がダントツに高いです。

コーヒーは多いけど豆の方ですからね。抽出したコーヒー飲料にはほとんど含まれてないです。砂糖甘味料も多いですがデータは1kgに含まれる量ですからね。ポテトチップスでもキログラムでは食べませんから1食あたりだとこの10分の1から20分の1程度ですね。

ですがどれくらいの数値から人体影響のリスクが有るのかさっぱりわかりません。日本には基準値がないとのこと。

1日あたりどれくらいなら食べても問題がないレベルなのか、そこが重要ですね。アクリルアミドは様々な食品に含まれていて、誰もが少なからず摂取しています。我々消費者はどうしたら良いのか。

どれくらい摂取するとヤバイのか?

基準値がないと我々はどうしていいかさっぱりわかりません。ポテトスナック類などを一切食べてはいけないのか、それとも一般的なレベルの摂取では心配しなくて良いのか。

内閣府食品安全委員会によれば 日本人成人の平均摂取の推定値は体重1kgあたり0.24µgということです。諸外国に比べ少ないようですね。

つまりこれは体重60kgの人だと14.4µgを毎日摂取していることになります。

ちなみに先程の表を使って計算するとポテトスナック70gでは42.7µg

※1mg(ミリグラム)=1000µg(マイクログラム)

なんだポテトスナックやばいじゃん!と思いますよね。たしかに多いのは多い。一袋食べると平均摂取の3倍になってしまう。しかし

体重1kgあたり0.24µgは平均摂取推定値であって摂取安全基準値ではない。

ということ。アクリルアミドの動物実験では人の平均摂取の1000倍から2000倍の量を使って発がん性が10%増した増さなかったというレベルです。

アクリルアミドの人体への影響はまだまだ研究段階であり、人体への発がん性の影響については未解明です。気にすることはないよ!とは保証は出来ませんが、あまり神経質になる必要はない気もします。

だが体に悪いものは少しでも避けたいというのが人間の心理。多くの幅広い食品に含まれ、摂取を完全に避けることは出来ないと思われます。

心配な人はポテト系スナックを控えるのが効率は良いです。

アクリルアミドについての情報リンク

この記事ではざっとしか書きませんでしたが、アクリルアミドをもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

厚生労働省 加工食品中アクリルアミドに関するQ&A

農林水産省 食品中のアクリルアミドに関する情報

内閣府食品安全委員会 加熱時に生じるアクリルアミドに関連する情報

結局どうなのよ!どうすればいいの?

いろいろ見ていくと恐怖心が煽られるかもしれませんが、毒だ!危ない!一切食べるな!のような過剰反応は不要だと思います。

アクリルアミドを含んだ料理はあまりに幅広いですが、1ミリでもリスクを負いたくないという人は、ポテト系スナックを控えるのが一番効率は良いです。

すべて避けるとなればほうじ茶、緑茶、烏龍茶、麦茶も飲めなくなります。これらも製造工程でアクリルアミドが生成され、お茶を入れるとアクリルアミドが溶け出します。

加熱した多くの食べ物に含まれていますので食事で完全にゼロにすることは無理でしょう。

ただ多くの食品の中で、ポテトチップスなどのアクリルアミドの含有量が多いのは事実です。

しかしポテトチップスを食べ続けることで、そのアクリルアミドが原因で健康被害が出る前に、栄養過多による生活習慣病で心血管などの循環器系の健康被害が深刻なレベルに達するほうが遥かに先になるでしょう。

どっちみちポテトチップスは程々がいいです。

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