迷惑メールへ振り分けられているリストに新しい手法の詐欺メールを発見。
今までは大半がアカウント注意喚起系でサイトに誘導するフィッシング詐欺メールでしたが、
今度は「あなたのPCをハッキングしました。ビットコインを送金しなさい。」という文章がで綴られています。
私はGmailを使っているので迷惑メールで振り分けられていて、本文を開くと赤い警告が出ていました。
Gmailだとこういった詐欺メールは高確率で振り分けられるので騙されることはほぼありませんが、他のメーラーを使っていてそのまま通常メールに紛れて受信している人は騙されないように注意する必要があります。
茨城県警では2020年8月に注意喚起ページが公開されているので結構前からこの手のメールはあったようです。
詐欺メールその1
以下が詐欺メールの内容です。
この詐欺メールの内容ですが
どうも、こんにちは。
まずは自己紹介をさせていただきますね。私はプロのプログラマーで、自由時間ではハッキングを専門にしております。
今回残念なことに、貴方は私の次の被害者となり、貴方のオペレーティングシステムとデバイスに私はハッキングいたしました。
・・・(以下略)
という冒頭で、非常に長い文章で書き綴られています。
簡単にまとめると、「ハッキングしたので48時間以内にビットコイン送金しろ」という内容。
私のところには48時間と言うメールが6月21日から何通も来ていました。48時間タイマー切れがいっぱいでしたw
詐欺メールその2
こちらも同じくビットコインを送金しろというもの。
「最後の警告です。あなたのシステムは危険にさらされています。・・・・トロイの木馬であなたのデバイスをコントロールできます。・・・Webカメラであなたを撮影した、ビットコインを送金しなければビデオを連絡先リストに送信します」という内容。
カメラデバイスのビデオキャプチャ(要するにWebカメラ)というが、そもそも私のパソコンにはWebカメラがない。
携帯電話や連絡先リストというが何一つその証拠の具体例を見せていない。つまり私の電話番号を知っているならメール本文に実際の番号を載せて脅してくるはずである。
つまりこれはテンプレコピペで不特定多数へバラまいている詐欺メール。
これらのメールが届いたら
これらの類のメールはすべて詐欺メール。
このメールが来てもハッキングはされていませんし、無視したままで何も起こりませんので安心してください。メール内容は全てウソです。
騙されやすい人は話術にハマると危険なので下手に読まないほうがいいです。
この手の詐欺メールには他にも文章のパターンがあるかもしれません。ビットコイン送金の話が出た時点で、すべての内容が嘘であると思って無視してください。
どうしてもわからない場合はメール内容をネットで検索!
不用意に送金してはダメ!