※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

医療負担を少しでも減らすために我々ができること

毎年伸び続ける医療費、高齢化による影響も大きく仕方ない部分もあります。しかしこのままでは医療保険が破綻します。

加齢によるものや遺伝的な病気などは仕方ありませんが、生活習慣病など努力で減らせる部分は少しでも減らす必要があります。結局最後に痛いのは自分自身です。

努力で減らせるものは減らしていかないと

厚生労働省の国民医療費の概況データよりグラフ作成

毎日ジャンクフードを食べて、運動もせずゴロゴロして、好きなだけ酒を飲んでタバコ吸って、そういう生活を20年30年と続けた結果、病気になって、保険を使って治療する。

かたや、健康に気を使い、きちんとした食生活を送って保険を殆ど使わない人もいる。

結局不摂生な生活をして最後に損をするのは自分なんだが、問題は医療費にも負担をかけていること。

ただでさえ高齢化などで医療費は増える、だからこそ努力で減らせるものは減らしていかないと、保険料は見直されて上がっていくし、それでも足りない分を税金で補填。そして大幅な消費税増税の予感。結局国民へ跳ね返ってきます。

医療費における生活習慣病の割合は決して無視できるレベルではない。

生活習慣病予防に務める

最初に書いておきますがこれらの病気は遺伝的要因も関係します。ここでは生活習慣が起因して起こる場合についての話です。

生活習慣病は様々な疾患を招きます。

重度の腎臓病になり、透析を受けるようになると、毎月40–50万円かかります。

しかし高額医療費の特例(特定疾病)により1ヶ月の自己負担額は1万円(2万円※)が上限となります。病院は儲かるでしょうが医療保険に大きな負担がかかります。

透析治療と言っても透析では腎臓は治りません。移植しない限りは死ぬまでずっと治療を受け続けることになります。
※70歳未満で標準報酬月額が53万円以上の場合は2万円が上限(特定疾病の場合)。

生活習慣病は心臓病や血管など循環器系も悪くします。

これらも最初のうちは症状がなく軽く見ていても数十年と長い年月で積み重ねると恐ろしいことになります。不整脈、虚血性心疾患、動脈硬化、糖尿病、腎臓病、肝臓病など怖い病気ばかりです。

生活習慣病は食事、睡眠、運動習慣、喫煙、アルコールなどが関わってきます。

生活習慣病の恐ろしさがわかるアニメーション

Oragan storyはSplapp-Me-Doが作成したアニメーション。生活習慣病を啓発するには良い教材です。

インフルエンザ、風邪などの予防

インフルエンザや風邪も努力次第でリスクは下がります。

こじらせるほど医療費はかかります。睡眠をしっかり取る、栄養バランスが取れた食事をする、インフルエンザ流行期はマスク着用や手洗いをしっかりやる。なにより熱など出れば自分が辛い。

これらが原因で肺炎や中耳炎になることもある。そうなれば余計に医療費がかかる。

虫歯、酸蝕歯予防

歯科医療費は平行線で増えてはいないものの、やはり減らせるものは減らすべき。

毎日のブラッシングと定期検診。定期検診も保険適用で概算医療費になってしまうが、やらなければ早々と歯や歯茎がだめになり結果的に医療費 が増える。

定期検診は年2回受けるように言われますが、私は1回でもいいと思っています。定期検診は3割負担で3000–4000円ほどかかります。しかし何十年と長い目で見れば定期検診をしたほうが結果的に安くすみます。

また、喫煙は歯や歯茎に悪い

喫煙者は歯周病になりやすいのです。歯茎が下がってくれば歯がグラグラし始め最終的に歯を抜くことになる。タバコはやめたほうがいいです。

毎日のブラッシングは大事ですが、ジュースや清涼飲料水など酸性のものを高頻度でチビチビ飲んでいると、酸蝕歯(歯が溶ける)のリスクが高くなります。

脱灰すれば虫歯のリスクも上がります。特に上の前歯の隙間がなりやすい。ストロー使って歯を浸さないように飲む、または飲んだ後に水やお茶でうがいをするなどして口の中を中性に戻すといいかもしれません。

失った歯は回復しません。治療するたびに減るだけです。

毎日のメンテナンスと定期検診が歯を長持ちさせます。保険適用治療ではきれいな歯には再現できません。治療するほど見た目にも汚くなります。保険適用の白い差し歯は色が数年で劣化して黄色くなります。

かと言ってセラミックなど使えば保険は適用されません、自費です。高いです。歯を悪くしないのが一番です。歯と歯茎が綺麗だと若く見えます。

禁煙する

禁煙をはじめて非喫煙者と同じになるまで20年もかかるらしい。だから早めに禁煙を始めよう。

その動画がこれ

タバコの煙はPM2.5の塊。有毒なダイオキシンやアクリルアミドも含まれます。

歯や歯茎へのダメージ、喉、肺、そして心臓、血管など循環器系の疾患。喫煙は体の各部にダメージを与える。いいことなんてひとつもありません。他人のいる場所で吸えば周囲にも迷惑をかける。

タバコを吸うことで病気になっても国民皆保険が使われるわけです。なにより結局病気になって痛い目を見るのは自分。

無駄をなくせば医療費も少しは減る

いいことも悪いことも、小さなことの積み重ねが最後に大きな結果になります

生活習慣病だって、結局は積み重ねが大きな病気へつながる。日頃からメンテナンスをしていれば体は長い間健康を維持できる。車と同じです。

メンテナンスすれば長持ちする。ボロボロになれば車は修理費がかかる、乗り換えたほうが安い場合もある。ですが人間の体はボロボロになっても治療して一生使い続けないといけません。医療費もかかるし、自分も辛い。

医療費は毎年膨れ上がっています。本来きちんと健康管理していけば使わなくて済む医療費くらいは、なくしていかないといけないです。

タイトルとURLをコピーしました