ツインベッドとダブルベッドの違い、ツインルームとダブルルームの違いというのは混同されやすく何が違うのかわからないといった場面もあります。
この違いを調べていくとツインベッドというベッドについて調べているのにツインルームという部屋についての意味合いがでてきたり、よくわかりにくい。
そこで信頼できるサイトをいくつも周り、辞書から言葉としての意味も調べ、海外の定義も調べると、ツインベッドは日本と海外では意味が異なることがわかりました。それ以外は概ね同じようです。
ツインベッド、ダブルベッド、ツインルーム、ダブルルームの違いを調べ、それぞれの意味を記事にしました。
ツインベッドとダブルベッドの違い
ツインベッド
日本ではツインベッドのことをシングルベッドを2つ並べて1組としたもの(または並べて使用すること)。どの辞書を調べてもそのように書いてあります。
家具屋などのウェブサイトを回るとそれはシングルサイズのベッドでなくとも2台置いてあればツインというようです。
海外ではツインベッドの意味は異なります。
ツインベッドの定義があるのは北米で、これはベッドのサイズのことです。北米ではツインベッドはシングルベッドと同じで98×189cmサイズのベットのことを指します。子供専用などを除いた標準的なベッドの最小サイズのことです。つまりこれ一つだけでツインベッドということです。
ツインベッドは主に身長6フィート(183cm)以下の大人や子供を想定としたサイズですが、ツインXLベッドとなると98×202cmとなり、身長が高い人でも寝ることが出来ます。
ダブルベッド
日本ではダブルベッドは2人用の幅の広いベッドのことです。どの辞書を調べてもそういう定義です。家具屋などでは幅140cmのベッドと定義しているところもあるようです。
北米ではダブルベッドは136×189cmサイズのベッドのこと。イギリスは137×191サイズ。他の国もサイズは微妙に異なるが、シングルベッドよりもワイドなベッドです。それを超えるサイズになるとまた名前が変わります。2人用という定義はありません。
ツインルームとダブルルームの違い
ツインルーム
ツインルームは独立したベッドが2台ある客室のことです。日本でも海外でも意味は同じのようです。
このベッドサイズは特に決まっていません。シングルベッド2台だろうがダブルベッド2台だろうが、それはツインルームです。
ダブルルーム
ダブルルームは1つの大きなベッドがある2人用の客室のことです。これも日本と海外では意味が同じようです。大きなベッドで2人が就寝することが出来ます。
ベッドサイズの方はダブルベッド1台だったり、クイーンベッド1台だったり、キングベッド1台だったりと大きさは様々です。2人が就寝することが出来るベッドが1台ある客室ということです。
まとめ
ツインベッド
日本 ベッドを2台並べて1組とした状態のベッド。または2台1組で使用すること。
北米 シングルベッドと同じ98×189cmサイズのベッドのこと。
ダブルベッド
日本 2人用の幅広いベッド。幅140cmのベッド。
北米 136×189cmサイズのベッド。
英国 137×191cmサイズのベッド。
ツインルーム
日本 独立したベッドが2台ある客室
海外 独立したベッドが2台ある客室
ダブルルーム
日本 1つの大きなベッドがある2人用の客室
海外 1つの大きなベッドがある2人用の客室
ツインベッドは日本と海外では意味が全く異なることがわかりました。日本はツインベッドの定義が独特だと思いました。ツインベッドという物体の名詞なのに、ベッドの形式ではなく配置状態のことを指しています。海外ではツインベッドは特定のベッドサイズのベッドのことです。ツインベッドという定義がある国は少ないようです。