
飲酒運転は厳罰化されていて重い犯罪行為です。
ドライバーなら誰しも飲酒運転は絶対にいけないとわかっています。
しかしお酒を飲んだあとの目安があるものの、どこまで時間を開ければ確実に安全なのかは明確化されずわかりにくい。人によって体質が違うため一概には言えないと言われれば、それじゃあ危ない橋を渡るようなものでもし検出されれば罰せられるのはドライバー。
そこで絶対安全なゾーンをはっきりして欲しい。
ということで飲酒後の目安についての記事。
運転できる目安とは?
飲酒したら絶対に車を運転してはいけない。
そう言い聞かされますが、じゃあお酒を飲んだらどれくらい駄目なのか。ここがはっきりしないと微妙に残って防ぎようがない場面もある。
ここまで飲酒運転が駄目と注意喚起されるなら、1ミリ%でも残っているリスクがあれば運転すべきではないと思います。
それが6時間なのか12時間か、あるいは24時間?2日?どこからが確実に安全な目安が提示されない。
どれくらい飲んだ場合、何時間開ければ確実に間違いなく安全に運転可能なのか、そこを明確にしないと多くの人は防ぎようがない。
例えば夕食で19時頃ビール一杯飲んだら翌朝7時の運転は駄目なのか。もし19時かOKならじゃあ21時はどうなのか。
警察庁も飲酒運転の危険性を訴えるが、確実に安全と言える目安を示していない。
やはりここが一番重要。飲酒運転は絶対にしちゃいけないならば、ここが明確化されないと自信を持って安全と言えるのは飲酒を一切しない人しか当てはまらない。
お酒が抜ける目安

政府インターネットテレビの動画によれば、アルコール1単位(ビールだと500ml、日本酒だと180ml、ワインだと200ml)を分解するのにおよそ4時間かかるらしい。
しかしこれは目安であって個人差があり、この目安に2割3割と十分余裕を持って欲しいということが述べられています。
その先の悲劇 絶対にしない・させない!飲酒運転 (政府インターネットテレビ)
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg14584.html
つまり結論を出すと1単位で倍の8時間開ければ間違いなくアルコールは残らないと言えるでしょう。
夕飯19時にアルコール1単位以下なら翌朝7時通勤時には運転できるようです。しかし、深夜に飲んだ場合は1単位の飲酒でもアルコールが残る可能性があるので翌朝の運転は絶対に出来ません。
1単位で分解に4時間と言われているが、個人差があるので1単位でも確実に8時間は開けたほうが安心できると思われます。これは1単位ですので2単位飲んだ場合は倍開けないと安心はできません。
ですが政府からも警察庁からも、1単位飲んだ時は8時間開ければ絶対に安全という言葉を聞くことはありません。ですからたとえ8時間開けても、もし万が一検査で検出されれば飲酒運転で検挙されます。
我々は確実性が欲しいのです。飲酒運転が重罪ならば確実にアルコールを抜きたいのです。だから1単位で◯時間なら100%問題なしという確実な目安が欲しい。
アルコール1単位
(純アルコール換算20g)
種類 | 量 | 度数 |
---|---|---|
ビール | 500ml | 5% |
日本酒 | 180ml | 15% |
ウイスキー | 60ml | 43% |
ワイン | 200ml | 12% |
チューハイ | 350ml | 7% |
焼酎 | 100ml | 25% |
安全な目安と明確にしないと困る
これだけ飲酒運転が危険であり絶対にやってはいけないとするなら、絶対に体にアルコールは残せません。
飲酒後の目安は「大体◯時間開ければ大丈夫でしょう」ではなく、明確に「◯時間開ければ全く問題なし」とはっきり安全ゾーンを決めてくれないと、普通の人は100%万全な対策がやりにくいと思います。
これくらい開ければ多分大丈夫でしょうという目安で、もしも少し残っていた場合、事故は起こさなくても飲酒検問で引っかかれば厳しい行政処分と罰則を受けることになるからです。
成人男性がビール500ml飲んでアルコールが分解されるまでおよそ4時間。
これについて「個人差があるので4時間より余裕を持って長めに開けましょう」というアバウトな回答ではなく、「8時間以上開ければ間違いなく安全です!」というような明確な時間を提示してほしいのです。
間違いなく言えることは
一番確実なのは平日及び仕事の前日にはアルコールを一切飲まないことです。
リンク
みんなで守る「飲酒運転を絶対にしない、させない」 (警察庁)
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/insyu/info.html
飲酒運転は絶対に「しない!」「させない!」みんなで守ろう 3つの約束 (政府広報オンライン)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201312/1.html