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飛行機が安全だと言われても、怖いものは怖い(飛行機恐怖症)

写真:スイス航空MD11型機(1998年チューリッヒ空港で)

たまにはおちゃめな記事も書かせてください。飛行機恐怖症についてです。

私は軽度?の飛行機恐怖症。にもかかわらず何度も、いや何十回も飛行機に乗ってきました。そのたびに、「これでもう人生最後かもしれない・・」と思ってきました。

飛行機の安全性は非常に優れたものがあります。しかし恐怖は消えません。飛行機恐怖症とはそういうものです。

搭乗ゲート通過した時点で、死への階段を登っていくような気分となります。笑い事じゃありませんw。でもそういう感じで読んでもらって結構です。飛行機恐怖症の視点がどういうものなのか、紹介します。

安全性を言われても、そういう問題じゃない

飛行機が怖いと言うと、必ず返される言葉が「飛行機は最も安全な乗り物だ、事故発生確率は・・(以下略)」。

いやそうじゃない!そういう問題じゃないんだ!それと恐怖は別問題。

いかにバンジージャンプが安全だと言われても、飛び込むのは怖いでしょ?

それと同じです。つまり、今、あり得ない状況、普通じゃない状況にいることが恐怖なのです!

では、飛行機恐怖症が飛行機に乗って降りるまでの気持ちの流れを紹介します。

乗る前の機体の大きさに恐怖

これが今から上空1万2,000mを飛行するとかありえません。

エアバスA340-300だと長距離便の離陸時は重さ250トンくらいあります。空飛ぶマンションです。

滑走路ではバックとかできずに牽引してもらってるのに、これが自力で空飛ぶんですよ。ありえない。そして主翼に付いた重いエンジンが上空1万2,000mでずっと吊るされるわけです。

搭乗ゲートをくぐったら引き返せない恐怖

これは半端なく怖い。心拍数が一気に上がります。これで人生最後になるのかと。棺桶に入りに行くような気分です。落ちたら皆死ぬんだ、これで終わりかもしれない・・・。

座席につくと墜落時のイメージが浮かぶ

指定の座席に座ります。すると、「この機が墜落してバラバラになるのか・・」と想像してしまうのです。「でも、乗務員は毎日乗って仕事してるんだよな、なら大丈夫だよな」と言い聞かせています。

離陸が始まると、もう祈るだけ

離陸時にエンジンと主翼が揺れて暴れる上の動画。これはボーイング747ではごく一般的で何も問題はないのですが、飛行機恐怖症にとってはこれ以上の恐怖はありません。外を見たらダメ。でも見てしまう。

離陸が始まるとエンジンはすごい音で唸りを上げ、すごい加速で後ろへGがかかり、そして機体のあちこちからミシミシという音が聞こえるのです。機体が浮くと縦Gがかかり気持ち悪くなります。

離陸中に「今エンジン故障して止まったら終わりだな・・・どうか故障しないで、故障だけは」と、そういう不安ばかりが頭の中をよぎります。

パワフルな小型のボーイング737などは加速Gや上昇のGが強くて怖い。大型機の747もかなりパワーがあるのでGが強くて怖い。

非力なエアバスA340-300は全くGを感じませんが、離陸で機体が浮いてもなかなか上がっていかず、エンジンが故障したのではないのかと不安になります。

昔、国内線でボーイング747のエンジンが見える座席に座ったことがありますが、これは怖かった。エンジンがブランブランと揺れまくるのです。

エンジンはたった3本の小さなヒューズピンで取り付けられています。エンジンの重さは1機4トンもあります(飛行機が怖いので色々調べてたら詳しくなったw)。これが空中でブラブラ揺れるといつピンが折れてもおかしくない!と怖くなるのです。

ちなみにヒューズピンは一定の強い負荷がかかった場合折れるようになっています。主翼にダメージがいかないようにするためです。

昔、離陸時に劣化したヒューズピンが破断して墜落した事故がありました。1992年のエル・アル航空1862便墜落事故です。

巡航高度まで行くと落ち着くが、乱気流の恐怖

巡航高度までいってエンジン回転数も落ち機体が安定すると、いったん恐怖は収まります。

しかし乱気流に遭遇すると話は別です。

一度だけ乱気流を体験したことがあります。ボーイング747に乗っていたときアンカレジ手前の北太平洋上空での乱気流遭遇。これは怖かった。あらかじめ放送で気流が悪いところを通過すると聞いてはいましたが揺れ方がおかしいレベル。

私は乱気流前は機内で寝ていましたが、機体がかなり大きく傾いて毛布が落ちて目が冷めた。

機体は振り子のように左右に傾いていたが突然落下して体が浮いたような感覚が来たと思ったら地面へ叩きつけられるようなダダン!という衝撃。揺れるというよりぶつかってるような感じ。

機体はメシメシ鳴るし天井と棚がズレながら前後に動いてるのよね。機体がバラバラに壊れるのかと怯えましたよ。そういう状態がずっと続いていました。

ところが隣の人を見ると、その状況の中でイヤホンして普通に映画を見ています。おかしい、普通じゃない。

着陸はそれほど恐怖はないのです

着陸は揺れることもありますが、徐々に地面が近づいてくるので恐怖はそれほどないです。

これでやっと地面を踏むことができると、そういう気持ちです。

ただ、低空でUターンする場合は怖い。昔チューリッヒ空港着陸時に、着陸手前のかなり低空でUターンすることがあって(福岡空港着陸のUターンより遥かに低い高度だったと思う)、主翼が森の木にぶつかるのではないかと怖かったことがあります。

また、タッチアンドゴーで着陸やり直しをすればたぶん怖くなると思う。タッチアンドゴーはかつてまだ経験したことないですが。

気持ち分かっていただけましたでしょうか

飛行機が最も安全な乗り物というのは分かっています。しかし飛行機の恐怖ってのは、安全性の確率とかそういう問題ではないんです。今置かれている状況が恐怖なんです。

ビルの屋上から落ちても人は死ぬのに、それよりはるか高い場所にいるのです。しかも大型機だと250トンだの高重量の物体が空中を浮いていて地面と繋がってない。エアバスA380などは空飛ぶ高層ビルです。その物体に自分がいるのです。

この非日常的な状況は恐怖へと変わります。

飛行機に乗ってしまえば、あとは自分ではどうすることもできない。全てはこの機体とエンジン、パイロットに命が託されている。どうか無事に帰還できますようにと祈るのです。

そして飛行機怖いのに、飛行機事故の映画やドキュメンタリーは何度も見てしまう。

それがいけないのか(´・ω・`)

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