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湿度の上げ過ぎも注意!加湿器とカビ!最適な湿度とは!

毎年、乾燥しやすい冬になるとインフルエンザウイルス対策として加湿器が話題になります。

今年はインフルに加え、コロナウイルスとしての対策も兼ねて加湿器を購入する人も多い。

と同時に、加湿器を使うことで湿度によるカビを気にする人も多い。

この記事では加湿器によるウイルス対策とカビリスクについて考えていきます。

部屋にカビが

加湿器もやりすぎるとこうなるかも知れません。

ツイッターで見つけた投稿には加湿器で天井にカビが生えたという報告がありました(現在は投稿が消えています)。

ツイッターなので加湿器が直接の原因なのか断定はできませんが、そのツイッターの画像では天井端に盛大に黒カビが。ポスターもふにゃふにゃのようでかなり湿度が高いことが考えられます。

黒カビに毒性はありませんが、吸い込むと呼吸器系疾患に悪い影響がでます。黒カビはエアコン内部や窓のサッシ付近にも盛大に発生します。カビは埃に付着して積もっている場合もあります。

ツイッター上では、やはりカビを気にして加湿器を買い控えたり、いい加湿器を探している声を多く目にしますが、まず大切なのは室内の湿度を知ることだと思います。

加湿器を使うと湿度は10–20%上昇

加湿器と言ってもスチーム式、気化式、超音波式など色々あります。空気清浄機搭載の加湿器は気化式が多い感じでしょうか。

加湿器を使って部屋の湿度がどれくらい変化するかは加湿器の方式や機種、置き場所、使用時間などによって異なりますが、一部屋で効果的に使用した場合、目安としておおよそ10–20%上昇します。

ただし加湿能力が低かったり置き場所が悪いなど効率的に使用できていない場合、ほとんど湿度は上がらないこともあります。ツイッターには加湿器を使えど湿度が上がらないんだが・・という声は多いです。

最適湿度は40–60%

ASHRAE(American Society of Heating, Refrigeration and Air Conditioning Engineers)によれば、最適な相対湿度は40–60%とされています。

湿度40%を切るとウイルスが空気中を漂いやすくなり感染のリスクが上がる。冬場の加湿器は暖房器具と併用しているパターンが多く、60%を超えるとカビ・ダニが徐々に活発に。湿度は高すぎても低すぎてもダメ。

これら総合的に見て健康への影響が一番少ないのが湿度40–60%。

ただし、例えば湿度が80%を超えたからといって、直ちに健康に悪影響が・・危険だ・・・というわけではないのであまり極端に考えないように。

湿度を管理して最適に保とう

湿度は高ければいいというものでもなく低ければいいというものでもない。最適な湿度である40–60%を保つのがベスト。

湿度計なしに漠然と加湿するのではなく、湿度を管理しながらうまく加湿器を使うのが賢い使い方。

湿度計を使う

加湿器に湿度表示がない場合は湿度計を部屋に置くことをおすすめします。

湿度計はそれほど高くはないので一つはあったほうがいいと思います。

ただし時計内蔵のデジタル湿度計は精度が悪いです。たとえそれがセイコーやカシオの時計のものであっても湿度計の精度は±10%ほどと悪いので、湿度計は精度の高い専用のものを買ったほうがいいです。

湿度の精度が±3%というThermoPro TP49はオススメです。

湿度計を見て、40%を切ったりするような湿度の低いときに加湿器を使用し、60%を超えるようなら使わない。ただし60%はASHRAEが出している目安で、日本国内の湿度計によっては65%まで快適指数となっている場合もあります。

現在の湿度がおおよそどれくらいかを知って加湿器を賢く使いましょう。

湿度設定可能な加湿器(湿度表示あり)

多くの加湿器は湿度設定はできませんが、湿度設定ができる機種もあります。

ダイニチの HD-3019は湿度が50-60-70%の3種類から選んで設定しあとは自動運転可能。現在の湿度も表示されるので使いやすいと思います。

気化式と温風気化式を使い分けるハイブリッド式なので最大消費電力98Wとやや高めです。ただ、湿度が特に低いときにはヒーターを使った温風気化式となるので効率よく短時間で湿度を上げることが可能。

空気清浄機と一体型の加湿器(湿度表示あり)

空気清浄機を持っていないならば、空気清浄機と一体型がおすすめです。空気を綺麗にしながら加湿する。ウイルス対策には一石二鳥。

具体的な機種でいうと、加湿機能付きの空気清浄機であるシャープのKC-H50がおすすめです。2017年型の型落ちですが全く問題ありません。

※2017年型のKC-H50は湿度がデジタル数字の表示ですが、2018年型のKC-J50、2019年型のKC-L50、2020年型のKC-N50では湿度は3段階のグラフ表示へ変わっていますので注意してください。

キャスターの有無にしろ、なぜか型落ちのほうが多機能となっています。2017年モデルがいつまで並んでいるかはわかりません。

最新型で湿度のデジタル表示が欲しい場合は上位機種のプラズマクラスター 25000 KIシリーズという選択肢になります。

ということで2017年型のKC-H50が価格とのバランスでオススメです。リンク先はKC-H50-Wとなっていますが末尾のWはホワイトと言う意味。

この加湿器は気化式なので少ない消費電力というのが魅力です。空気清浄機なので同時に空気もきれいにする。

任意の湿度に設定する機能はついていないです。が、最適の湿度になるように運転してくれます。取説には、「部屋の広さなど環境によっては適した湿度にならない場合あり。」とあるので湿度モニターで時々湿度を確認する必要があるかもしれません。

加湿機能はもちろん手動でオンオフも可能。

最後に

加湿器といえば内部の汚れがよく言われます。

加湿器内部にたまり続ける白っぽい(若干黄ばんだ)汚れの多くは水道水に含まれる炭酸カルシウムを主成分としたミネラルですが、カビも発生することがあるのでメンテナンス清掃はこまめに。

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