大阪府の吉村知事がポピドンヨードのうがい薬について取り上げたのが発端でイソジンのうがい薬が8月5日現在ネット上で売り切れる騒ぎに。
問題は吉村知事が言ったのはポピドンヨードのうがい薬なのだが、なぜかポピドンヨードの含まれていないイソジン®︎クリアうがい薬までネット上では全て売り切れている。
ポピドンヨードのうがい薬の効果はともかくとして、皆落ちついて!
そしてポピドンヨードの含まれていないイソジン®︎クリアうがい薬(こちらは指定医薬部外品)がアマゾンで1個9,400円で出品されていた。通常は800–900円程度。現在取引は出来ない。
メルカリでも2倍以上の値段で出品されていて全て売り切れ。
イソジンと言っても種類がある
イソジンのうがい薬はすべてポピドンヨードが含まれていると勘違いした人が多いようです。
イソジン®︎うがい薬(第3類医薬品)
イソジン®︎うがい薬P(第3類医薬品)
イソジン®︎うがい薬C(第3類医薬品)
イソジン®︎クリアうがい薬(指定医薬部外品)
転売出来るものと出来ないもの
指定医薬部外品は転売は制限されない。しかし第3類医薬品は医薬品となるため、素人が誰でも勝手に販売することは出来ません。
購入に関しては、第3類医薬品は医師の処方箋は不要。薬剤師の説明も不要。薬局などで誰でも購入できます。ネット通販での購入も可能です。
イソジンシリーズであれば、指定医薬部外品であるイソジン®︎クリアうがい薬は転売可能で、値段がつり上がっていたが、実はこれはポピドンヨードが含まれていない。
しかしすべて売り切れ。
ポピドンヨードが含まれているのは第3類医薬品であるイソジン®︎うがい薬、P、C。もちろんこれもネット上では見つからない。
なにかが効果があると噂が広がればすぐに値段釣り上げニキが現れる。買い占めニキが現れる。まあ一部の人らでしょう。
しかしなんというかマスクや消毒液もそうでしたが、人々のコロナへの不安を利用した荒稼ぎはほんとモラルが低いです。
効果は
大阪はびきの医療センター松山先生の研究によれば、ポビドンヨードのうがい薬でうがいすることで、口の中のコロナウイルスを減らせるということらしい。
大阪府のウェブサイトでは、ポビドンヨードうがい薬には、新型コロナウイルス感染症の予防効果が立証されているわけではありません。と念を押しています。
現在国民はファディズム状態。あっというまにネット上からイソジンが消えてしまいました。
問題はポビドンヨードの含まれていないイソジン®︎クリアうがい薬までもがネット上では全て売り切れている。値段釣り上げられていたのに一気に売り切れ。もう冷静に物事を判断できていない。
メルカリ注意報
8月5日現在、メルカリには「イソジンうがい薬 250ml 数量限定 絵」などの名前の商品で、その写真には紙に書いたイソジンの絵。こういった類の出品が多くあった。
概要欄に、こちらは絵になります。などと書いてあるので、おそらくはその絵を送るのでしょう。
絵とわかってて買うならいいですが、うがい薬と思って間違って買わないようによく確認して下さい。