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患者視点から見た歯医者の選び方

歯医者はどこでも同じではありません。

当たり外れがあります。

保険治療で同じ料金でも、行く歯医者によって治療の結果が異なる。ならいい結果になるよう治療してくれる所が良いに決まっています。

日曜でもやっているから、人が多いから大丈夫だろう・・などで飛びつかないほうがいいと思います。

きちんと治療してくれないと全く意味がないと思います。

歯科医師から見た歯医者選びというサイトは多いですが、逆に我々患者側から見た理想の歯医者とはなにか、歯医者選びについて語ります。

患者が望むこと(個人的な視点から)

腕がいい歯科医であること

歯医者は優れた時計職人などと同じような世界だと私は思います。多くは手作業。

いくら偏差値がよくて◯◯大学卒業でも、歯の治療自体は美術・芸術の世界。手先が器用で丁寧に正確に仕上げてくれる所。

利益優先ではなく、治療優先の歯医者である

ようするに次から次に捌いて患者を回していくのではなく、忙しくても落ちついた精神状態で一人ひとり丁寧に確実に治療を行ってくれる所。

しかしながら現実は、行く歯医者によって削り方も治療の仕上がりも違う。だから一番いい仕上がりになる歯医者を選びたい。

説明があるか

どこがどうこう悪いから、どうやって治療していくかをきちんと説明して治療してくれるか。

例えば前歯の間に虫歯の穴があれば、患者に鏡をもたせてその場所を見せる。

先生
先生

ちょっと手鏡持ってもらえますか?

ここ見えますか?

穴が空いているでしょう。

ここが虫歯になっていますので、この部分を削って白いプラスチックで埋めていきましょう。

など、現状を説明してどういうふうに治療していくかを説明してくれること。

被せものの噛み合わせをしっかり調整してくれるか

詰め物、被せものを取り付けるときに、しっかりと噛み合わせの調整を何度でも丁寧にしてくれる歯医者。

そして取り付けた後にセメントの残りをしっかり丁寧に除去してくれる歯医者。

先生の力量で差が出る治療

コンポジットレジン

コンポジットレジンは小さな虫歯の穴にプラスチックを流して詰めて光で固める治療。

上手な先生はどこを治療したのかわからないほど跡形もなく仕上げ、違和感が残らないが、下手で不器用な先生は本当に下手。ただ流し込んだだけみたいにかなり雑な歯医者もあります。

根管治療

成功率50%を言われる根管治療。

歯科医の腕、神経の形状(個人で違う)、衛生面などで成功率が大きく変わる治療。

適当な歯医者だと、途中でドリルが折れたとき、取るのが困難だから患者に内緒でそのまま放置して埋めちゃうパターンも。

マイクロスコープで治療をすると成功率が上がりますが、マイクロスコープを備えた歯医者は少ない。

治療経験は豊富か

開院したばかりの歯科医院は私なら避けます。

開院したばかりの歯科医の先生でも、そりゃ開院する前に他の歯科医で数年治療を行っていたかも知れませんが、やはり治療経験が少ないと、診断力や、治療時の腕、成功率に差が出ると私は考えます。

人が多すぎる歯医者も考えもの

ネットなどで評判がいい歯医者は人が多いかも知れません。

ですが。例えば・・・

歯を削って型を取り、仮の詰め物を入れた。

そして次の予約を取るが、予約が詰まっていて2週間先しか予約取れない。

こういう治療だと不安しか無いです。仮の詰め物なんてすぐ取れちゃいます。取れると削った後というのは削り出しであり歯質が弱い状態、象牙質でも見えていれば脱灰もしやすい。虫歯の菌も付着してしまう。また歯も欠けやすい状態になる。

予約が取れないほど混んでいるのなら仮の詰め物を再度つけに行く予約も取れないでしょう。

こういうパターンは治療後に隙間ができたり、中に菌が入ったままかぶせて二次カリエスの原因になるのではないかという不安しか無いです。

口コミは当てにならない

口コミはいつも両極端。5段階評価であれば5か1が多い。工作レビューは当然多いでしょうし、ちょっとでも気に入らない要素があるとすぐ1にしたがる人もいる。

最高評価もよく見ると文体が似ていることはあります。書き込み年が集中しているところも怪しいです。

低評価付けている人が書いた他のレビューも見てみるといいです。あれもこれも低評価レビューしている人は、病院や店などに問題があるというより、レビューを書いている人に問題がありそうです。

評価が低いからと言って悪い歯医者とは限らない。クレーマー気質の人は、些細なことが気に触れば、あれもこれも大げさに表現してストレスのはけ口のように低評価を書き込むなんて日常茶飯事。

治療後に痛みが残るから評価1になっている?
治療後は神経過敏になって1-2週間ほど痛みがでることはよくあるので歯医者のマイナス要素とは限らない。

いい歯医者は詰物をしたときなど治療後に1週間ほどおいて全体のチェックとしてもう一回来るように言う。そのときに治療した歯の具合を聞かれる。

歯石取りについて

歯石取りはやはりこまめにやるほうがいいのはわかりますが、3ヶ月に1度が理想なんて言われると、もうリピーター目当ての利益目的にも見えてくる感じさえします。

素人がああだこうだ言うのは間違いかも知れません。歯の状態によってインターバルが変わるのもわかります。

しかし学校の歯科検診でさえ年1回。歯の状態が悪くなる中高年の頻度が多くなるのは確かに理屈にはかなっているが、いくらなんでも3ヶ月に1回まで歯石取りをやる必要があるのか。

車やバイクのオイル交換でメーカー指定が1年おきとなっているのを、シビアコンディションを理由に3ヶ月に1回やりなさいとショップは押し付けてくる。それと同じしか見えないのです。

ちなみに私は歯石取りは年1回でやっています。

歯石取りインターバルについてはあくまで素人の個人的意見。半年おきならまだわかりますが、さすがに3ヶ月をやけに押し付けてくるようだと、私なら歯医者変えます。

まずは歯医者にいってみよう

まずは歯石取りでも何でもいいので一度いってみる。

歯医者の衛生状態はどうか、説明は十分か、押しつけ的なものはないか、雰囲気は大体つかめる。

変な感じがしたら次から来なければいいだけです。

いい歯医者なら、ずっとそこに通いましょう。歯医者は一人ひとりの歯の状態、いつどの歯を治療したかなど治療歴を記録してあるので、歯医者はなるだけコロコロ変えないほうがいいと思います。

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