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煽り運転を減らすには運転適性試験の導入で免許を取れなくする

先日の常磐道煽り運転事件は毎日のようにニュースで騒がれていますが、煽り運転はこれだけさんざん言われながらも未だになくならず、中にはかなり悪質な人もいて定期的にニュースで流れてる始末です。

煽り運転と言ってもピンきりで、無意識にうっかり車間を詰めすぎただけで特に悪気はない人から、故意に車間を詰めたり、割り込まれたなどの報復でしつこく付きまとい嫌がらせをしてくるような人までいます。

警視庁によれば車間距離不保持の摘発は2018年で全国1万3000件。この煽り運転について語っていきます。

煽り運転の危険性

煽り運転は車間を異常に詰めて走る行為以外にも、幅寄せ、割り込みからの急ブレーキ、相手を無理に停車させて罵声を浴びせるなどの行為も煽り運転に含まれるらしいです。

車間を異常に詰めて煽る行為は、煽られる側が焦ったり動揺したりするため本来起きるはずのない運転ミスを誘発したり、車間が狭いとちょっとしたきっかけで追突する危険性が高くなります。

煽ってるつもりはない人も、相手にとっては近すぎてストレスになってるということも多いので今一度車間距離を見直しましょう。

適正車間距離は相手が通過してからおよそ3秒で自分がその位置を通過する程度の距離であると私は認識しています。

割り込まれたなどの報復で故意な幅寄せや割り込んでからの急ブレーキ、無理やり停車させて罵声を浴びせるという行為はもうこれは異常です。

こんなのは絶対にあってはならない。公道で運転する資格はないです。直ちに免許を返納してほしい。運転免許習得時にこういう行為をすれば絶対に免許は取れません。

煽られる側にも問題があるという意見


煽ってるつもりはない
煽ってる側が自分は煽ってると気がついてないパターン。悪気はない。
しかしこの場合狹い車間が日常になっていることが多く車間距離の見直しが必要。

トロトロ走ってるほうが悪い
前方の車が遅いから煽っていいという道路交通法はありません。

遅い車に対し煽ることは何の解決にもなりません。高速道で遅い車の真後ろにピタリと張り付いてる車をたまに見かけますが大変危険です。

高速道の追い越し車線を走り続けることは道路交通法違反ですが、だからといって煽っていい理由にはなりません。公道はレース場ではありません。

遅い車には理由がある場合もあります。豆腐やケーキ、ガラス製品など壊れやすいものを慎重にゆっくり運んでる車だっています。運転手はプロのレーサーではありません、

運転技量もピンきりです。初心者だっています。高齢者だっています。それが公道です。すべて自分基準で考えては駄目です。

相手の運転(幅寄せや割り込みなど)に腹が立ってやり返した
やられたからやり返す。極めて悪質で危険だと思います。

教習所でそのようには教えてないはずです。もし教習中にそんなことすれば免許は永久に取れません。大変危険な行為です。相手もワザとではないかも知れません。確認不足で割りこんだ形になったのかもしれません。

やられたからと言って腹を立てて故意に嫌がらせなど報復行動に出るドライバーは本当に危ないです。公道で運転する資格はないです。今すぐ免許を返納したほうがいいです。

車は使い方を間違えば殺人凶器になということを自覚してください。

先日の常磐道煽り運転殴打事件など

2019年8月10日、茨城県の常磐自動車道で43歳の男が走行中の車を激しく煽った挙げ句、進路を塞いで走行車線上へ停車させ「降りてこいや。殺すぞ」と怒鳴り、相手を何度も殴った事件。彼はこれ以外に7月23日にも静岡や愛知県で同様の事件を起こしていた。

この前に大きな社会問題になった事件では2017年の東名高速道で起きた夫婦死亡事故。

こちらも家族4人が乗った車が、25歳の男の車にしつこく煽られた挙げ句、高速道路上で進路を塞がれ無理やり停車させられ、そこへ後続のトラックが追突し夫婦2人が死亡。男には懲役18年の判決。

もうね、ほんとにひどい。

なぜこういう攻撃的なドライバーが免許を習得できるのか、制度見直しが必要な気がします 。免許は生涯取り消しにして再習得不可にしてほしい 。

写真は事件とは関係ありません

交通違反の罰則

種別点数大型車など普通車二輪車原付車
運転殺人等・危険運転致死等 62
運転傷害等危険運転致傷等 45-55
安全運転義務違反 2 12,000円 9,000円 7,000円 6,000円
高速自動車国道等車間距離不保持 2 12,000円 9,000円 7,000円
車間距離不保持(一般道) 17,000円6,000円6,000円5,000円
急ブレーキ禁止違反 29,000円7,000円6,000円5,000円

運転殺人等・危険運転致死等

運転免許の欠格期間8年(前歴ない場合)最大で10年

運転傷害等危険運転致傷等

治療期間3ヶ月以上又は後遺障害 55点 欠格期間7年

治療期間30日以上3ヶ月未満 51点 欠格期間6年

治療期間15日以上30日未満 48点 欠格期間5年

治療期間15日未満・建造物損壊  45点 欠格期間5年

都道府県公安委員会は、著しく交通に危険を生じさせるおそれがある危険性帯有者に対し、交通違反による点数の累積がなくとも最長180日間の免許停止処分を科すことができる(道路交通法第103条第1項第8号)

特に悪質な煽り運転をなくすためには

危険な人間を適正試験で落としてしまう方法

単に車間が狭すぎただけの煽りも当然危ないのですが、やはり本当に危険で怖いのはレイジモンスターと化したドライバー。

何が気に食わなかったのか、また何らかのきっかけがあったにせよ、その報復行動としてしつこく絡んできてやり返すような運転はもう本当に危ない。

こういうドライバーでも免許習得できているという免許制度を見直すことが必要だと思います。

危険性のある人間は適性試験で落とす。免許を交付しない。

これが必要ですよ。心理学の専門家のもとで性格検査をやる。 質問紙法・投影法・作業検査法とすべてやり、 攻撃性・暴力性がないと判断されないと免許が交付されないようにする。これしかないと思う。

なるだけ煽られないためには

安全運転をしていると急いでるドライバーが詰めてくることはあります。そういう場合はなるだけ速やかに前にいかせましょう。そのほうが安全です。

車線変更する際はしっかりと確認してからにしましょう。

ウインカーを付けたら即車線変更してくる車がいますが、きちんと安全確認をしないと割り込みになったり幅寄せになる場合もあります。

高速道では当然ですが追い越し車線は追い越す目的以外では通行しないほうがいいです。

追い越し車線を巡航すると煽られるリスクが高くなります。そもそも追い越し車線は追い越すための車線です。しかし追い越し車線をゆっくり走り続ける車がいたからといって煽っていいわけではありません。大変危険な行為です。

一般道で右左折する場合はブレーキが先ではなく、ウインカーが先です。

ブレーキを先にすると車間が詰まりやすいだけでなく、交通の流れが妨げられ、後ろのドライバーにストレスが貯まります。ウインカーを先に出せば後ろのドライバーは前もって心の準備ができ、事前に車線変更などすることができます。

ドライブレコーダーを装備しましょう。

そのかわりレコーダーをつけるということはあなたもきちんとした運転をしないと、そのまま記録されます。安全意識が高まっていいことづくめです。

煽られた場合どうするべきか

間違ってもやり返すなんて行為はさらに危険なので絶対にしてはいけません。

やり返した時点であなたも危険なドライバーです。

煽られて危ないなと感じたら速やかに相手を先に行かせ、それからこちらは十分車間距離をとって大人の対応で乗り切りましょう。決して急ブレーキをかけて驚かそうなんてやってはいけません。事故を誘発させる可能性があり大変危険です。

しかし先に行かせたのに、前に出た瞬間即座にブレーキをかけ追突させようとしたり事故を誘発させかねない極めて悪質な煽り運転をしつこく繰り返す場合もあるかもしれません。この場合は通報の対象です。

この場合、相手は気が済むまで嫌がらせ行為をした後、こちらの進路を塞いで無理やり道路上へ停車させ運転席へ駆け寄ってくる可能性もあります。

こうなると何をされるかわかったものじゃありませんので、なるだけ早い段階で適当な場所で右左折したり道路端に停止したりしてやり過ごします。そのまま相手が去っていけばもう安心です。

しかし相手がレイジモンスターと化していた場合は熱心に追いかけてきます。

こちらへ文句を吐いてその後去っていく事もあれば、傷害事件へ発展する可能性もあります。無理やり停車させられたときはドアや窓は開けてはいけません。身の危険を感じるようであればすぐに通報。ドライブレコーダーは警察に提出です。

安全な交通環境であるために

車は使用法を誤れば、力のない人でも簡単に人を殺せてしまう凶器になる、という自覚が必要です。

車は凶器です。感情的な運転は大変危険です。

たとえ煽られてもやり返しはいけません。

公道は喧嘩をする場所ではありません。車を喧嘩の道具に使ってはいけません。クラクションはむやみに鳴らしてはいけません。何事にも大人の対応をしましょう。

先に行きたそうな車がいれば、交通を円滑にするために無理がない範囲で道を譲りましょう。 万が一の場合に備え、ドライブレコーダーは装備しましょう。

短気は損気!

安全第一で!

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