高齢者の交通事故が深刻な社会問題となっています。
アクセルとブレーキの踏み間違い、歩道や商店に突っ込む、右左折で曲がりきれず大胆に壁にぶつかる、逆走、飛び出し。
アクセルとブレーキの踏み間違いは若い人でもありますが、若い人は異常に気がつくのが早く、回避や修正スキルで大きな事故になりにくいが、高齢者はこの判断と反応が遅く、大きな事故となりやすいのです。
脳の活性度を見るのにちょうどいいテスト法があります。それがもぐらたたき。
このもぐらたたきを自動車の免許習得時、更新時の適正検査に追加してしまうというアイデア。これはふざけているのではなく真面目な意見です。
もぐらたたきでは次のスキルが必要になります。
- 俊敏性
- 反応速度
- 判断能力
テスト時間は30秒から1分程度で十分でしょう。叩いてはいけないキャラも出没させ、それを叩いたら減点とします。規定の得点を超えれば合格という感じで。そこまで基準を高くする必要はないと思います。一般的な人なら出来るようなレベルを合格基準にします。
もぐらたたきは高齢者には不利です。若い人のように当たり前に反応できません。しかしこれが若者のように迅速に正確に出来ないと、公道では事故に繋がります。
もぐらたたきを導入すると免許が更新できない高齢者も多く出てくるかもしれません。
しかしもぐらたたきである程度の反応が出来ないようでは、やはり公道に出ても歩行者への反応や飛び出しへの反応なども遅れてしまいます。アクセルとブレーキの踏み間違いにすぐに気がついて立ち直す事もできないでしょう。
高齢者が生活の手段で仕方なく運転しなければならないという問題はありますが、だからといって正常に運転できない人を公道に出すことは大変危険です。車は使い方を間違えると凶器となります。
高齢者の生活の移動手段は、やはり利便のいい場所へ引っ越したり、子供が親の面倒を見たり、町内会など地域の協力など考えていくべきでしょう。高齢者だけの生活は、車の運転だけが危険ではありませんから。火の不始末、転倒。特に一人暮らしだと倒れたときに気づいてくれる人がいません。
高齢者は免許更新の事前にもぐらたたきの練習をすると合格する確率が上がります。それでも別にいいと思います。もぐらたたきの能力が上がるということは脳が活性化したということです。
もぐらたたきを是非とも導入してほしいと思います。