依存症は深刻な社会問題となっています。
パチンコ依存症、ゲームガチャ依存症、アルコール依存症、薬物依存症、買い物依存症、テレビ依存症、インターネット依存症、依存症は多くありますが、その中でも周囲まで巻き込んで影響すると思われるのがパチンコ依存症ではないかと思います。
抜け出す方法はあちこちで議論されていますが、依存症を完全に断ち切る方法はまだ出ていないと思います。身近な人に多いパチンコ依存症に焦点を当てて書いていきます。
ちなみに私の親はパチンコ依存症です。
たぶん2000万くらいかそれ以上使い込んでると思います。それを見て育ったせいか、私はパチンコは今までの人生の中で一度もやったことがありません。
一度でもやるとそれがきっかけに依存症となる可能性があるので、絶対に手を出しません。だからパチンコをしないことは私にとって苦痛ではありません。
人生が狂う。
パチンコ依存症の怖さは、悪化すると自分だけにとどまらず周囲を巻き込んでいくことです。
毎月の給料で生活費から余った分を全額使い込むだけでも十分依存症ですが、さらに悪化すれば、生活費も使い込んで、知人や会社の同僚などからお金を借りるようになります。貯金なんか全然たまりません。
さらに悪化すると借金へ。さらに悪化すると借金を返せなくなり、借金返済のため家族や親戚などの貯蓄まで空っぽにしてしまう人もいます。
さらに家も売り払って家族崩壊、離婚。金だけでなく、家族も友人も何もかも巻き込んですべて失います。最終的に人生のすべてを失います。犯罪にまで手を染めたり自殺する人までいます。そして人生終わりです。
一度なってしまうと脱出が極めて困難。
パチンコをやったことがない人は、一度も手を出さないことが安全策です。
一度でもやったらそれがきっかけで後戻りができない可能性があるからです。一回でもやったら抜け出せず、それが人生の終わりへ繋がる可能性があります。
もちろん依存症には至らず適度にたしなめる人も多くいますが、その人達は今のうちにやめるべきです。一度依存症となってしまえば脱出は困難。
あらゆる手段で依存症を断ち切る努力をする人はいますが殆どは失敗します。依存症は難病です。難病はかからないことが大切なのです。
パチンコの世界へは一回たりとも踏み入れるな!
負けず嫌いな人ほどのめり込んでしまう。
負けた分を今日中に取り戻す。負けたままでは気がすまない。勝つまでやめない。負けず嫌いの人は要注意!パチンコ依存症に陥りやすいタイプです。
パチンコをやる。2万負けた。取り戻すためにさらに使う。5万負けた。7万取り戻すためにさらに意地になって使う。
こうやって冷静さを失いどんどんムキになって空っぽになるまで続くのです。そして抜け殻状態でパチンコ屋を出る。そしてもうやらないと誓う。がしかし翌日あるいは給料日になるとまたやりたくなる。そして負けて抜け殻状態。そのループ。
ちなみに私も負けず嫌いです。
私の場合はパチンコはかつて一度もやったことはないですが、小学生の頃はゲーセン依存で平日から友人とゲーセンへ通い、小遣いすべて使い込んでいました。お金がなくなっても、ゲーセンへ行ってゲーム台の下などにお落ちたお金を見つけてはゲーム。
しかし小学生6の頃に勉強にハマり学習塾通い、ゲーセンやる暇がなくなって依存は消えました。
中学2年で友人の影響でサバゲ依存症。友人と毎日エアーソフトガンで遊んで、家にいるときもサバゲ雑誌ばかり読んでいました。そのせいで成績はガタ落ち。
成績落ちてクラスの友達から馬鹿にされたので、負けたままでは嫌で中学3年から再び勉強依存症になる。私は凝り性なんです。そしてサバゲ依存は消えた。成績が一気に上がり、受験は合格。
高校時代は依存は何もなかったですね。部活もやって充実しました。大人になってからはネトゲ依存がありました。課金額は総額で20万円くらい。中には数百万円という人もいますから私は軽いほうだったのかもしれません。
負けず嫌いで凝り性だけども飽きっぽい面もある私はある日突然冷めて課金しなくなります。
そのゲームも飽きてやらなくなり、代わりに別のゲームにハマりました。しかし運営がサービス終了をして、依存は終わり。次のゲームも探したがなんかもうやってても楽しくない。
今は走ることにハマっていますが依存症と言うほどではないです。ブログいじりもハマっていますが依存症というほどでもない。
インターネット依存・・はいそれです。インターネット依存症です。ですが別に害だとは思っていません。むしろ生活の役に立っています。
依存を断ち切る方法。
これをやれば確実に断ち切れるという方法はない。
私はそう思います。
ただ、生活破綻リスクの高い依存症から別のリスク少ない依存症へシフトする方法はありだとおもいます。借金などお金が絡んでくるものは特に生活がやばくなってきます。なのでせめて莫大なお金を注ぎ込まないタイプの依存へ移るのです。
やめると決めても、次にやることがないと、またパチンコが脳裏によぎりますので発作が起きるはずです。
ですから代わりにハマるものを探すのです。パチンコと掛け持ちできない趣味、負けず嫌いがハマりやすい趣味がおすすめです。
ガチャがない、あるいはガチャの魅力が少ない(課金要素が少なくて楽しめる)ネット対戦型のゲームを見つけるなど。PCゲームでもプレステでもスマホでもなんでもいいんです。
パチンコやる暇がないくらい夢中でやり込める物を見つける。
その代わりこれは別の依存症へと移るわけです。パチンコ依存症が断ち切れたとしても新たな依存症に染まっていることになります。しかしその依存症が金銭的な影響力が少ないのならばいったん生活費破綻の危機は脱出です。
毒を持って毒を制す!
依存症のすべてが悪だとは思わない。
Q.依存症ってなに?
出典:依存症についてもっと知りたい方へ(厚生労働省ウェブサイトより)
A.特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることです。
私はね、依存症のすべてが悪だとは思っていません。
依存症でもプラスになるものもあると思うんです。マラソン大会依存症になって毎年全国飛び回ってレースに出ている人もいます、レースに出ることがやめられないようですが人生充実しているようにしか見えません。
依存症であっても社会生活にも影響がなく、誰も困らないのであればそれは病気であっても悪ではないと思います。
私の場合はインターネット依存症ですが生活に害はないです。
結局皆なにかしらの依存症は持ってると思います。
しかしそれで人生崩壊になるような人は殆どいません。ただ、ギャンブル依存症は本当に怖いです。ハマって単に時間が消えるだけなら別にいいんですよ。
借金、生活破綻、離婚、犯罪・・・こうなると本当に深刻。私はパチンコはギャンブルであると考えてます。国が認めてなくてもパチンコはギャンブルですよ。遊戯として認めるのなら、景品交換制度は禁止にするべき。
パチンコは法律で禁止にするべき!
冷静に考えて下さい。駅前に何件もパチンコ屋が集まってる光景。異常だとは思いませんか!
コンビニじゃないんですよ!学校や福祉施設付近は出店規制されているようですが、不特定多数の人が行き交う駅前はなぜ規制しないのでしょうか?
いやそもそもパチンコを法律で禁止にしてほしい。これだけ社会問題化しているのならバッサリと法律で禁止にするべきです。
日本からパチンコが消えれば、とりあえずパチンコ依存症の人はいなくなります。出来ないですからね。ネトゲでいうとサービス終了です。
ただし別の依存へシフトする可能性はありますが。
最後に。
今回はパチンコに焦点を当てて記事を書きましたが、怖い依存症はパチンコだけではないです。薬物依存症やアルコール依存症、ゲームのガチャ依存症もかなり深刻です。その中でもパチンコ、薬物、ガチャに関しては中毒性が高いので、
これらで肝心な事は、最初の一歩を踏み入れるか否か。ここでほぼすべて決まると思います。