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人権尊重!無意味なブラック校則撲滅を!

近年ブラック校則が問題になっています。

ブラック校則を廃止にする学校も増えています。

そりゃ当然です。まったくもって意味不明な校則は廃止にして当然です。しかし一部の学校ではいまだ頑固にブラック校則があります。

ちなみに私が中学の時代は、坊主強制、高校時代はアルバイト禁止、自動二輪および原付きに乗ることが禁止でした。その他細かな制服の丈が何センチなど規則が多かったです。

ブラック校則の例

ブラック校則の特徴として、権威に従え!出る釘は打て!個性は排除!自由は甘えであり我慢することが教育だ、というような思想がある感じです。

日本は多様性を封じ込めて同じ枠にはめ込む傾向があります。

家庭内だと左利きを無理やり右へ矯正させていた昔の文化も同じようなものです。左利きは人権です。この無理な矯正で大きなストレスがかかり吃音症など影響が出ることがあります。

天然パーマはストレートパーマ強制

校則でパーマは禁止。まあそれはいいとする。

しかしパーマ禁止なのに天然パーマの子供に対し、ストレートパーマをかけさせていた。パーマ禁止なのにパーマさせるという矛盾。すべて同じ枠に抑え込もうとしていた。

これは人権侵害です。

生まれつき茶色い髪は黒に染めさせる

髪の毛の脱色やカラーリング禁止。これはわかるとする。

しかし、生まれつき髪が茶色い人に対して本人の意志に関係なく強制的に紙を黒くさせる。カラーリング禁止なのに黒に染めさせるという矛盾。

これは人権侵害です。

男は坊主強制、耳にかかったらダメ

この校則は現在は廃止になっているところがほとんどです。

しかし、この校則は本当に変です。髪型まで指図する権限は学校にはありません。モヒカン禁止ならまだわかるとして、常識的な髪型まで禁止にし、坊主強制はありえない。

私がいた中学では、風紀検査で髪が伸びた生徒に職員室の外で強制的にバリカンで刈り上げていました。

日焼け止めクリーム持ち込み禁止

日焼け止めは自宅で塗って、学校へ持ち込んで塗ってはいけない。

ん~禁止にする理由がないだろうと思えますね。意味不明です。この校則の目的がわかりません。これは紫外線から身を守ることを禁止しているようなものです。もはや権利主義。

通学中や体育の授業でも紫外線は浴びますが、特に体育祭の練習で直射日光のもとグラウンドに長くいる時間は多いです。

適度な紫外線は問題ないとしても、一気に大量に浴びることは細胞を損傷し、体によくありません。若いときに浴びた大量の紫外線が、数十年後にシミの原因になったり皮膚がんの原因となることがあります。

登校前に塗った日焼け止めは、下校時には取れていることもあるため、下校前にも再度塗る必要があります。日焼け止め持ち込みが禁止になればこれが出来ません。

日焼け止め持ち込み禁止ということは、健康目的のための皮膚の保護を校則で禁止にしているのと同じです。

ポニーテールヘア禁止

ポニーテールの何が悪いのか、禁止に何の意味があるのかさっぱりわかりません。頭固すぎです。こういう縛りを設けて何が満足なんでしょうか?

下着の色は白のみ

もう馬鹿じゃないですか?

普通に考えて学校生活で下着を見せることなんてないでしょう。それとも下着を見せる授業でもあるのでしょうか?これを指定する意味はなんなのかわかりません。

夏服の時、下着が白だとシャツの上から透けるから肌色系にしたい生徒は多いはず。それを白強制というわけです。校則決めた人はどういうつもりなんでしょう?

あと、これは風紀検査で下着チェックやるのでしょうか?下着検査とか同性の教師がチェックしたとしてもこれ以上の屈辱はないのでは?これはハラスメントですよ。

アルバイト禁止

家庭の事情などがある場合を除いてアルバイト禁止という校則。

何がダメなんでしょう。免許取るためにバイトをする。PCがほしいからバイトをする。理由はなんだって良いんです。目的のために頑張る、素晴らしいです。社会勉強にもなります。

学業と両立できないのが理由なら部活も同じことになります。

それにアルバイトは毎日とは限りませんよ。開いた日の開いた時間という出来る範囲でやるからアルバイトなのです。日曜と祝日だけやってもアルバイトです。正月だけやってもアルバイトです。

それに比べ部活は平日から毎日練習し、日曜は試合だったりします。部活のほうがよっぽど影響します。しかし部活と学業を両立している人は多くいます。むしろ部活やっている人のほうが成績良かったりします。両立出来ないは禁止の理由とは言えません。

生徒自らアルバイトをしたい。つまり自分から進んで努力をしたいと言っているんです。この子どもたちの気持ちを摘むなんてありえない。

ヘアゴム、ヘアピンは黒のみ

細かすぎやしませんか?その、赤や青じゃだめという合理的な理由が知りたいです。なんでもかんでも全員を同じ枠にはめ、何もかも同じ色に染めさせることが目的にしか見えません。

通学中のコンビニ立ち寄り禁止

通学中のコンビニ立ち寄り禁止。

禁止にする正当な理由がありませんね。通学途中にコンビニで昼飯を買っていくことさえ出来ない。

ブラック校則に大反対します!

学校は刑務所じゃありません、軍隊じゃありません。戦前の権威主義のような名残はもういい加減なくしてください。

何でもかんでもがんじがらめに禁止にすればいいというものじゃありません。

学校は勉強する所でありそれ以外は必要ないと言われていました。

昭和の時代、風紀関連に関する校則が厳しかった要因の一つが明らかに奇抜な格好だった不良グループの存在。その不良を正す目的もあったかもしれません。

しかし当時不良グループはそんなこと守るはずもなく、とばっちりを食らっていたのはまともな生徒。

古い人間から見ると自分たちがそうやって育ったから、だからそうやって教えるというものが根底にあるのかもしれません。

ですが校則の内容をよく見てください。当時も我慢していたとか知ったことではありません。こんな校則はおかしいと当時皆で声を上げればよかったのですから。

ブラック校則と言われるものは、秩序を保つための規律であるはずの風紀という枠をもはや超えています。天然パーマをストレート強制など明らかに人権侵害です。

ルールは何のためにあるか?
学校の権力誇示のためでしょうか?

いいえ違います。
子どもたちのためです。

子どもたちは人間です。ロボットじゃありません。一人ひとりに人権があります。

なんでもかんでも規則で縛ると生徒はレールに乗るだけの学校生活になってしまい、自分で考える力が育ちません。

教育として正当な理由があるならまだしも、なんの意味のないただ自由を人権を奪うだけの校則が多すぎです。自由は甘えではありません。意味のない束縛はなくしてくださいということです。

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