日本人はマナーが良い国民性があるが、人に見られていない場所ではそうとも限らない。
日本では公衆トイレのトイレットペーパー盗難が多く、公衆トイレにトイレットペーパーを設置しないトイレが多い。ペーパーホルダーさえもないところが多い。
有料トイレが多い海外ではこの問題はどうかわからないが、スイスでは有料トイレではトイレットペーパーは常にあった。スイスには無料トイレも存在するが小以外利用したことがないのでわからない。
日本も有料トイレにすればいいという案もあるかもしれないが、改善案はあります。
公衆トイレのマナー
日本の公衆トイレは衛生的で綺麗だと言われるが私はそうは思わないです。
そりゃ道の駅など毎日掃除が行き届いているようなトイレは綺麗だが、公園など割と放置されているところは汚く汚れたりゴミが放置されていることはよくあります。
トイレに空き缶やペットボトルを捨てていく人、煙草の吸殻を捨てる人、ドアや壁に落書きをする人、ドアをボコボコに傷付ける人。ひどいときは洗面台がバラバラに割られていることもあった(室見川の公衆トイレ)。
喫煙禁止とあってもトイレに閉じこもってタバコを吸うような人もいる。狭いトイレ故、副流煙の臭いが半端ない。
近年は公園にゴミ箱もないし、トイレには紙がない。すべてマナーの悪さが招いた結果です。トイレの紙が撤去された理由はトイレットペーパーを盗む事件が後を絶たないから。
ペーパーに鍵をかける
トイレットペーパーは筒に棒を通して設置しています。
つまり簡単にロックを掛けることが可能。鍵付きホルダーを使い、盗難を防止する。
金属製のホルダーにロックが掛っていれば、すぐに盗むことは不可能。仮に紙をぐるぐる引っ張り出してまで盗むには相当の労力がかかります。
鍵付きトイレットペーパーホルダーはすでに市販品があるじゃないですか。なぜこれを設置しないのか不思議です。
ペーパーの芯に鎖を通して鍵をしている公衆トイレもあるが、見た目的に物騒でよろしくないのでやはり市販品がベスト。
ただしこのタイプは一見鍵があるようには見えないので、鍵でロックされていることを書いた貼り紙が必要かもしれません。そうしないと紙を盗もうとした人がなぜ取れないのかと必死でガチャガチャと引っ張り続けるかもしれません。
貼り紙をしていれば戦わずして勝利できます。
鍵付きホルダーは下のようなボックスタイプもあります。
こちらは若干高くなるが、これも鍵付き。予備のペーパーも入れることが出来て使い勝手はいい。下から芯を取り出すことは出来ません。上の鍵付きの蓋を開けての交換となります。
予算的には大した負担ではないので是非とも設置してほしい。
紙がなければトイレは機能しない
トイレに紙がないと、普段公衆トイレを利用しない人がトイレに入り、用を足した跡にペーパーがないことに気が付いてしまったら悲惨。
公衆トイレはやはりトイレットペーパーがないといけない。トイレットペーパーを常時持ち歩いてる人なんてほとんどいない。せいぜいティッシュペーパーが関の山。
紙持参を前提にした日本の公衆無料トイレ。水に溶けないティッシュペーパーなんか流される前提でいいものでしょうか?
トイレ有料化も一つの案だが、やはり鍵付きのペーパーホルダーは有効な対策になると思います。
マナーが悪ければ何でもかんでも撤去すればいいと言うものではないと思いますし、公園にゴミ箱もない、トイレに紙もないでは公共施設の機能を大きく失ってしまうでしょう。