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新型バイクのテールがどんどん短くなる傾向!タンデムすると落ちそうだ!

最近のバイクの極端なショートテール化に物申したい!

やりすぎじゃないですか!ここまで短いといろいろ使い勝手に問題が出てきそうです。まだ短くするんですか?もうやめて!90年代のバイクのようなしっかりとしたテールを望む私の声を聞いてください。

この記事はあくまで個人的な見かたで書いていますので、多くが私と同じ方向性を求めているとは限りません。当然メーカーは売れないと意味がありませんので需要が多い方を作ります。

この記事は個人的な愚痴として暖かく読んでいただければ嬉しいです(´・ω・`)

すべてはマスの集中化である

近年のバイクは重量物を中央に集めたような作りになっています。これをマスの集中化といいます。メリットは切り返しなど操作性が軽くクイックになる。

2010年くらいからでしょうか、マスの集中化により市販バイクのテールがどんどん小型化し短くなり、マフラーもショートマフラーというデザインが流行り始めました。これはスーパースポーツ系のバイクだけでなく、ツアラー系にも広がりました。

それが近年さらにエスカレートしてきています。

だけどね、最近は、やりすぎ。

具体的な車種をあげると、新型スズキKATANA、ホンダCB1000Rなど。

バイクとしてはよく出来ているし興味はあるが、テールの短さが半端ない。

買おうと思えば、タンデムしにくいし、シートバッグも満足に固定できそうにない。これじゃあツーリングで使いにくいです。手ぶらで乗るだけのバイクになってしまいます。

バイクレースが好きな人はショートテールやレース車両に似たデザインがカッコいいと思うかもしれませんが、私のようにレースに全く興味がないがバイク大好きだという場合、短すぎるテールは何の興味もないのです。

90年代のようなきっちり長さを確保したテールの方が良いのです。

昔のバイクはテールが長かった。2004年型CBR1100XX(初代モデルは1996年)。

別にこれくらいのテールの長さであっても操作性に特に影響しているとは感じません。むしろシート下スペース・小物入れの確保が出来、タンデムの安心度があると思います。

マスの中心化とパニア装備は矛盾している

パニアとはパニアケースのこと。バイクの両側に付ける荷物入れケース。

サイドパニアケース。BMW-K1200S(2006年撮影)

マスの中心化がスーパースポーツ系ならわかります。しかしパニアケースを装備する人が多いツアラー系までそういう傾向は理解に苦しみます。

なぜなら例えばツアラーであるVFR1200なんかはテールを切り詰めて短くしてスポーティにしているにも関わらず、純正パニア+トップケースもラインナップしています。

このバイクにはパニア用の接続穴や突起がもともとついています。つまりパニア装備を想定した設計。

パニアとトップケース装備で先端部が長く重くなれば、操作性は悪くなります。つまりテールを短く切り詰め、先端部を軽くした意味がない。

つまり、ショートテール化とパニアケースという想定の設計はコンセプトが矛盾しているのです。

ショートテールは正直使いにくい、使い勝手悪い

タンデムしにくいし危険

特にここ1,2年に発売されたバイクのショートテールを見ると、どんどんエスカレートしてあまりにタンデムシートが短く狭くなりすぎです。シートすぐ後ろが絶壁状態。

まるで水泳の飛び込み競技用の板の先端部ギリギリに座ってる状態です。ちょっと加速してお尻が後ろへ少しでも滑ったらお尻から転落しそうで危ない。もし高速道路で転落したらと思うと・・・。

こんな中途半端な後部座席を作るのなら、最初からタンデムシートとステップは取り払い、一人乗り用のバイクとして作るべきです。そのほうが軽くなるでしょう。所詮中途半端タンデムシートを作っても使えません。

シートバッグ装着しても不安定

シート座面が極端に狭いということは、ツーリングの荷物を入れるシードバッグをしっかり固定しにくいということです。

シートバッグは90年代のバイクに装着した場合と比べると、かなり小さいものしか安定しないでしょう。

言わせてください

最近のバイクはフェンダーだって短く小さくなりすぎて、もう何のためにあるかわからない状態。役目を果たしていません。ここについてますよという、ただそれだけ。

最近のエスカレートしすぎたショートテール化。

正直ここまでのショートテール化は不要だと思いますし望んでいません。しっかりした長さのテールのバイクを選ぶという手段は、スクーターを選ぶ以外にほぼない状態。バイク界は今後どう進むのか?さらにショート化するのか?

メーカーさん!

やりすぎ!

しっかりしたタンデムシート座面を作って!

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