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2020年9月3日、破壊級の台風10号が福岡市に迫っている

2020年9月の猛烈な台風9号が過ぎて、今度はさらに強い10号が9月7日に来る予報です。

台風9号については私が住んでいる福岡市の250km西側を通過したせいか、それほど風はなかったです。毎年よくある普通の台風かそれ以下レベルにしか感じませんでした。

ただ、次の台風10号は福岡市が予報円内に入っています。これは非常に怖いです。

過去を遡れば

2020年台風10号は観測史上最強クラスとネットで騒がれています。観測史上最強は1934年の室戸台風でしょうか?

記事を書いている現在は9月3日。10号が福岡に最も迫るのが9月7日。気象庁の9月3日21時時点での進路予想だと福岡市は予報円内に入っています。仮に予報円の中心を進行すれば150km西側を通過する感じでかなり深刻です。

予報円の範囲を通過する確率は70%です。

この台風について過去に発生した1961年の第2室戸台風1959年の伊勢湾台風1993年台風13号なんかと比べられていますが、これらは福岡市は通過しませんでした。福岡を直撃した台風というと私が体験した中では1991年の台風19号以来の強烈な台風かなあ。

記憶が曖昧ですが、1993年台風13号については最初はたしか福岡直撃と予想されていて、九州上陸時に最大風速50m/sで迫っていて心配していましたが、結局東に大きくそれて福岡市はほとんど風はなく無事でした。

1991年の台風19号は記憶がもう殆どないのですが、私が住んでた家は木造でしたが無傷でした。停電もなかったと思う。福岡市全体が無傷というわけではありませんが、私の生活範囲では大きな被害が出た感じはなかったです。

2020年の10号は福岡市を直撃しなかったとしてもかなり大きな台風レベルの風が吹き荒れるでしょう。台風には強い福岡市ですが今回ばかりは大きな被害が出る可能性があります。

福岡市は最大風速50m/sで吹き荒れるか?

9月3日の時点では、まだ気象庁の予報では福岡市の位置での風速はわかりませんが、福岡市は九州でも北にあるので基本的には鹿児島などより台風の勢力は弱いです。しかし弱ったとしても最大風速50m/sはあるかもしれません。瞬間的に60m/sを超えるところも出てくるかもしれない。

家の瓦が飛んでくる可能性もあります。立地場所や家の強度によっては木造の家屋は倒壊するかもしれません。電柱は関東などよりは風圧に強いですが今回は耐えられないかもしれません。

ただ、台風を何度も経験している福岡市民は台風の危険性はよくわかっているので、台風上陸時にむやみに外出する人は殆どいません。物流は止まります。市民センターなどは閉まります。コンビニなどは開いています。

福岡市は台風が来ても基本的に買い占めとかないですし、品切れは物流遮断以外ではほぼ起こりません。ですが今回来る台風は普通じゃないので、日頃備えていない人が水やペーパーや電池などを台風のために買っていくとすぐ品切れを起こす気がします。

台風は地震と違い、前もって来るのがわかる災害です。つまり避難対策がやりやすい災害であり、人的な被害は防ぎやすいのです。避難する時間がなかったという言い訳はできません。避難対策する時間はたっぷりあるのですからちゃんと避難して命を最優先にしないといけません。

気象庁ウェブサイト
https://www.jma.go.jp/jma/index.html

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