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南海トラフは5分で津波、今から引っ越さないと無理!

2011年の東日本大震災から8年、昨年も災害が多い年でした。

東日本大震災では津波の恐ろしさを勉強しました。近い将来南海トラフで巨大津波が来ることが騒がれ、国民は意識向上しました。

しかし8年経った今、興味は薄れ、すっかり心の中から南海トラフの危機が消え去り、通常通りの平和モードに戻っていませんか?今日明日で地震は終わりません、人々が忘れても地震は忘れてくれません、確実に近づいています。

今一度気合いを入れないといけません。

我々は、災害が起こるとそのカテゴリの災害の国民意識が向上します。地震が起きれば地震、津波が起きれば津波、台風が起きれば台風、水害が起これば水害、その都度、意識の向上はあるんですが数年経つとまた平和ボケモードへ。

結局ね、毎回3日坊主なんですよ。そのときだけ災害意識が向上しても意味がないです。

南海トラフ巨大地震は半端ねえぞ

想定出来る最大クラスの南海トラフ地震である南海トラフ巨大地震となれば、その被害は東日本大震災の比ではないです。南海トラフ巨大地震を想定した被害は2011年の東日本大震災の比ではありません。

日本の半分が揺れるぞ!

南海トラフ巨大地震の震度分布

(強震動生成域を陸側寄りに設定した場合)

出典:南海トラフ巨大地震の震度分布(気象庁)2019年9月29日閲覧

巨大津波は広範囲!しかも速いぞ!

南海トラフ巨大地震の津波高

(「駿河湾~愛知県東部沖」と「三重県南部沖~徳島県沖」に「大すべり域+超大すべり域」を2箇所設定した場合)

出典:南海トラフ巨大地震の震度分布(気象庁)2019年9月29日閲覧

将来の地震発生の可能性
地震の規模 : M8~M9クラス
地震発生確率: 30年以内に、70%~80%
地震後経過率: 0.83
平均発生間隔: 88.2年

出典: 南海トラフで発生する地震 (地震調査研究推進本部)

2013年の中央防災会議の報告によると推定死者2232万人

東日本大震災の比ではありません。

津波は最大で30mが予想されています。

ライフラインの被害もかなりのものになります。南海トラフ巨大地震が日本に与える影響は半端ないです。

太平洋岸は速いところで2–5分で津波が到達

太平洋沿岸の一部地域では速いところで津波は2–5分で到達

津波到達まで30分あった東日本大震災の時のように避難する時間はないです

5分で避難なんか無理です。睡眠中かもしれません。揺れが起きたらそれが南海トラフかどうかなんて住民には分かりません。

未来人じゃないんですから、揺れが起きて即座にこれが「南海トラフだ、すぐに避難だ!」なんていくわけがないですよ。

だから揺れが収まって、これがどこの地震なのかテレビなどで状況を把握します。それでもう5分超えます。南海トラフはその情報を得る時間すらないのです。これらの地域では津波避難対策なんて無理です。5分で開始したとしても間に合わないです。

数分で到達する地域で生活している人は出来ることと言えば今のうちに引っ越すことです。確実に生き延びる方法はそれしかないです。

数分で到達する地域の津波は規模も大きいです。仮に運良く生き延びることが出来たとしても、一帯は更地、家も職場もすべてなくなって避難所生活です。しかも避難生活は間違いなく長期化するでしょう。もはや人生は確実に狂ってしまいます。

今のうちに引っ越せば未来を変えることが可能です、今なら間に合います。

避難する時間が十分にある地域の人は避難経路などしっかり対策するべきです。

ですが忘れないで下さい。助かったとしても、津波で自宅を失えば避難所生活になるのです。

復興庁によれば、東日本大震災での避難生活者は8年経った現在でさえも5万人もいるのです。 大きい津波が来る地域の住民は津波被害が少ないとされる地域に引っ越すのが望ましいと思います。

東北から8年、国民はのんびりモードへ

2011年東日本大震災後、それまで平和に慣れていた全国の人々は地震と津波に関心を持ちました。

メディアは次々と災害を取り上げ、南海トラフが迫っていることが騒がれました。国民は災害対策に強い関心を持ちました。

しかし年を追うごとに人々の関心は薄れ、いつものように平和ボケが始まっています。あれから8年。今も継続して南海トラフ巨大地震対策に頑張ってるのは政府と地方公共団体だけです。

南海トラフ巨大地震が来れば避難所はパンクするでしょう。ライフラインは途絶え、道路は寸断、ガス・水道・電気が使えない、お店からは食料品などが消え、物資は間違いなく不足します。

規模が大きすぎて支援頼みではどうにもなりません。来るとわかっている災害なんです。何の備蓄もせず、実際地震が起きてから、食料足りない、水足りない、支援クレクレ君になってはいけません。

災害対策は支援頼り他人頼りではなく一人ひとりが前もって備蓄などしていかないと間に合いません

どうせ自治体などが食糧や水を配ってくれるから備蓄なんかしなくていい、というような考えは捨てるべきです。我々国民は危機迫る南海トラフにもっと関心を持つべきです。

東日本大震災の教訓を無駄にするな!

人々は忘れても地震は確実に来る

  • 1707年10月28日 宝永地震 M8.6 死者2万人
    南海トラフ全域の地震。


150年

  • 1854年12月23日 安政東海地震 M8.4 死者2000–3000人
  • 1854年12月24日 安政南海地震 M8.4 死者数千人
  • 1854年12月26日 豊予海峡地震 M7.4 死者不明


90年

  • 1944年12月7日 昭和東南海地震 M7.9 死者・不明者1200人
  • 1946年12月21日 昭和南海地震 M8.0  死者・不明者1400人
  • 東海地震は起こらず。

人々から南海トラフ地震への関心が薄れ忘れられても、南海トラフ地震は確実に近づいてきています。地震活動は今日明日、1年10年、100年1000年、我々の世代で都合よく終わったりはしません。また確実に来ます。

災害対策がただの国民ブームで終わったら何の意味もありません。

不安を煽る?いや呑気すぎだと思う、危機感を忘れるな

国民の南海トラフに対する興味はすっかり薄れていると思います。

政府や地方公共団体だけが一生懸命対策を練っていてもダメだ。こんなんじゃ東日本大震災の教訓は生かされない。

今の状態じゃ南海トラフ巨大地震が起きたときに大被害確実、そのとき国民は政府や地方公共団体のせいにする事はできないのだ。大切なことなので何度も言うが危機感は一時的なブームであってはいけない。継続していかないと何の意味もないのです。

今は過去。将来南海トラフ巨大地震で死んでしまった人も、今ならやり直すことが出来るんです!

今からの行動次第で人生を変えることが出来ます。将来津波で死んでしまう人も、今からやり直すことで生き延びることが出来るんです。つまり現在は、やり直しのために時間を巻き戻した状態なんです。

南海トラフ巨大地震には被害の予測マップがあります。私たちは先を読めているわけです。つまり災害を乗り越えることは可能です。行動次第です。

常に先を読む!

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