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水が不足する災害時の歯磨きはどうする?

災害時の歯磨きについての記事です。

災害時でも歯磨きは大切です。しかし限られた水しかない場合もあり、水は最小限にとどめたいところ。

検索すると水が不要である液体ハミガキがおすすめという記事も見かけます。他にも方法はないのでしょうか?

水が足りないときの歯磨き

水がまったくない環境(ですが仮にそういう避難生活があれば人間は死んでしまいます。)で歯を磨くなれば、別に歯磨き剤なくてブラシだけで磨けばいいです。それで十分です。

ペースト状の歯磨きの場合

歯磨きは以外に多くの水を使うなどという記事も見かけますが、歯磨きには大した水は使いません。

使う水は20cc

歯を磨いたあとに水20ccで1回すすぎます。以上、これだけ。飲み水から20cc拝借すればいいだけ。つまりペースト状の歯磨き剤で十分です。

どうしても気になれば2回すすげばいいです。それでも40ccです。

歯磨きに使う水は飲料用の備蓄した水を使用しても大した負担ではありません。水がなければ20ccのお茶でOK。

オススメの歯磨き剤はバイオフィルム内を殺菌するIPMPが入っているシステマEXです。

液体ハミガキを使って磨く

または液体ハミガキを使用します。

液体ハミガキの利点としては研磨剤が入っていないので歯を傷つけにくいこと。また液体ハミガキを口に含むと唾液分泌が促進されます。

ただし、フッ素は入っていませんので、フッ素による再石灰化や歯質強化は期待できません。ただし唾液にも再石灰化の効果はあります。

デンタルリンスには液体ハミガキと洗口液の2種類あり、とても良く似ていますので注意する必要があります。ただ、液体ハミガキではなく間違って洗口液ですすいだあとブラッシングしたら全く意味がないかと言うとそうでもありません。

問題は歯ブラシの衛生をどう保つか

水をほとんど、あるいは全く使わない歯磨きは可能ですが、問題は歯ブラシの衛生問題。

歯を磨いたあとのブラシは唾液がついていて、そのまま放置すると衛生的に良くないのでブラッシング後の歯ブラシは洗浄しないといけません。しかしその水がほとんどない。

どうするか?

  • 使い捨て歯ブラシを使う。
  • 歯ブラシに少量の水をかけて水分を振り払ったあとペーパーで水分を拭き取る。

使い捨て歯ブラシを使う方法。衛生的にはこれが最強です。ただし安価な品質であるため作りが荒く、歯や歯茎を痛めやすいかもしれません。ブラッシングは丁寧に。

歯ブラシに少量の水をかけて水分を振り払ったあとペーパーで水分を拭き取る方法は大まかに綺麗にはなるが衛生的にはやや不安が残ります。

歯ブラシを使わない方法

ローリーブラシで磨く

ローリーブラシは丸く小さな特殊ポリマーのブラシを口の中へ入れ、舌を使って動かしながら歯を磨いていきます。

ただし歯ブラシほどは綺麗にはなりません。また、ブラシを飲み込まないように注意しないといけません。

歯みがきシートで磨く

歯みがきシートを使う方法です。

これは割ととっつきやすいのではないでしょうか。これを災害対策としてストックしている人は多いです。

シートを指に巻きつけて指で歯をなぞります。歯垢のヌルヌルを取るには手軽です。ただし歯の溝の凹凸や歯の間の隙間などは取り除きにくいです。歯ブラシでのブラッシングには及びませんが緊急時の短期的な歯の清掃としてはありだと思います。

洗口液だけで済ませる

洗口液を歯磨きの代わりとして使用。すすいだあとは吐き出すだけなので水は不要です。

ただし洗口液で唾液中の菌は殺菌できても、歯についた歯垢(ここにミュータンス菌がいっぱいいる)は取り除けませんし、歯垢の中の菌は殺菌できません。

この方法はおすすめできません。

洗口液はあくまで就寝前の殺菌や、歯磨き後の仕上げ、または食事前の殺菌としての使用がおすすめで、歯垢が全く取れない以上、歯磨きの変わりには全くなりません。

個人的なオススメ

歯を綺麗にするには歯ブラシでブラッシングが最強です。問題は水が不足した状態では歯ブラシが水で十分に洗浄できないという衛生的な課題が残ります。水がないならば使い捨てブラシが必須となるかもしれません。

または歯みがきシートとデンタルフロスの併用です。

デンタルフロスは歯ブラシを使う場合でも併用をオススメします。

災害時の時を考えて、使い捨てブラシや歯みがきシートを揃えておくのは賢い対策だと思います。

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