私はテレビを持たず新聞も取ってないのでネットでメディアの記事を読むことは多い。
しかしメディアの記事ときたら、1,000文字にも満たない文字数ごとにページを分割してくる。3ページ、4ページ、多いときは5ページ以上。
さらに見出しも目次もなくダラダラと長い前置きが続き、記事タイトルの本題が記述してある場所がどのページに行ってもなかなか見つからない始末だ。とてもプロが作ったページとは思えないのが感想。
多くの個人ブロガーの記事は3,000文字でも1万文字でも1ページ構成のまま。そして見出しで区分されていてとても見やすい。1ページのみだとスクロールするだけで知りたい部分を探せる。
なぜ個人ブロガーの記事が見やすいのにメディアのプロの記事がこうも見づらいのか。
見る側としてはめんどくさい
記事のむやみなページ分割は読み手からすれば本当に見づらいし読むのが面倒だ。
その理由に「ページを捲る度に読み込みラグが発生する。」、そして「知りたい内容が探しにくい。」
どれだけ優れたサーバーであろうがどれだけ優れた高速ネット環境であろうが、ページを捲る際に0コンマ数秒であれ少なからずの読み込みラグが発生する。
例えば3ページまで読んで再び1ページ目に戻りたくなってしまえば読み込みラグが発生だ。ページを行き来する度にいちいちボタン操作してラグというのはだるくなってストレスになる。
おまけに前置きが長かったりしてどのページもどうでもいい内容で引き伸ばしてあり、記事の主題である知りたい内容がなかなか出てこないというのはストレスでしかない。
私はこのような記事では途中は読まずに一気に最後のページへ飛んでしまうこともある。
記事が1ページ構成であれば最初に読み込めばあとはラグがない。あとはスクロールのみで自由に行き来可能。つまり1ページ構成のほうが知りたい内容が探しやすく見つけやすい。
さらに見出してわけて、目次から目的の見出しまでクリックで飛べるようにすれば知りたい場所へすぐ行ける。しかしメディアの記事は目次がない場合が多いのでページ分割されて前置きが長いと本当に読みにくい。
ネットで検索すると、ウェブサイト、ブログの記事のむやみなページ分割は読者の離脱を招くことになり推奨していないとする声が多い。
ちなみに私の場合は1記事で1ページ構成です。ただ、記事にしたい内容があまりにボリュームが大きくなるときはページではなく記事そのものを分けることはあります。例えばアプリの紹介などで、「インストール編」と「使い方編」といったような感じ。
PV数稼ぎか?
メディアの記事が闇雲にページ分けされる理由に、PV数(ページビュー数)稼ぎというのがある。
たとえばグーグルアドセンスの場合、基本的に収益は広告をクリックした場合に発生しますが、実はクリック数だけでなく広告の表示回数でもインプレッション単価(CPM)というのが僅かに発生する。
一つの記事を1ページにせずにページを分割すれば、その分広告表示回数が増える。
メディアはこれを狙ってあえてページを多く分割しているのではないかと思います。
ページはむやみに分割しないほうが
たいした文字数でもないのに3分割も4分割も細切れにしたようなメディアの記事はもう読む気力が激減します。
まともに読んでいたら10秒おきにページを捲るような感じになり、ちょっと読んではページ移動、ちょっと読んではページ移動で本当にめんどくさい。
私はこういう記事では最初のページだけ読んですぐに去ってしまうか最初のページをちょっと見て一気に最後のページに行く感じ。あるいは全く読まずに去ることも。
プロが作った記事なんですからもっと読者の身になって考えページ構成を工夫してくれると見る側としては助かるんですが。